記憶の秘密①
記憶に関しての本や研究は多いし、日夜探究されているテーマだと思います。
その中で、実体験として私が役に立った記憶に関しての勉強法を書いてみます。
☆つまるところ、右脳を使えるかどうか
何らかの天才性は右脳と関係しています。
左脳を使った勉強法はどんなものかと言えば、英単語帳の1ページを、一日、5つや10あたりに数を決めて、今日はこれを覚えると、丹念に繰り返すような方法かと思います。
右脳を使った方法は、とにかく数をこなしていく、ササーッと単語帳を読んでいくというか、見ていく。仮に一日に300語、サーっと読む、覚えようとしない。それをエヴィングハウスの忘却線に従うかのように、少し時間をおいてもう一度同じ作業を繰り返す。覚えやすいものなら、3回目くらいの遭遇で印象に残り、同じように他の本などで出くわした時に、フワーっと意味が蘇る。
記憶には法則性があり、覚えた形でしか出て来にくいというのが原則ではないでしょうか。
単語帳で活字としてだけ見てたものを、急に口から言うのには脳が情報変換を要するので、実践で使いにくい。 なので、単語帳見ながら単語や例文を口に出す癖は必須かなと思います。(会話にも通じたい場合)
仮定法の仕組みを文法の本で読んでみて分からなくても、実際に何回か使った経験があったり、仮定法を使った文章を読み馴染んだり、数度聴いたりしていれば、それに対応した形で使えたり、ということがあります。 聴き馴染んだものを自然に自分も言えたり、単語帳で何回か見た印象が、他の記事で見かけた時に自然と蘇る。
実践で使えるかどうかは、文法書の表などの演繹的記憶によるのではなく、実際経験、個別の帰納法的体験から来るものだと思います。
クラスメイトの名前は毎日会うので自然に全員分覚えてしまいますが、この感じですね。 くりかえし、薄い形でも(さっと見る・読む・聴くなど)、何回か間を置いて触れると馴染んでくる。その反対の方法が前述の通り、今日は5単語、とか決めて、一日で覚えるぞ、というやり方ですね。
特に外国語は無数のボキャブラリーと出会っていくことになるので、このやり方は試験には適すことはあっても、 実践で使わなくてはいけない場合は少し厳しいでのはないかと思っています。
本気で単語を覚えたいなら、薄くても良いから、間を置いて何度か出会う、 一日で覚えようとは思わず、 1週間、10日くらいのスパンを設定してでも、徐々に新しいクラスメイトの名前を覚えるように馴染ませていくこと。
そうすると、自然に使える力となります。
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