名曲682 「SARA」【FENCE OF DEFENSE】[シティハンター2]
ーー愛するセイラさんへーー
【City Hunter - Sara】
『シティハンター2』に限らず、シティハンターシリーズは数多くの曲を生んだコンテンツだ。以前にも取り上げた小比類巻かほる、大沢誉志幸、岡村靖幸など、当時の人気歌手が携わっている。おいおい、最も有名なグループと曲があるだろうとお思いの方、後々に書きますのでお許しをっ(画面が止まり前奏が流れる)。
今回はFENCE OF DEFENSEの「SARA」を紹介。放送時は「セイラ」だったようだ。番組の後半からオープニング曲として使われたのだが、どうやら最終回まで駆け抜けたようである。27話から63話までだからなかなかの長さだ。人気があったことがうかがえる。
1988年から約1年3ヶ月にわたって放送されたのだが、シティハンターが大人気だったので続編が手掛けられたようだ。ちなみに私は世代ではなく、生まれたころにはブームも落ち着いていた。それでもちょくちょく過去の名曲で取り上げられるし、いつ聴いても「ゲッワイエンタフ!」と盛り上がりますなあと……ん?
そう、実はシティハンターというと、もう隠さずに書いてしまうがTM NETWORKの「Get Wild」が圧倒的に知名度が高いのだ。シティハンターといえばもう猫も杓子もこれ。2や'91の存在をかき消すばかりにほかの曲が紹介されないのである。
だからこそ今回の曲なり、ほかのオープニング曲(エンディングのほうが有名なのはきわめて珍しい)のポジションは弱い。知らない人も多いはずだ。これはねえ、由々しき事態なのですよ奥様。
この曲はカラオケで歌いやすく、サビも盛り上がる(いきなりサビというのが爽快感抜群だ)のでオススメ。私も定番のひとつだ。「Get Wild」に負けずに歌われてほしい。一強状態をなんとかしてほしくも思う。
ところでセイラさんって日本にどのくらいいるのだろうか。もし恋人がセイラさんだという男子諸君はメモメモ。なんだけれどもパッと思い浮かぶ知人や芸能人が出てこない。シティハンターに憧れた世代、つまり30代前半の女性に多くいてもおかしくないかなあと思ったがどうなんでしょ。影響というと「北斗の拳」はよく聞くのだが。