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命をかけて作った #いえブ冬 ドラ無想りんねを振り返る

ついに公開されましたね、いえブ冬の無想りんねのメチャクチャな動画!いかがだったでしょうか?ぼくとしては、もうこれ以上のものは作れない...と現時点では思っています。現時点では。寿命がマジで縮みました。

今回は異様なこだわりを組み込んだつもりなので、ちょっと解説していこうと思います。

No.1 ご注文はジェームズ・ブラウンの死ですか? / LOLISTYLE GABBERS

序盤から飛ばしてきましたね。最初はロリガバさんの楽曲ではじめました。インパクト重視かつ、一発目でリスナーの心を掴むのはこれしかない!と思ったので。

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桜Trickのこの絵はめちゃくちゃいい感じにできたと思います。ぼくは美月お姉ちゃん派です。

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無想りんねちゃんとレイリンデル。そしてインステラ=ポンプさん。
ちなみにこの戦闘画面は、色んなゲームをモチーフにしてて、スマブラの一人用モード、今年プレイしたリバーシティガールズ、そしてポップンミュージックなど、ありとあらゆる要素のキメラ。

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無想りんねちゃん

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無想りんねちゃんは、2019年に誕生した無想りんねの架空の姿であり、競泳水着が好きすぎて常時着込んでいるという設定のJK...だったのだが、いつの間にかブルマのほうが好きって設定になった。なんでや。謎の青い角も生えてるけど、別に鬼の子ってわけでもないらしい。

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今年リリースしたワークス本の表紙も飾ってくれました。セクシー

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現在の姿。白ハイソックスがえっちで良い。

レイリンデル

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レイリンデルは、2011年にぼくがmixiで勝手に連載していたオリジナル4コマのキャラの一人として登場。存在があやふやで、実態があったりなかったりと、実に曖昧なキャラであった。名前の由来は、カナダのアヴァンギャルドメタルバンド「Unexpect」のボーカル、レイリンデルから。

何を食ったらこんな複雑怪奇な曲が書けるんだろう...。残念ながら今は解散済。

その後、畳色氏が制作した音源紹介動画「音々楽々のススメ!」に、チップチューン楽曲を紹介するキャラとして登場。ルー大柴みたいに、英語と日本語を妙にミックスした喋り方で他のキャラたちの度肝を抜いたのであった。

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2016年に出したワークス本の表紙も飾る。不敵な表情がすき

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そして今に至る。今のデザインは、片目が髪で隠れ、元々デカ目なおっぱいがさらにデカくなり、ちょっと表情が固くなった。セーラー競泳水着はユニフォーム。

インステラ=ポンプ

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インステラ=ポンプは、2016年に開催されたLOLISTYLE GABBERSさん主催のクラブイベント「WHATEVER WAVES」のフライヤーで初登場。名前からも察せる通り、Reebokのスニーカー「Instapump Fury」が元ネタ。カラーリングがまさにシトロンのそれ。

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そしてありがたいことに毎度フライヤーを担当させて頂き、ついにはM3でCDジャケットデビュー!今回の曲は、そんな贖罪MIXからセレクトしました。

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ちなみに今年、WW01のフライヤーをセルフリメイク。かっこいいインステラさんはここで確認できるぞ

CHARACTER SELECT

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突然のキャラクターセレクト。本当はちょっとしたストーリーを仕込みたかったが(ブレイクコア娘軍団が攻めてきたので、りんねちゃんとレイリンデルで退けるぞ、みたいな感じ)そこまではできなかった...。

ここのBGMは、Ca5さんの「Press Start」をセレクト。Memory of the Cartridgeに収録されている一曲で、まさに「今からゲームを始めます!」な雰囲気を醸し出す。

No.2 GOOD-BYE MY ROOTS / TAKUYA NAMBA

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TAKUYA NAMBA氏の最強の楽曲で本編スタート。本当はエンディングにしようと思ったけど、最初のほうが盛り上がるか...?と思い、最初に回したんだってさ。

