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今週はずっと

今週はずっと、仕事でバタバタしていて、ほとんど短歌と向き合えなかった……「文学フリマ京都 7」で購入した同人誌の数々も読めないまま。

そしてやっと週末。この週末は思いっきり短歌と向き合うぞ、と。

などと言いつつ、今日は仕事が終わってからは、石ノ森章太郎の文庫版『佐武と市捕物控』第3巻と第4巻を読む。この物語の虚無の深さはなんなんだろうか……

特に、第4巻冒頭に収録された「熱い風」。盲目の按摩、市がその強さゆえに深く苦しむさまの心象風景の描き方が圧巻である。

石ノ森章太郎『佐武と市捕物控』……重厚で、とても一気に読める漫画ではない

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