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吹奏楽コンクール課題曲マーチ系の奏法攻略法

こんにちは!MusicSchool~楽~です。

今回は、吹奏楽コンクール課題曲マーチ系の奏法攻略法(フルートパート)をお伝えします。

2018年課題曲「虹色の未来へ」を題材にお話ししていきます。       (著作権の関係上、音を変更しています。)

マーチは毎年課題になりますので、2,3曲題材に基礎をマスターすれば、ほぼ全てのマーチを上達させることができます!

第1回目の今回は、課題曲マーチ系の奏法攻略法「虹色の未来へ」編をお伝えします。(お持ちであれば楽譜の用意をお願い致します。)

中級者以上にとっては当たり前の説明もありますが、難易度が低いところでこそ、しっかり演奏できないと点数が下がりやすくなります。また、これまでの指導経験上、意外と出来ていないことが多いのです。大人数で演奏する吹奏楽では、自分の音が聞き取りづらかったり、個人でレッスンを受ける機会が少ないため、出来ていない事に気がつきにくい傾向にあります。経験豊富な先輩こそ一度見直す機会にこちらの記事を読んでみるのはいかがでしょうか。

記事を読んでいただき、質問などありましたらぜひ一度スタジオに遊びに来て下さいね!

それではスタート!

3小節目:

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こちらの様な形はマーチ以外でもフルートではよく出てきます。

注意1:Esは左の人差し指が上がっているか                 ※No.10「Esの練習」

注意2:最初のEsの音でタンギングをしているか

注意3:トリルの音。トリルは「書いてある音」と「その一つ上の音」で演奏する決まりになっています。ここが意外とみんな出来ていない!この楽譜で説明すると、BとCのトリルになります。このトリルは簡単なので間違えが少ないと思いますが、改めて全トリルを見直してください。また、ここではブリチアルディキーを使っている人と使わない人で指使いが異なります。

※「吹奏楽フルートパートのための基礎練習」の楽譜で練習すると、効果が上がるページを表示しています。

8小節目:

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注意1:スラーの終わりの音(B)を短く切っているか。作曲者や作曲時期により多少異なりますが、「スタッカートやアクセントの前のスラーの最後の音」は短く切って演奏します。ここではBの音です。また、切り方は、次の音に合わせます。聞いている人から「B C C C D」は同じアーティキレーションに聞こえる様に揃えます。※No.7「響き」

連符がうまく出来ない理由1:Desの時、キーから離れている指が多いため、フルートが安定せず、フルートがぐらつくことで音の粒を揃えられないことが原因の一つにあります。持ち方を見直しましょう。

連符がうまく出来ない理由2:息をまっすぐ入れることを忘れています。この連符の音の上がり下がりや音価が短いことから、息をまっすぐ入れることを忘れがちです。息はBに向かって入れる様にします。

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練習方法:指が難しい箇所では、指に意識がいくことでお腹の支えがなくなり、息が不安定になります。下記の楽譜のように音を減らして「息の流れ」のみの練習をします。息の入れ方に慣れてきたら、連符を入れて楽譜通りに練習します。その際指が難しくなっても、お腹を意識した息の入れ方に注意しながら行いましょう。

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この練習方法は多用できるので、他の箇所も確認してみましょう。

18小節目:

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注意:このフレーズを滑らかに演奏できているか。

練習方法1:こちらもさっきと同様で息の入れ方に注意します。下記のように音を減らして息の流れを確認します。

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その後、楽譜通りに演奏しますが、上記2箇所を特に注意しましょう。

この部分の説明は難しいですが、知っているとピッチ合わせなどにも使えるのでぜひ理解してくださいね!

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