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ルーツ

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ルーツちゃんは、2014年に立ち上がったロリコアレーベル「lolicore.jp」のBOF参加作品「Lolita Scaffold」にて初登場。不安げな顔しながら手からビームを放つという、なかなか尖った性格をしていた。

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その後lolicore.jpからリリースされたアルバム「GOOD-BYE MY ROOTS」のジャケでは真ん中を陣取る。表情もシリアスな感じになり、ボスっぽさが増す。

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それからしばらくは音沙汰なかったが、今年lolicore.jpからリリースされた「Reinterpret My Roots」のジャケで復活。競泳水着っぽいえっちなデザインに変更。今回のデザインは、このReinterpret My Rootsのコスチュームで、ポーズはGOOD-BYE MY ROOTSという、なんとも豪勢な感じになりました。


No.3 FIRE / Vaenus

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続けて登場するのが、VaenusのFIRE。無想りんねがまだtac-t!sだった頃、初めてインターネットレーベルにジャケを提供したのが、このFIREの収録されたVaenusとKenKoTaijiさんのスプリット「The Devilman's Cousins」だった。

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アメレント

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アーメンとエレメントの融合、それがアメレントの由来。目から謎の液体が出てくることで定評があるが、液体というよりはグリッヂのかかった煙か霧のようなものらしい。

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こんなのも描いてた。イベント会場限定リリースのKenKoTaijiさんのアルバムのジャケットになりました。

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その後も数々のブレイクコアイベントのメインを張るくらいビッグな存在になっていったアメレント。しかし、名前が決まったのは今年という...アーメン子ちゃんとか呼ばれてたなあ。懐かしい

No.4 Re:Turning Point / Pocotan

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続いて登場するのが、2020年になって電撃復活したレーベル「不可逆ハードコア(Returns)」の最新作「IRREPARABLE HARDCORE IS BACK」から、PocotanさんのRe:Turning Point。ガバはいいぞ

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不可逆さん2020

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不可逆さん...と便宜上書いたが、本名は謎。この子は不可逆ハードコアのジャケを何度も飾っていたキャラ「不可逆子」をモチーフに、これまで不可逆ハードコアでリリースされてきたジャケの要素をガンガン詰め込んだ結果誕生したキャラである。なお、不可逆ハードコアといえばチェーンソーだけど、今回は刀にしました。その、作画作業的に...。

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凛とした表情にへそ出し島風パンツがえっち。我ながらいい仕事したなあと思う。

No.5 Break Down / アクジ

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ガバ続きで、ガバキックの鬼アクジさんの曲をチョイス。あのおなじみの顔も実装。異様な存在感...

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地雷也メメ

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地雷女を描いて~というリクエストの元、誕生した地雷系女子「地雷也メメ」。アクジさんが主催したガバコンピ「THE GABBERS Vol.2」のメインを飾る。キレッキレのツンデレ演技が得意でハラグロで高飛車で負けず嫌いなお嬢様、みたいな女子のイメージ。衣装も白シャツロング黒スカート。ジャケは白黒だったけど、今回は色付き。


No.6 Aster / Kurokotei

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6曲目はガバから打って変わってアートコアに。ぼくがクラブサウンドに興味持ったのは、まさにアートコアが始まりなので感慨深い。

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フレイヤ

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フレイヤは、様々な音ゲーで活躍するKurokotei(黒皇帝)のアルバム「Into The Void」で初登場。蒼い炎を操るゴスロリ魔女をイメージ。このジャケ依頼でKurokoteiを初めて知ったのだけど、めちゃくちゃ好みの曲を作る方で超絶びっくりした覚えがある。

なおこの曲はBOFU2017参加曲でもある。BMSプレイヤーはもうプレイしてるかな?


