名曲699 「線路は続くよどこまでも」【森の木児童合唱団】
ーーあなたの線路の上に何を走らせるーー
【せんろはつづくよどこまでも】
元々はアメリカ民謡だったことを知らなかった私。鉄道好きとしてはいただけない。「線路は続くよどこまでも」はてっきり日本の曲だと思っていた。そう言われてみればアメリカの雰囲気も感じる。スケールの大きな、長い長い線路が思い浮かぶ。
この曲は今日に至るまで多くのアーティストがカバーしてきた。私は小さいころ、上記の動画のビデオを持っており、それを繰り返し擦り切れるまで見たものだった。鉄道好きになる要因の多くは幼少期の環境だと思う。私は知らず知らずのうちに電車大好き人間になった。両親もそういう気はなく、ただ見せていただけだったと思うのだが。
その中でもこの曲は最後のほうに流れていた記憶があり、ここまで見続けたご褒美、いわば最後のフィナーレのように感じていたものだった。小さい子にとって30分(実際何分あったのかこれがわからない)は大長編である。集中力の限界を間もなく迎えるころに流れる透き通る歌声は爽快そのものであった。
それにしてももう一度見たいなあ。ビデオはもう捨ててしまったのだ。擦り切れてしまって。
あったあったあった! これが私の持っていたビデオだ。さすがYouTube、ありがたやありがたや。コメント欄を見ると、20代後半で見ていた方もいるらしく、同志もいた。過去に取り上げた「おじいさんのでんしゃ」もここからピックアップしている。ドマイナーだけど超名曲なのでぜひ聴いてみてください。
今回の曲は特筆すべきことはいい意味で特になし。線路を「歌う」と表現したのが素晴らしいところ。電車が走るさまはまさに歌っているようですな。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?