名曲665 「なっとうをおいしくたべるには」【ジェームス小野田/原田亜希】
ーー納豆が嫌いな子はこれを聴こうーー
【【ひらけ!ポンキッキ】ジェームス小野田・原田亜希「なっとうをおいしくたべるには」】
ミュージカルはそこまで興味がない。間違いなくハマる体質なのだが、どうも出会いがないもので。いや、あった。大昔に聞いていたではないか。思い出したぞ。
今回の曲は皆さんも小さい頃に聞いたことがあるのではないだろうか。私も恐らく3歳くらいには聞いていたはず。上の動画は妙によく覚えている。ただ、年々忘れていって最終的にはサビの部分しか映像を覚えていなかったのだが、今回の記事で無事に取り戻した。
子どもは納豆が嫌いなタイプが多い。この時に苦手意識を持ってしまうと直すのは困難だ。そこで天下のポンキッキーズが生み出した納豆を好きになってもらおう計画の曲である。よくできている。
私も苦手になるかどうかの瀬戸際を迎えた時期があった。そこで母が見せてくれた(勝手に見た?)のがこの映像。納豆をおいしく食べるかどうかではなかった。嫌われ者のあの納豆が、どうやって納豆になったかの生い立ちをストーリー仕立てでテンポよく説明してくれたのである。
そして私は興味を持った。納豆にあの仲間たちを入れて食べてみたいとねだったのだ。確か、かつお節は気に入らなかった。ねぎ(あさつき)は母が面倒だったからか記憶になさすぎている。からしは付属でついているので好きになったが、当時は刺激が強かったので敬遠していたような気もした。
そして食べるたときにあのサビが思い出されるのだ。華やかでゴージャスで幸せに包まれているかのような。そうして私は納豆が好きになった。この曲に出会っていなかったら好きにならなかっただろう。
それにしても人類で最初に納豆を食べた人間は意味がわからないとまで思う。どうしたらそんな発想に至ったのか。当時はタレもなくてまずかっただろうに。いろいろな食材を見て思うのだが、なんでこれ食えるんだろうと思うものもあったりする。そういった天才たちのおかげで我々の食生活が成り立っていると思うと感慨深い。ちなみにこの曲は当然令和でも通用するので、ぜひ教材にどうぞ。
【今日の名歌詞】
おもえばこれまでながかった あいとなみだのひびだった なっとうさんはさいしょから なっとうだったわけじゃない ふるさとはたけをあとにして だいずはしゅぎょうのたびにでる