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キララな雰囲気に胸がときめく! 初花凜々、シンガーソンガー
【キララな雰囲気に胸がときめく! 初花凜々、シンガーソンガー】
こんにちは!
最近、スマホを見ていたら、、
偶然この曲の You Tube があがってきました。
そういえば、最近聴いてなかった!
久しぶりに聴いてみて、すごく心に響きましたので今回取り上げさせていただきます。
その曲とは、、
SINGER SONGER(シンガーソンガー)の「初花凛々」。
それでは、
まずは先入観を抜きにして、お聴きください!
〈 SINGER SONGER, 初花凜々 〉
いかがでしたか?
伸びやかなボーカル
キラキラしたサウンド
ノスタルジックな映像
など、曲の中に惹き込まれませんか?
シンガーソンガーというと分からない人もいるかもしれませんが、
Cocco(こっこ)とくるりといえば分かっていただけるのではないでしょうか。
シンガーソンガーは、こっことくるりのメンバーを中心に、2004年に結成されたバンド。
2005年5月にシングル「初花凜々」
続けて2005年6月にアルバム『ばらいろポップ』
をリリースしました。
![](https://assets.st-note.com/img/1708099928602-V5fGf9HaIK.jpg?width=1200)
そんなシンガーソンガー唯一のシングルが「初花凛々」。
この曲の魅力はその「キラキラ感」。
楽曲全体を通して、キラキラしたサウンドに彩られ、そこに、こっこの存在感のあるボーカルが縦横無尽に響き渡ります!
「なんてキラキラした曲なんだ!」
私は初めて聴いたとき驚きました。
春の暖かな日差しを思い起こさせるような優しくキラキラしたサウンドが胸に染みいってきます。
![](https://assets.st-note.com/img/1708138912059-YVXQQRf9ER.jpg?width=1200)
あのね、、
Coccoとくるりのコラボって最強だと思うのです。
Cocco のボーカルって、伸びやかでつややかですよね。
聴く人の心に染み込んできます。
Cocco といえば、1997年リリースのセカンドシングル「強く儚い者たち」で一躍名を上げました。
私が教えている大学生たちがまだ生まれる前の曲だなんて!
月日の流れを感じます。
というか、今聴いてもまったく色あせてない!
最近流行りの軟弱な曲たちをすべて凌駕するほどの完成度の高さだと思います!
〈 Cocco, 強く儚い者たち 〉
一方、
くるりはじわじわ人気が上昇してきたイメージがあります。
私の感覚だと、2001年リリースのシングル「ばらの花」あたりから、
CDショップで目立つようになってきたり、街中でくるりの音楽が流れるのが気がつくようになりました。
「ばらの花」はスローテンポな曲で、ガツンとくるような攻撃的な曲ではないのですが、
聴けば聴くほど味わい深い。
ふわふわ夢心地な楽曲。
しかも、
ちょうど機材の進歩とあいまって、サンプリングなどの手法が音楽シーンに普及してきた時期。
録音したメロディーを逆回転で再生させるなどの技法も、パソコンで簡単に出来るようになってきた時期です。
そんなこともあり、特にこの時期、くるりはサウンド的に実験的な音楽を創造していました。
しかも、、
「ばらの花」はバックのコーラスで、スーパーカーのフルカワミキさんが参加してるのです!
そんなこともあり、独特の浮遊感のあるハーモニーが実現しているのです!
〈 くるり, ばらの花 〉
そんなわけで、
Coccoとくるりのコラボは最強なのです!
シンガーソンガーの「初花凜々」は、、
作詞・作曲・ボーカル Coccoと、サウンドプロデュースのくるりによる珠玉の楽曲。
いや、奇跡の楽曲なのです!
![](https://assets.st-note.com/img/1708141553435-eNQ679vm3O.jpg?width=1200)
ところで、、、
「初花凜々」の MV (ミュージック・ビデオ) の中で、
メンバーたちが電車に乗って、のんびりするシーンがあります。
草原の中をゆっくり走る小湊鉄道 (こみなとてつどう)。
自然の香りを感じます。
次の場面を見てみてください!
![](https://assets.st-note.com/img/1708084757779-9q1DZG9yrC.png?width=1200)
この写真を見て、何か感じませんか?
うーん、なんだろう。
最近の私たちと比べてみると、
日常に見えて、ちょっと違うような、、
そう、、
写真の中の乗客たちが、携帯を見てないことです!
この曲がリリースされた 2005年には、もう携帯電話はありましたし、社会に広く浸透してました。
私自身も携帯電話を持つことに、めっちゃ抵抗していたのですが、
周囲の人々がみんな持っているので、仕方なく、この前年に購入しました。
ただ、、
この頃はガラケーでした。
だから携帯電話は持っていても、今のように四六時中スマホを見ているような感じではなかったのです!
そういえばガラケーの頃は、メールを打ったり、電話をしたり、基本的なことをしたら携帯を閉じていたように思います。
SNS や You Tube も今ほど普及していませんでした。
(この頃、ネットはパソコンで見る人が多かったように思います)
先日、、
私が電車に乗っていたら、座席に座っているほとんどの人がスマホを見ていました。
気がつけば私も、スマホをパラパラ見ていました。
最近の私たちが、いかにスマホ中毒になっているかということを、
久しぶりにこの MV (ミュージック・ビデオ) を見て、改めて気づかされました!
MV (ミュージック・ビデオ) の中の Cocco のように、電車の窓から外を眺めてのんびりする。
そんな「ゆとり」を大切にしたいですよね。
![](https://assets.st-note.com/img/1708102486172-5tfkf1b6ye.jpg?width=1200)
歌詞ですが、
「ピンク」と言わずに、「桃色」と歌うところが Coccoらしいなぁと思いました。
しかも、、
「ハロー、ハロー、ハロー」
こんなにシンプルな歌詞なのに、
なんて心を揺さぶられるのだろう!
そんな魔法のような楽曲。
何度でもリピートして聴きたくなります。
それまで私は、Coccoも、くるりも、どちらも好きでしたが、
まさか両者がコラボするなんて微塵も想像していなかったので、
まさに青天の霹靂。
うれしいサプライズでした!
内心、、
もっと、もっとシンガーソンガーとして活動してほしいなぁ、と願っていましたが、
シングル1枚とアルバム1枚をリリースした後は活動していません。
なんだか寂しい。
![](https://assets.st-note.com/img/1708103341771-JG1YqSpqyD.jpg?width=1200)
ただ、、
今や「初花凜々」の MV (ミュージック・ビデオ) がいつでもどこでも You Tube で見れる時代。
Coccoとくるりがコラボした「瞬間」は、MV (ミュージック・ビデオ) として「永遠」になったのです。
動画には、メンバーたちの幸せそうな表情があふれています。
もしあなたが、、
うかない気持ちの時は、ぜひシンガーソンガーの「初花凜々」を聴いてほしい。
きっと、優しくエネルギーを注入してくれるでしょう。
というわけで、
もう一度リンクを貼っておきますので、お聴きください。
それでは、また!
〈 SINGER SONGER, 初花凜々 〉
■ 執筆者 : 松岡 学(数学者)
■ 音楽のかからない音楽番組
ラジオ風 you tube番組の『音楽のかからない音楽番組』。
番組ではジャンルを問わず、琴線に触れた音楽をお届けしています。
このときの配信では、
シンガーソンガー「初花凛々」
スターダストレビュー「オラが鎮守の村祭り」
について語っています。
ぜひお聴きください!
〈 音楽のかからない音楽番組 〉
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