No.7 Time Machine / Yktr a.k.a *-Teris

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前半ラストソング、Time Machine!シリアスな曲が続いた中、フューチャーベースのポップなサウンドが前半最後を飾る。

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グラフィリウム

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グラフィリウムは、2017年にOMOIDE LABELからリリースされた「Souvenir EP」で初登場。人生初、フューチャーベースのジャケ担当ってことで、当時YunomiさんやAiobahnさんを聴いていたぼくは大興奮。とにかくストリートアートみたいな、ヤバい要素マシマシ全部盛り!みたいなジャケになった。この子だけ地味に登場シーンが違うのだが、お気づきになられただろうか?グラフィティの精霊なので、ちょっと電波っぽい要素をぶっこんだのであった。

No.8 KB Mad Megamix / KUBUS

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ここでボーナスステージ。スーパーティッケータイム発動。ファンコットのビートをどう刻むか悩んだけど、結局普通に2ビートを叩いたのだった。

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KBちゃん

まんまるピンクのファンコット

KBちゃんは、無想りんねが2018年頃から突然カービィちゃんの擬人化に目覚めて誕生。へそ出しホットパンツ姿にしてニヤニヤする時を過ごす。
その後紆余曲折あり、なんと大日本ティッケー軍のカービィファンコットアレンジCDのジャケットに採用されることに。大躍進である。

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イラストはワドルディの擬人化とセットのカービィ26周年記念絵。ちなみに、どっちも性別は不明...らしい。このワドルディちゃんも、このCDの裏ジャケにちょっとだけ登場している。

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ちなみに、カービィの擬人化はもう10年以上前からやっていた。今回はまさかの3回目のリメイク。そして一番理想に近いカービィになったと思う。


No.9 XI More Fuck The System / DJKurara

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DJKuraraくんとはもう随分長い付き合いだ。はじまりは、ぼくがツイッターで見かけた、RADIO ACTIVE HARDCOREのジャケ募集ツイートに無理やり突っ込んでいったら、その後「Retour des hardcore bombardements」のジャケを担当させてもらったことだと思う。

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ネクロマンダラ

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そんなネクロマンダラが初登場したのは、DJKuraraくんとKenKoTaijiさんがコラボしたスプリット「DARK INDIVIDUALITY SPLIT」である。今回演奏した「XI More Fuck The System」もこのアルバムが初出。ネコパーカはクララくん、片腕に乗る悪魔は胎児さんをイメージしている。悪魔に取り憑かれてしまったネクロマンサーって感じ。闇属性。

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その後登場はあまり無かったが、既に述べた会場限定DARK INDIVIDUALITY SPLITをはじめ、このcoreKrave Compilation 2017-2018などにちょいちょい登場している。


No.10 Fallen Heaven / Supire (ex:Spire)

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同じイラストレーターであり、コンポーザーとしても積極的な活動を行うSupireくんの楽曲をセレクト。彼の曲では、これが一番ストレートでソリッドですき。ちなみに名前が(ex:Spire)となっているのは、この曲はSpire名義でリリースされてたから、その名残である。

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使者と怪物

実はこのキャラだけ、無想りんねのキャラではない。Supireくんのイラスト「使者」の女の子をお借りしてきたのだ。

元イラストは天使の翼だけど、それを強引に化け物の翼にしてしまった無想りんねに4832437423434ギルティ。でも理由はあります。この曲が収録されたコンピがそういうジャケだからです。

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DJKuraraくんが主催するレーベル「SADISTIK NOIZE ASYLUM」のリリースである「SADISTIK NOIZE ADDICTION VOL.2」のジャケを無想りんねが担当したのだが、その時キャラの背後に写っていたこの化け物達を起用。使者と融合させたのが今回の立ち絵なのだった。ちなみにこの化け物は、スカルガールズのダブルが元ネタ。とてもそっくり。


No.11 狐火夜行 / TAROLIN

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アザマンレコーズで初めてジャケを担当したときから1ファンとして楽曲を追っていたたろりん氏の楽曲をチョイス。2015年に初登場した楽曲だが、その後何回か本人によりセルフリミックスされて現在に至る。今回は無想りんねがジャケデザインを担当した「狐火ノ宮」の狐火夜行をお借りした。

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狐火宮狐(きつねびみやこ)

