名曲441 「ルネッサンス情熱」【国安わたる】[ミスター味っ子]
ーールネッサンスと聞けば、情熱が浮かぶ。味男爵ーー
【ミスター味っ子 OP「ルネッサンス情熱」 フル full ver】
ミスター味っ子はいまでも笑いと飯テロを提供してくれるありがたい作品だ。前回(といってもだいぶ前)はエンディングテーマを紹介したので今回はオープニングテーマを紹介。こちらも国安わたるが歌っている。
{ルネッサンス情熱 僕のこの手は いつも何かさがし燃えてる}
この曲は作詞松本一起、作曲国安わたるという構成。これは調べずとも作詞作曲者が違うなとわかった。理由を書こうと思ったが見当外れになりそうなので秘密。
サウンドも国安わたるの声質もかなり80年代後半風。当時はこの声質が流行っていたのか、ほかのアニソンも似た感じを見受けられる。個人的にはかなり好みだ。
{エンドレス深呼吸 一人一人が 熱い息を持っているさ 何だって出来る ルネッサンス情熱 僕のこの手は いつも何かさがし燃えてる}
サビのさわやかさは素晴らしい限り。アニソンとしてでなく、普通に売り出してもよい出来ではないだろうか。このころは1987年。アニソンとJ-POPの境界線がなくなってきた時代である。ルネッサンスをどう見るかだが、ミスター味っ子と結びつく歌詞の表現はほとんどない。
それはそれで受け入れるしかないのだが、ちょっと寂しくもある。
さて、ミスター味っ子は30代以上の方なら知名度が高そうだが、20代以下は微妙なところ。ちょっと紹介してみたい。
ボボボーボ・ボーボボなみに面白い。料理系の作品だと、最近では『トリコ』や『食戟のソーマ』が有名だが、ミスター味っ子ほどの飛び抜けた表現力を有しているかというと、そうではないだろう。スタッフはいい意味で頭がおかしい。
ただのギャグアニメかと思いきや、その下準備も面白い。ちょっと大げさなのは食べているシーンだけなのだ。うんうん、人の口から炎が出たり火山噴火なんてよくあることである。
そもそも何が美味しいかなんてそれぞれよ。私は200円台のカップラーメンを食べるだけでテンション爆上げ大満足である。ルネッサンス情熱のテーマが流れてしまうのだ。
【今日の名歌詞】
誰にも明日は見えないから 夕陽を見上げて素顔になる Bikeで季節を追い越す人 美術館に通う少女