想像力がかきたてられる! 雨の日に聴きたい 崎谷健次郎 VS メレンゲ
こんにちは!
今年はすごく早く梅雨明けしたと思いきや、台風や何やかんやで、雨の日が続いています。
結果的には、梅雨明けしていないのと同じ状態ですよね。
そんな中、「雨」や「水」をテーマにした曲を、今回はご紹介いたします!
きっかけは、くわっちのこのツイートでした♪
さすが崎谷健次郎さんのファンのくわっち、素敵なツイートですね!
先日、このツイートに刺激を受けて、、
オシャレポップ対決をさせていただいたのでした!
崎谷健次郎さん「Laughter in the rain」(雨に微笑みを)
VS カヒミ・カリィさん「エラスティック・ガール」
そのときの記事はこちらです♪
それでね、、
今回はこの記事の続編です。
崎谷健次郎さんとの音楽対決第2弾!
崎谷健次郎さんの「水に眠る」に対して、私も「水」や「雨」をテーマにした曲を持ってきて、対決します!
最初に、崎谷健次郎さんの「水に眠る」の紹介です♪
この曲は、1988年リリースの崎谷さんのセカンドアルバム『Realism』(リアリズム) に収録されている楽曲です。
くわっちは、先ほどのツイートで、次のように表現されていましたよね、、
絶賛ですね!
気になったので、私もさっそく聴いてみました。
すると、、、
まさに静寂、、、
私は雨の情景が心に浮かびました。
崎谷さんの息づかいが聴こえてくるような、繊細で想像力がかきたてられる楽曲。
静かな部屋で聴きたい。
それに、
詩的な歌詞。
心が洗われるような繊細な楽曲。
くわっちが推しているのが分かるような気がします。
崎谷さんご自身は、セルフ・ライナーノーツで、次のように書かれています。
フランス印象派
神秘的な曲想
ハーモニーのマジックの森
オフィーリアの物語
心象風景のイメージフィルム
なんだか幻想的ですね!
〈 セルフ・ライナーノーツはこちら 〉
それでは、、
ぜひあなたも、静かな気持ちで聴いてみてください。
〈 崎谷健次郎, 水に眠る 〉
次に、
私が、崎谷健次郎さんの曲に対して選んだ曲は、
メレンゲの「声」。
メレンゲは、ボーカルのクボケンジさんを中心とした2人組のバンド。
前回の音楽ラジオでも紹介させていただきました。
メレンゲの「声」という曲。
この曲は、、
「水たまりに浮かぶ星、踏みつけて消えた」
「平べったい石を選んで 向こう岸に投げた
3回跳ねて 沈んだ想い」
など、「水」を思わせる歌詞もありますが、しかしながら、曲自体が「水」や「雨」テーマにしているわけではありません。
にもかかわらず、、
この曲を聴くと私は「水滴」や「雨」の情景が一面に浮かぶのです!
しかも、、
崎谷さんの曲のように、この曲も極めて繊細なんです!
後半の間奏やエンディングで鳴っている、多分、ピアノだと思うのですが、、
静かに、
「ぴちゃん、ぴちゃん … 」
と響いているところは、水滴が落ちている映像が浮かびます。
なんて繊細なサウンドなんだ!
静かな部屋で、ひとりそっと聴きたい。
内面深くに染み込んでくる楽曲。
この曲を聴いていただくと、クボケンジさんがいかに繊細な内面かが分かります。
この曲は、2003年リリースのインディーズ・セカンドミニアルバム『少女プラシーボ』に収録されているアルバムの曲。
崎谷さんのセルフライナーノーツに対抗して、、
私は、このミニアルバムの帯に書かれた GOING UNDER GROUND の松本素生さんの言葉を紹介させていただきます!
私はこの言葉に後押しされて、このミニアルバムをジャゲ買いしたのです!
こちらも静かな部屋で、ぜひお聴きください。
〈 メレンゲ, 声 〉
というわけで、今回は「水」や「雨」をテーマにした曲を紹介させていただいました。
私も文章を書いていて、気持ちが「水」や「雨」でいっぱいになってきました。
この2曲を聴けば、
素敵な雨の日が過ごせそうですね!
それではまた!
■ 執筆者 : 松岡 学
■ 音楽のかからない音楽番組
FMラジオのパーソナリティのくわっちと数学者のまっちゃんによる you tube番組。
2人の琴線に触れた音楽を紹介しています。
昨年の梅雨の時期に収録した番組では、
「雨・透明感」をテーマに、
八神純子さん「みずいろの雨」
ストレイテナー「鱗」
を紹介しています。
ぜひお聴きください!