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狐火ノ宮

狐火宮狐のデザインは、無想りんねがかかわったこの2つのジャケが元ネタ。OKITSUNE Break EPはたろりん氏のアザマンデビュー作で、イラストレーターであるソーマくんがイラストを担当。狐火ノ宮は、かの片霧烈火さんをfeat.した楽曲をはじめ、たろりん氏の高品質和風ブレイクコア曲がたっぷり味わえる名盤。イラストは碧さん。どちらにも「狐火夜行」が収録されているので、聴き比べるのも面白い。

また、宮狐が持っている御札は、たろりん氏が主催したアジアンテイストコンピ「東風混沌都市」の意匠が元ネタ。こちらは、CDカバーデザインを無想りんねが担当。

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No.12 オアシス210 / 栄免建設株式会社

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今ノリにノッている建設業者系アーティスト「栄免建設株式会社(現:栄免建設)」の楽曲で後半を〆る展開に。最後に大暴れしたかったんだ。

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アーメン施工用アンドロイド(通称:ウィンニー)

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元々は2017年に栄免建設さんが企画、デザイナーぴにょんくんとグルになって作ったポスター「全国アーメン週間」のキャラクター。建設会社の安全週間ポスターが元ネタで、デザインもそれを基調としている。この当時は名前はなく、今よりクールでシリアスな感じだった。

なんとCVもついている。浅木式さんの声、いいよね...。

その後しばらく登場は無かったが、ここにきてまさかのバージョンアップをして再登場。

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一応今回のモデルは「アーメン施工用アンドロイド:ウィンニーver.2.0」という風になっている。きっとこの後も様々なモデルが生み出されることだろう。ちなみにウィンニーという名は、かつてアーメンブレイクを生み出したあのThe Winstonsが元ネタ。

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なお、この楽曲が収録されているmiso-nicomi recordsのコンピ「miso-nicomi collection vol.1」も無想りんねがイラスト&デザインを担当。みそレコからも何か曲をやりたかった...次回作があればやりたい。


ENCORE : Little Prince Loves You / EeL

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今までは無想りんねがアートワークを担当した楽曲が中心だったが、ここから、アートワークを作ったとか、デザインしたとかそんなことは関係なく、無想りんねのルーツを辿るステージに変化。無想りんねちゃんとレイリンデルが対決するキャラクターも「N.O.A」という、全くどこにも登場したことのない謎のキャラだ。一体何者なのか?

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※ミスがありました。この曲のバナーのタイトルが「Little Prince Love"rs" You」になっていました。失礼いたしました。

N.O.A(ノア)

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EeLのLittle Princeのジャケ要素を身に纏い、まるでガラクタ世界の王子みたいな風貌のキャラ、ノア。

正体は、過去の無想りんねその人である。かつてインターネットに初めて進出したときのハンドルネームが「ノア」であり、その時のアバターが彼だったのだ。20年前には既に原型ができていて、無想りんねキャラとしては最古参の人物である。今の無想りんねちゃんと同じ立場だったのだ。

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この時点でちょいタネ明かししてるけどね。

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これが誕生したてのころのノア。当時は服に謎の模様をつけたり、謎の装飾をつけるのがマイブームだった。その腰回りのいろいろはなんやねん

「Little Prince Loves You」について

Ryoma Maeda氏がリリースした楽曲「Little Prince」のセルフリミックス版。原曲とは違い、ラストでエモみ大爆発フレーズをかき鳴らしながら爆走するという無限に泣いてしまう展開に変わっている。

この曲...Little Princeに出会ったのは、ポップンミュージックで777に出会って少し経った後。そして、ブレイクコアというジャンルを知る一つのきっかけになった。実は、この曲は動画を作っている途中に急に思いついて追加したものであり、当初はworld's end girlfriendの「Les Enfants du Paradis」を演奏する予定だった。奇しくも前田兄弟セレクトになっていたのは、多分偶然ではないと思う。 wegにもEeLにも、新しい世界へ旅立つためのあらゆることを教えてもらったんだ。


PREMIUM ENCORE : felys -final remix- / onoken

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遂にラストステージへ!無想りんねの心の底に眠っていたのは、これまでのどのキャラとも違う、暗闇に淡く蒼く光る「ザ・ノスタルジア」という謎の球体だった。これは一体何なのか?そして、この後何が待ち受けているのか!?無想りんねちゃんとレイリンデル、最後の戦いがはじまる!

