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考え過ぎ?……あのcover曲のわけは?

もうあのライブから4週間も経つんですね。
私の住む町も昨日から少し涼しくなり、やっと真夏が通り過ぎたかなと感じます。
……が、私たち風さんファンはいまだにあの熱の中にいて、「ワシらの夏終わらんくね?ずっと終わらんくね?」って感じでしょうか(笑)

あのライブと言えば、1曲だけカバー曲がありました。
湘南乃風の「恋時雨」です。
フルコーラスでなく一部だけでした。この部分↓

サヨナラ愛しき人 サヨナラ愛した人
愛する事がこんなにも つらいなんて知らずに
照らし続けてくれ太陽 俺の涙が乾くほど
ウソみたいだが もういない…
夏の終わりの恋時雨

湘南乃風『恋時雨』より

その後美しいピアノの調べは「死ぬのがいいわ」のイントロへと自然に繋がっていきました。

……なんで?
と思った人、私の他にもいるでしょうか?

なぜ唐突にカバー曲、しかもほんの一部。
なぜににこの曲のこの部分?

風さん自身の曲には全くと言っていいほどラブソングがない。
「満ちてゆく」は初めてのラブソングと本人は言うけれど、MVは母親への愛になっていたし、歌詞を読む限りにおいても恋愛の枠を飛び出してもっと大きな愛を歌っているようにもとれる。

そんな風さんがなぜ?
ライブの流れ的にも、このカバーが必要不可欠であったようには感じないのだけど。
ずっずさんのdiaryによれば、ここは3つのセクションのうちの「ダンスセクション」の終盤あたり。
次の「青春セクション」に繋がるパートだ。
青春だから?
ちょっと恋愛っぽい歌詞入れてきた?
メロディも切なくて。

え、もしかしてこれ、風さんの意向?
え、もしかして、さよならした人がおるん?
……なんて余計なお世話考えた人、私の他にもいますか?(笑)

もしそうだとしても、私は否定的に捉えているわけではないのです。
むしろ、風さんの年齢だったらもっと恋愛ソングあっていい。
もっと書いてもっと歌っていい、そのほうが自然だと思うのです。

少し前にXでは風界隈がちょっとざわついた。
風さんがSNSで、女性アーティストとの恋愛を匂わせたとかなんとか……。
私は個人的には匂わせなんて思わなかった。
でも仮にそうだとして、仮に誰かとお付き合いしていたとして、それが何なんw
自然なことじゃないか。
昔のアイドルじゃあるまいし、人気のために恋愛禁止なんてこと、ないでしょうに。
音楽のみならず彼の容貌も性格も素晴らしすぎて、若い女性ファンがときめいてしまうのは分かりますけどmore……。
急激に知名度が上がり人気急上昇の風さんが、窮屈な想いをせず伸び伸びと誰かと恋愛してたら嬉しいんだけど。

話が逸れました!

とにかく、仙人のように達観した死生観の、導いてくれるような曲は、(私をはじめとする)オバチャンにはたまらなく刺さる。
エモ過ぎるコードやメロディラインと相まって、スーッと心に沁みてくる。
ある程度(もしくは思いっきりw)歳を重ねたリスナーには、共感したり感動したりする内容ばかり!
「帰ろう」「特にない」「旅路」「ガーデン」「それでは、」「grace」「花」「満ちてゆく」「Feelin' Go(o)d」……and more.
他にもあるけれどキリがないからやめておこう。
(と言うか本当はほとんど全部!)

おそらく精神性の高さ、オトン様の話や本からの知識、それに続く自身の思索など、様々なものが彼の詞の世界を作り上げていると思います。

が、藤井風ってまだ若干27歳ですよ!
悩んだり葛藤したり、恋したりフラれたり(…それはないか、風をフル人とかいるのか?)……若さゆえの苦しさをそのまま書いても良いんじゃないかと思ったりします。

誰かを好きだという気持ちには、エゴも嫉妬も隠れているでしょう。
それでも、やはり尊いものだと思います。
あの切ない気持ち、愛しい気持ち、苦しい気持ち……そういう、今しか書けない歌も聴いてみたいなぁと思うんです。
恋愛って、人を愛する心の第一歩だと思うから。
もっと大きな愛を歌う人から見たら、取るに足りないと感じてしまうのなら、それはちょっともったいないなぁと思ったり。

聞く人を少しでも幸せな気分にしたい……と思ってやっている風さん。
あなたのピアノとあなたの声が奏でるなら、どんなに切ない愛の歌を聴いても、私たちは幸せなんよ。

話がずれまくりましたが、さて、あのカバー曲を挟んだ訳は?
ずっずさんの「あとがき。」の中でも、そのことには全然触れてなかったなぁ……怪しい(笑)

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