名曲379 「H.P.S.J.」【mihimaru GT】[ボボボーボ・ボーボボ]
ーーヒップ・ホップ・ステップ・ジャンプ!ーー
【mihimaru GT - H.P.S.J.-mihimaru Ball MIX-】
mihimaru GTと聞いて懐かしさを覚える方も多いだろう。現在は活動休止中、もう8年が経過している。20代はきっとお世話になったはずだ。2000年代後半はミヒマルが天下を掴みかけていたのだが、某アイドルグループの台頭によってじわじわと影が薄くなっていった印象がある。気が付いたら活動休止していた、そんな存在であった。
このグループの代表曲といえば間違いなく「気分上々↑↑」だろう。いまでも街に出れば……流れてない。うーむ、では「オメデトウ」はどうか。クレヨンしんちゃんの映画主題歌にもなった曲だ。大人なhirokoという新たな一面もあっていい曲である。……知らないですか。クレしん映画の中でも影が薄いほうの主題歌ですかそうですか。ん、誰ですか『オラの花嫁』がイマイチだからヒットしていないって言った人は。ちょっと同意してやろうじゃないか。
正味な話、じわじわと人々の記憶から消えていっている真っ最中だと思っている。そのうちキセキを歌っていた緑色のグループや放牧していったいきもの系グループもそうなってしまうのだろうか。
そこで今回はデビュー間もない元気な曲を紹介。ボボボーボ・ボーボボのエンディングにも起用されていたので知っている人も多いだろう。むしろあの曲がミヒマルだったのかと驚く人すらいるかもしれない。
かく言う私もボーボボから知った。このエンディング映像は大好きだった。いきいきとした動きは見ていて飽きなかったし、ちょうどこのあたりはストーリーも重く(当社比)なってギャグも減って(当社比)きたので、そうだったこんな楽しいアニメだったんだというのを再確認できたのである。映像が好きになれば当然曲も好きになる。
この曲が出た当時の2004年はまだmiyakeがサングラスをかけておらずhirokoも素人感がある。そういった意味で新鮮だ。まだ大ブレイク前の貴重な作品ながらこの完成度は驚きである。そりゃ業界が放っておけないなあと。
ちなみにhirokoは今年の4月に活動を再開したようだ。現在は37歳。まだまだ実力は衰え……えっまだ37歳なのか。てことは20代前半で大ブレイクしたと。いやはや天賦の才である。
【今日の名歌詞】
なし
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?