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※タイトルにミスがありました。正式名称は「felys final remix」でした。失礼いたしました。

THE NOSTALGIA(ザ・ノスタルジア)

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イメージ的には、あらゆるゲームのラストに君臨する「なんだかよくわからないけど今までとはまるで違う雰囲気をもつラスボス」星のカービィスターアライズのエンデ・ニルや、星のカービィシリーズに登場するダークマターとか...ほとんどカービィじゃん。だがこいつが違うのは、悪の魂ではなく、浄化、郷愁、叙情、懐古などといった、きれいで懐かしくてエモい気持ちの集合体ってこと。

また、イラストレーターとしてだけではなく、デザイナーとしての無想りんねも組み込みたかったというのもある。キャラクターのいないジャケも何度も制作しており、その度に「あっこれラスボスのダンジョンぽい」と思っていたのは内緒。

「felys」について

ぼくが語る必要があるのか?みんなのほうがonoken氏についてもfelysについても詳しいんじゃないか???と思ってしまうくらい、音ゲー界隈、そしてクラブミュージック界隈を激変させたレジェンドな一曲。

(今年めでたく引退した)AdobeのFlashを使った動画が全盛期だった頃、クリエイター「み~や氏」が作った「ガラクタノカミサマ」という動画があった。み~や氏は、かの403の「Southern Cross」や「Northern Lights」を使った「Nightmare City」で一躍大人気になったあの人である。

もはやインターネット基礎知識みたいな立ち位置に...

その「ガラクタノカミサマ」で使われていたBGMがfelys。み~や氏はどんだけ世に影響を与えてんねん。ガキンチョだったぼくは、その異様に美しい、しかしどこか哀愁さすら感じさせるサウンドに囚われて、しばらく現世に帰ってくることができなかった。

その後ポップンミュージックにドハマリしてボカボカゲーセンでゴリラのようにボタンを叩く無想りんねの前に現れたのが、そう、onoken氏だった。BMSコンポーザーがついに公式の音ゲーに参戦してきたのだ!今となっては全然珍しい事じゃないけど、当時はそれはそれはすごい衝撃だったのだ。えっ!マリオとピカチュウとロックマンとドラクエ主人公とFF7のクラウドとスト2のリュウとソリッドスネークとパックマンが同じゲームでバトルするの???みたいな。そんなゲームあったらすごいね!あるけどね。

その後onoken氏は正体をちょいちょい隠しながらあらゆるゲームに曲を提供していたが、2018年、あの"felys"がピアノの鍵盤を模したコントローラを操作する音ゲー「ノスタルジア」に収録されることに。衝撃だった。ガキンチョの頃、狂ったように聴いていた曲が公式のゲームでプレイできるとは...!とニヤニヤしていたら、ものスゴイスピードで他の音ゲーにもバンバカ移植され笑ってしまった。展開早すぎワロタ。

そして今年、SEGAのmaimaiやチュウニズムに、この「felys final remix」が収録。これまで様々なバージョンがリリースされたfelysだが、これが最終形態と言わんばかりに、ありとあらゆるエモ要素をブチ込んできた、最強のfelysが爆誕した。ずるくない???未だにこうやってアップデートしてくるの、ずるくない???

