名曲841 「SIX COLORS BOY」【雛形あきこ】[劇場版クレヨンしんちゃん]
ーー透明感抜群の軽快ソング。名作には名曲がそこにーー
【SIX COLORS BOY - 雛形あきこ (Full Ver.)】
SIX COLORS BOY - 雛形あきこ (Full Ver.) - YouTube
クレヨンしんちゃんの映画を人に勧める場合、私は1996年以降から2004年までならどれも面白いと話す。クレしんガチ勢なもので全作品を複数回観ている身からするとそこは真剣にいきたい。その期間は第一次映画クレヨンしんちゃん黄金期なのである。その流れを作り出したのはこの曲の作品である「ヘンダーランドの大冒険」である。96年放映だから古いと不安と思ったお方、保証します。面白いです。
作中にちょくちょく出てくるのが実は雛形あきこ。当時はアイドルとして全盛期のころで、いまの橋本環奈ポジションじゃないかと予想する。個人的にはめちゃイケのイメージだったが、とてもかわいかった。この曲もサブリミナル的に浮かんでしまう。
歌詞がもうえぐい。ほんのひとフレーズだけ記すと「気にしているの 年下な事 ふいに黙った横顔 ドキドキしたのは まぶしい日射しのせい? 急に大人びた仕草で とまどわせないで」。ええ、ほんのひとフレーズ。
なんてエモいのかしら。青春。絶妙な構図である。個人的には歌詞の破壊力がたまらなく、それで名曲度合いがグーンとアップしたのである。
メロディーも普通に悪くなく、元のハードルを下げていたからか不満は一切なし。神曲ラインかと言われると正直賛否両論なのだが、思いっきり主観を交えてしまっている。ご了承くださいな。
映画の出来が良すぎるのもあるか。これも語りたい。ねっとりと小一時間くらいよさをアピールしたい。一番人気なのはババ抜き~追いかけっこだけど、そこもいいけどあそこっすね。しんのすけアクション仮面カンタムロボぶりぶりざえもんVSス・ノーマン・パーの戦い。あれがねえ……ペラペラペラ……。