親友を紹介してみる 第2弾
前回初めて書いてみた「SNSで繋がった親友を紹介してみる」という企画。俺としては続ける気満々だったが、実はもう書けないと思っていた。「紹介されるのなんて恥ずかしいから嫌だ」と言われると思っていた。
ところが第1弾の発表直後に「私のこともぜひ書いてほしい!」と言ってくれたフォロワーさんがいた。仮にこの記事ではYさんと呼ぶことにする。
Yさんに「本当にいいの?」と確認をとったところ、改めて快諾してくれた。それどころか「ドラゴンくんが私についてどんな印象を持っているか分かるのが楽しみ!」とまで言ってくれた。今回はそんな心地よいプレッシャーの中、Yさんという人を紹介しようと思う。
今回は、見出しと目次をつけてみました!
きっかけ
前回Sさんについて書いた時「SNS上だけで言うとNさんよりも付き合いが長い人」だと書いた。このYさんもそうである。というか、Xで初めて繋がってくれたのがYさんである。
当時の俺は、新たな友だちを求めてXを始めたばかりだった。Nさんは施設を辞めたらフォローすると約束してくれていたが、実際にそうなるまでは単なる社交辞令だと思っていた。だからXで話せる新しい友だちがほしかった。せっかく始めたし。
しかしそこは女性が苦手なドラゴンである。なかなかアプローチがかけられず、1か月くらい誰からもフォローしてもらえなかった。このままではいけないと思って、当時Xのアイコンで一部顔出しをしていた、eighterのYさんにアプローチしてみた。
誤解のないように書いておくと、顔出しをしている人をあえて選んだのは「いい加減に女性に対する苦手意識を克服しなきゃ」と思ったからである。男性か女性か分からない状態で話すのと女性だと認識して話すのとでは、こちらの緊張具合がまるで違う。決して下心ではないし、女性に慣れていないからまず下心が持ちたくても持てない。そこら辺、誤解しないでくださいね。
話が逸れた。Yさんに「フォローさせていただくのでよければ繋がってくれませんか?」とメッセージを送った。彼女の反応は早く、すぐにDMでのやり取りが始まった。
印象
はじめから「年上の女性」が相手だと分かっていたので、ガッチガチに緊張しながらやり取りしていた覚えがある。覚えがあるというか、数年経った今でも実はそうなのだ。
Yさんの印象をひと言で表すなら「近所に住んでる大学生のお姉さん」という感じだ。俺の女性に対する尋常じゃない緊張具合も優しく受け入れてくれる。障がいのことについても、何も気にしていないと言ってくれた。それどころか「フォロバしてもらった初めての方です」というメッセージに対して「光栄です!」と返事をくれた。その時の俺の喜び方はとてもすごかったらしい。親に「うるさい」と怒られたほどだ。
Yさんのおかげで、SNSは楽しいものだと思えるようになった。最初に相互フォロー関係になったのが彼女で本当によかったと思っている。
ちなみにYさんの推しは、関ジャニ∞の村上信五くんである。会話や日々のつぶやきのの至るところに村上くん愛が溢れている。俺がYさんを尊敬するポイントのひとつでもある。
俺は何度も書いているように、推しのグループがたくさんある。もちろんそれでもいいんだと自信を持ってファンを名乗っているが、Yさんのように一途に1人(1組)を応援し続けられるのもとても羨ましい。
かといってその他のグループについて全く知らないわけでもない。つまり、いろんなグループを見た上で「やっぱり私の推しは村上信五くんで、関ジャニ∞だ!」と決めたということ。そこまで1人の人を愛せるのが羨ましい。きっと恋愛をするのにも、好きになったら一途なんだろうなと思う。
そしてこれは本当に俺個人の印象だが、Yさんは文章表現がとても可愛い。彼女はお酒を飲むのが好きで、よく向こうが酔っ払いながら相手をしてくれる時がある。そういう時の彼女の文章は、とてもひらがなが多くなる。そして方言も多くなる。
俺なんかは(自分で言うのは違う気もするが)チョロい男だ。ちょっとしたことでキュンキュンしてしまう。もう少し真面目な言い方をすると、「この人は俺を本当に信用してくれたんだな」と思える。だからとても嬉しくなる。そして、小説を書く時の参考にもなる。「女の子に可愛いセリフを言わせたい」と思った時には、Yさんの普段のメッセージを参考にしている。もしかしたらYさんはこういうことを言われるのは恥ずかしいかもしれないが、「正直な文章を書いてほしい」とYさんからリクエストがあったので書かせて頂いた。
エピソード
ここからは、Yさんとの印象深かったエピソードを書きたい。
繋がって少しした頃だろうか。彼女から突然メッセージが来た。それも一度に大量に。
あまりの勢いに少し押されながらも内容をじっくり読んでみると「ものすごくショックなことがあって、もう生きていく自信がない」というようなものだった。正直軽い体調不良くらいのことだと考えていた俺は少しパニックになったと思う。
彼女の必死な訴えに対してどのような返信をしたのか、具体的には一切覚えていない。ただその時抱いていた「大切な友だちを失いたくない」という気持ちは今でもはっきりと思い出すことができる。
俺とYさんはあの時、お互いの本音というか、素をさらけ出せたんだと思う。だからこそ今でも仲良くできているんだと俺は信じている。
メッセージ
最後に、Yさんにメッセージを。
いつも自分から話しかけにいけなくてごめんなさい。本当はもっとたくさん話したいけど、あなたと話すときはいつまで経っても緊張しちゃうんだ。さっきも書いたけど、言葉の選び方がとても女性的で、普段からキュンキュンさせてもらってます。でも「こいつ下心あんじゃん」と思われるんじゃないかと心配で、うまく話せないんだと思う。
これからは、もう少し自分を出しながらあなたとたくさんやり取りできたらいいなと思っています。俺からもたくさん話しかけにいくね! もしも俺とのやり取りで嫌なポイントがあったら、遠慮なく指摘してほしいです。これからもずっとよろしくお願いします!