てなわけで、ぼくの半生は「felys」と共に生きていたといっても過言ではないので、もう絶対この曲は最後にやるんだ、と心に決めて挑んだ。奇しくも2020年でFLASHが引退したこともあり、「FLASHありがとう、今まで楽しい時間をありがとう」と伝えたい気持ちになった。


これにて終了。無想りんねの2020年のラストは、これまで繋がってきた人たちへの「感謝」と「リスペクト」を込めた内容にした。どれだけ込められたかわからないけど、とにかく、今見てくれた全員に「ありがとう」を伝えたい。無想りんねがここまで大きくなれたのは、見てくれる、応援してくれる、依頼してくれるみんながいたからだ。

Otherman Records主催であり、今回のいえブ冬を開いてくれた邪神さん。ぼくをインターネットレーベルという、広い世界を連れ出すきっかけを作ってくれて、本当にありがとうございます。全ては、The Devilman's Cousinsがきっかけです。

難波拓哉くん!!!!ロリコアジェイピーをはじめ、たくさんのリリースに誘ってくれてありがとう!!!Antinomie BASSのリリース、今もめっちゃ聴いてます。

そのThe Devilman's CousinsのFireを作ったVaenus。本当に素敵な曲をありがとう。7年経った今も、ものすごくリピートしているよ!

同じくThe Decilman's Cousinsのアーティスト、KenKoTaijiさん。LmPのリミックスも本当にありがとうございます。今回は演奏できなくて本当に申し訳ないです。しかし、必ずいつか、ドラムで胎児さんの曲を演奏します!

Login Records主催のpocotanさん。Gensou Bangersや不可逆ハードコアリターンズで誘ってくれて本当にありがとうございました!東方アレンジも不可逆ハードコアも、どちらも本当にやりたかった案件だったんです。

アクジさん!!!いつもガバキックネタで笑わせてくれてありがとう。でもそれ以上に、すごく丁寧に連絡くれたり、M3会場に行けなくても「大丈夫やっとくから!」と気前よく返事を返してくれて、すごく頼もしかったです。

黒皇帝!そして黒皇帝とぼくを引き合わせてくれたSotui!二人のおかげで、また新たな活躍の世界が広がりました。本当にありがとう!

Yktrさん!そしてOMOIDE LABEL主催のYZOXさん!OMOIDE案件は、いつも全く新しいジャンルを担当できてとても楽しかったです。また誘ってください!

KUBUSさん!大日本ティッケー軍をはじめ、ルービックキューブの方でもぼくを誘ってくれて本当に嬉しかったです。大ファンコットまつりは残念だったけど、いつか必ず、会場が「ティッケー!」でいっぱいになる日が来るに違いない...!

DJKuraraくん!RADIO ACTIVE HARDCOREに突撃したあの日から、たくさんのリリースに呼んでくれて本当にありがとう!またラーメン食いに行こう!今度は巣鴨の蔦な!!!!

Supireくん!ずっとぼくの作品を追いかけてくれて本当にありがとう...!ヤバイコアで言ってもらったいろんな言葉が、今のぼくの力になっているよ!合作しようぜ合作!

Tarolinさん!デビュー作から何度も呼んでくれて本当にありがとうございます!!前も言いましたが、たろりんさんの音楽は唯一無二の音楽なので、これからもめちゃめちゃ応援したいです。いつかポケモン遊びしたいっすね...!!!

栄免建設さん!!!絶対この人はバズる!と以前から確信してましたがそのとおりになってニヤニヤしてます(笑)ポスター、マスク、アンドロイド!様々なデザインに携わることができて光栄でした!

Ryoma Maedaさん!EeLの777からぼくのブレイクコア人生は始まりました。Little Princeを経て、The Commom People、FANTASTIC SUICIDE、そしてRomantic Suicidersなどなど、多くの楽曲やアルバムが、ぼくの原動力になっています。

onokenさん!あなたの楽曲が、ぼくの全てを狂わせてくれました。数年前の冬コミで斜め向かいのスペースになってお話させて頂いた時の、柔らかな笑顔と力強いサムズアップは一生忘れません。

急に呼んで見に来てくれた友人たち!新年早々からほんと時間をとらせちゃって申し訳なかった...!でも、いつも応援してくれて本当にありがとう。みんなの言葉が、ぼくの力になる。

2021年、無想りんねはこれまで以上にパワーアップできるよう、一層精進していくつもりです。だから、どうか、見守っていてください。「人」と「作品」を繋げる、架け橋になれるように。がんばっていきます。

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