名曲707 「ラムのラブソング」【松谷祐子】[うる星やつら]
ーーまさかの2期に驚く20代男性ーー
【ラムのラブソング】
つい最近、私の中で衝撃のニュースが飛び込んできた。Twitterを何気なく見ていたらうる星やつらの文字が。ん、どうしたそんな古いアニメを出して。
何事はこちらのセリフじゃー。まさか2期が出るだなんて。驚き桃の木山椒の木。雷が落っこちた。
うる星やつらは1981年から1986年まで放送された。80年代を代表する高橋留美子作品である。主人公のラムちゃんがセクシーで、インパクトは絶大だ。内容を見たことはなくても姿を目にした人は多いと思う。恐らく露出度は怒られないギリギリのものだったのではないかと。まちこ先生とかはクレームがひどかったそうだ。
この作品といえば、やはり「ラムのラブソング」だろう。最も長く起用されており、定着させた立役者だ。こういうのは60~70年代に多かったのだが、世界観を守ってアニメの特徴を子どもにもわかりやすく描いている。
個人的にはサビ(あ~あ~男の人って~)が特に好みなのだが、それ以上に有名なのは曲の出だしから「あんまりソワソワしないで~」の部分だと思う。確かに強烈。後世まで続く出来である。
ちなみに令和版の主題歌を聞いてみたのだけれど、うーむ。最近の曲はなんかこんな感じのイメージ。Adoっぽくすればいいみたいな。ちょっとサビで声荒げとけみたいな。これはですね、2000年代の宇多田ヒカル、2010年代の某アイドルグループのように周りが多大な影響を受けて似てきてしまったムーブメントに似ている気がするのです。そしてそれを私は悲しんでいるのです。また10年後に期待しましょう。