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なんてオシャレなんだ! ポップな気持ちになりたいときは、フリッパーズ・ギターの『カメラ・トーク』を聴こう!

こんにちは!

暑い日々が続きますが、いかがお過ごしでしょうか。

今回のテーマは、、

ポップな気持ちになりたいときに聴きたい音楽

そして、、

このテーマで私からのお勧めは、、

フリッパーズ・ギターのアルバム『カメラ・トーク』。

この暑い夏に、爽快な気持ちになれるオシャレポップなアルバム。

1990年リリースのセカンドアルバムです!

フリッパーズ・ギターは、小山田圭吾さんと小沢健二さんからなる音楽ユニット。

そして、言わずとしれた渋谷系の元祖。

60年代を中心に往年の洋楽を巧みにサンプリングして取り入れるという手法を大胆に取り入れ、それ以後の音楽シーンに絶大な影響を与えました。

今や伝説的なグループですが、オリジナルアルバムは、3枚しかリリースしていません。

1枚目は全英語詞、3枚目は玄人好みの抽象的な内容。

2枚目の本作は、洋楽の影響を受けながらも日本語詞で聴きやすく、ポップなサウンドが特徴です。

初めてフリッパーズ・ギターを聴く人は、このアルバムから聴き始めるといいでしょう。

気がつけば、、

フリッパーズ・ギターが解散してから30年ちょっと経ちました。

今の若い人は知らない人もいるかもしれませんが、アルバム1曲目の「恋とマシンガン」は、きっと聴いたことがあるでしょう。

フリッパーズ・ギターのセカンドシングルですが、最近でも CM によく使われるほど、定番中の定番曲だからです。

スウィング・ジャズ風のこの曲を聴いてもらえれば、フリッパーズ・ギターの

センスのよさ
オシャレさ
洋楽からの影響

などを感じていただけます!

イントロを聴いただけで胸が弾む名曲です。

〈 恋とマシンガン 〉

アルバム2曲目はアップテンポな「カメラ!カメラ!カメラ!」 。

フリッパーズ・ギターのサードシングルです。

「恋とマシンガン」「カメラ!カメラ!カメラ!」という鉄壁の出だしでアルバムがスタートします!

この2曲を聴いただけで、もうフリッパーズ・ギターの世界に浸れます。

〈 カメラ!カメラ!カメラ! 〉

そういえば、、

夏の曲って、Jポップの世界には山ほどありますよね! 

でもね、、

無数にある夏の曲の中で、この曲ほどオシャレな曲はないのではないでしょうか。

それは、、、

「Summer Beauty 1990」

小山田圭吾さんがハイトーンボイスで歌うこの曲は、オシャレさがハンパない!

この曲を超えるオシャレな夏ソングは、Jポップの世界に存在するのだろうか?

そんなふうにさえ思える最強の1曲です!

〈 Summer Beauty 1990 〉

7曲目の「Big Bad Bingo」は、ゆったりしたサウンドで、フリッパーズらしい曲調。

90年代のクラブミュージックの香りがします。

私自身、どちらかというと、サウンド重視で曲を聴く傾向があります。

それはおそらく、、

フリッパーズ・ギターを始めとした渋谷系アーティストに大きく影響を受けているからだと思います。

〈 Big Bad Bingo 〉

10曲目の「南へ急ごう」は、

ひたすら「ダバダバ」歌っている不思議な魅力の曲。

フリッパーズらしい曲です。

あのね、、

それまでの私は、、

テレビから流れてくる、Aメロ、Bメロ、サビといったきちんとした構成と歌詞の曲に慣れていたため、

フリッパーズ・ギターの縦横無尽の音楽に、

「なんて自由なんだ!」

と、驚きとともに憧れを抱きました。

本当に、、音楽って自由なんですよね。

フリッパーズからは、そんな自由さや清々しさを感じます。

〈 南へ急ごう 〉

アルバム最後の曲は「全ての言葉はさよなら」。

まさに、、

アルバム全体を通した、音楽の旅のラストを飾るかのような曲。

最近は、配信で1曲単位で曲を聴く時代。

このようにアルバム単位で音楽を聴く機会は減ってきたのではないでしょうか。

そんな時代だからこそ逆に、

フリッパーズ・ギターのアルバムを、

曲順を気にしながら、最初から最後までオシャレな音楽の旅と思って楽しんでもらえればと思います。

〈 全ての言葉はさよなら 〉

なお、、、

2006年に再発されたリマスター版の CD には、ボーナストラックが3曲追加されています。

サービスかもしれませんが、個人的には、オリジナル版を忠実に再発してほしいと思っています。

なぜなら、、

最後の曲「全ての言葉はさよなら」で、アルバムが幕を降ろしたと思ったら、、ボーナストラックの曲が始まり、もはや気持ちがついていかないからです。

そんなアナログ人間の私でした。

というわけで、

何かオシャレでポップな音楽はないかなぁ、、

と思っている人は、ぜひフリッパーズ・ギターのセカンドアルバム『カメラ・トーク』を聴いてほしい。

他にも、、

何か作品作りをしている人にもお勧めです。

フリッパーズ・ギターの想像力あふれるポップサウンドは、きっと、あなたの作品作りに刺激を与え、創作意欲が格段に増すでしょう。

それではまた!

■ 執筆者 : 松岡 学

■ 音楽のかからない音楽番組

FMラジオでパーソナリティをされているくわっちと私による you tube番組です。

2人のオススメ音楽を紹介しています!

昨年末の配信では、クリスマス・年末をテーマに、

くわっちが、嵐の「カイト」
私が、フリッパーズ・ギターの「スライド」

を紹介しています。

ぜひ、お聴きください!


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