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ダンテ『神曲』読書途中の覚書 #6

今日は時間があったはずなんですけどね……昼寝しすぎました。

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・「地獄篇」の第三十二歌まで、読み進める
・いよいよ、地獄の最深部、第九圏(コキュートス)の描写が始まる。
・この作品が改めて、ラテン語に対する俗語による表現の挑戦であることがわかってくる。単なる詩、単なる物語ではなく、文学的な挑戦だったのだなあ、と。

・巨人の逸話とバベルの塔の話が繋がっている、ということがわかった。それにしても、すでにこの頃、高い塔を持つ教会をはじめとした建築物がたくさん作られていたみたいだが、西洋人の感覚として「塔を建てる」「塔を所有する」って、どういう感覚だったのかしら。
・ケルン大聖堂とか、建造した時に「神に対して不遜ではないか」とか思わなかったのだろうか。
・多数いる巨人たちのイメージって、『風の谷のナウシカ』の「火の七日間戦争」での乱立する巨神兵のイメージに繋がっていないだろうか。
・まあ、宮崎駿にしろ庵野秀明にしろ、ダンテの『神曲』は当然押さえているだろうしなあ。

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