名曲596 「It's Raining Men」【The Weather Girls】
ーー海外は何もかもがパワフルだーー
【The Weather Girls - It's Raining Men (Video)】
最近では韓国の勢いがすごい。芸能エンタメではもう日本を上回るのではないかと思う。言うなればアジアを代表する存在。なんだか悔しいようでもあり、興味ないとも思ったり。日本のコンテンツが落ちたというより、大衆に愛されるスターが不在になってしまったのだと思う。例えばSMAPのような。これから生身の人間で敵わなくなったとわかってどんどんアニメが伸びていくのかもしれない。ちょっと悲しい。
海外に目を向けてみると、日本の小ささを実感する。よくいろいろなヒットメーカーの伝記を見てみると、海外で得た発想を元にしているケースが多く、それだけ新鮮さ、衝撃があったのだと推測する。私もアメリカの影響を少し受けてモノ作りをしようとしている。頑張るぞ。
今回は「敵わなねえなあ」と思った一曲を。The Weather Girlsはアメリカの女性デュオで、1982年にこの「It's Raining Men」で大ブレイクした。ソウルフルな歌声とアメリカサイズのビッグなボディー。そしてダイナミックなダンス。
何もかもが日本人には不可能だと感じるクオリティだ。当時のPVもどことなくチープで味わい深い。
{It's raining men! Hallelujah! It's raining men! Amen!}
雨の男というだけあって空から続々と降ってくるさまを想像すれば、ハレルヤと叫びたくなる。歌い手が女性なので、女性にとってのパラダイスの曲かと思いきや、実は意味合いが異なるらしい。
それは「ゲイ」の曲であるということ。確かにPVの男たちが妙に筋肉質だし、生々しい感じの性的な風貌だ。映像内で一部、女性たちを追い払っているような描写も、それを連想させてしまう。
日本では御法度かもしれないが、海外はこういったマイノリティーな性に関しても積極的に取り扱って(皮肉や風刺を交えて)いるような気がする。つい最近話題のバズライトイヤーがそうだ。もちろんゲイの存在を悪とする国もあるくらいだし一概にはいえないが、日本はまだまだまだまだ平等に扱われておらず理解が足りていないと思う。肉料理か魚料理かくらいのテンションでゲイだと言える世界は、私が生きているうちは無理だろう。
話が脱線しそうだが、要は海外はすごいということである。私は海外旅行が嫌いなので決して現地には行かないが、いまはYouTubeなどのネットでいろいろ知れる時代。目の前の電子機器を使って格安旅行もオススメだ。
【今日の名歌詞】
It's raining men! Hallelujah!