【4日目:5月3日】 ザルツブルク サウンド・オブ・ミュージックツアー -ライブのため初海外ひとり旅-
前回↓
この日のメイン。
映画『サウンド・オブ・ミュージック』のロケ地を1日で巡るバスツアー、SALZBURG PANORAMA TOURS(ザルツブルクパノラマツアーズ)催行の「The Original Sound of Music Tour」に参加する。
ベルトラで日本語ツアーを申し込んでいたのが催行会社都合でキャンセルに。この日しかチャンスはない。現地英語ツアーに飛び込む。
Salzburgに来たからにはSixteen Going On Seventeen(もうすぐ17歳)のガゼボがあるHellbrunn(ヘルブルン宮殿)にはどうしても行きたい。
ヨーグルトとオレンジジュースとホットミルクで栄養補給できたことにする朝食。
むしゃむしゃ食べられるものがないけれど建物と空間がなにもかもかわいいからしあわせ。
このへんから天候があやしくなる。
改元Congratulation! ツアー開始。
参加するツアー・1Aは9:15開始。忘れ物を繰り返し廊下と部屋を何往復かしたのちフロントで申し込みと支払いをお願いする。集合場所が分かりにくいとの口コミだったが、このホテルからまっすぐ行ったところだった。観光客っぽい人だかり。バスが到着したのが見えて、案内のおじさんにチケットを見せる。ノリの良いバスガイドさん登場。「どこから?日本?改元おめでとう!」とテンション高い。おめでとうと言われてもなあ、笑うしかない。「SUSHI SUSHI!」と知ってる日本語を並べてくれる。
出発を待っていると雨が降ってきた。
奥のほうの窓際の席に陣取る。やったやった。ツアーだツアーだ。
途中で席を移動させられて一番前の通路側になる。ガイドのおじさんはスペイン出身のようだ。発音が新鮮。Salzburgは英語ではSが濁らないんだっけ。それ以外もsが濁ってない。みんなが何で笑っているか分からないレベルの聞き取り力。なんとな〜くは分かるような分からないような。
レオポルツクロン城でFight!
Schloss Leopoldskron(レオポルツクロン城)
あの白いお城でロケをしたんだね。今は外はそのまま、中は高級ホテルになっているらしい。ガイドのおじさんに「席戻っちゃダメ?撮りにくいんだけど。」と聞くと「なんで?あそこも良い席じゃん。隣のお兄さんとFightして頑張って!」とシュッシュッとパンチするポーズをして見せた。謎(笑)
感動のヘルブルン宮殿。
Schloss Hellbrunn(ヘルブルン宮殿)入り口
実際のロケ地からは移され、現在はこの宮殿の中に。
Sound of Music Pavilion!!!!!!!!!!!!!!
ガイドのおじさんに撮ってもらった。(やわ合成なのに馴染んでる。)
中学生で初めて観たミュージカル映画。不朽の名作らしいから観とくか、とレンタル。名作の洗礼をしっかり受け、夢中に。旅行前日も復習で観た。
大雨の中、この白い椅子を使って踊ったんだ。美しかった。depend on youってこの歌で覚えたなあ。中に突進するんじゃないかってぐらい食い気味で見ているのが動画(08:00〜)で分かる。舐め回すように見ている。
出発→レオポルツクロン城→ヘルブルン宮殿まで
Sound of Music号
サントラが流れる車内で気分最高潮。
Stift Nonnberg(ノンベルク修道院)は実際のマリアとキャプテンが過ごした場所。Sankt Gilgen(ザンクト・ギルゲン)では映画の撮影が行われた。
ヘルブルン宮殿出発→ノンベルク修道院→ザンクト・ギルゲン→モンゼーへ
ガゼボの興奮が冷めやらぬまま、サントラが流れる車内で気分は最高潮。こういうときにまたやらかすのね。
Mondseeで迷子に。ツアーに戻れなかったらどうしよう。
「ここからは自由行動。◯時◯分までに戻ってきてね。自由に散歩してもいいし、赤い汽車に乗れば時間内でこのへん散策できるよ。」とガイドのおじさん。赤いやつに乗れば大丈夫だろうとお金を払う。
これ、乗って1ヶ所目の停車地点でぼーっとしていたら置いていかれた。
Mondsee Pfarrkirche(モンゼー教区教会)前。
映画でマリアとキャプテンが結婚式を上げた場所。中を見学して人が大勢いたからこの人たちと出ればいいやと思って外に出るともういなかった。
緊張がゆるんでいたことに気づく。車で来たからバスからけっこう離れた?この汽車の停車時間も聞いてなかったし、ツアーバスの集合時間も適当に聞き流していた。まともな人なら自由散策に切り替えられるだろうが、私がまともでないのは私が一番よく知っている。ちょっと歩いてみた。人がいなくなった(泣)もう一度教会に戻る。こういうアホを何度もやってきた経験が焦りつつも落ち着かせてくれる。動画撮ってたんだ。それコマ送りで逆に戻しながらバスまで戻ろう。
これがなかったら帰れなかった。やたら撮っていた自分に救われる。
サウンド・オブ・ミュージックのツアーバスは他にも走っていたので人に聞いたところでどうにかできる自信は皆無だった。
緊張なんてずっと維持できるわけないんだよ。無事戻れると安心して脳内で反省と逆ギレ。
ザルツブルクでSEVENTEENとジュンスの話(笑)
お昼を食べる時間なんだろうが、もうここから離れたくない(笑)近くの本屋さんとスーパーを見物しただけでずっとここにいた(笑)すると女の子二人組(たぶん通路挟んで隣にいた人たち)が時間を持て余したように近くに来てチョコをくれた(涙)私なにも持ってない。ありがとう。韓国の人で、私が「K-POP好き。SEVENTEEN!」と言うと相手は「JYJが好き。」だそうで「私もジュンス好き!」などと話した。ザルツブルクでも生きるK-POP。
車内でも翻訳アプリを通して「この次はどこに行くの?」と積極的に話してくれて嬉しかった。そういえば私、Google翻訳すら翻訳アプリを入れていなかった。入れておけば私からももっと話せたなあ。
終点、Schloss Mirabell(ミラベル宮殿)。
マリアと子どもたちがドレミの歌を歌った場面が撮影された。
帰ってこられた安堵で疲れていた。ガイドのおじさん、運転手のおじさん楽しいツアーをありがとう。
30歳、40歳、50歳、60歳への誕生日カード。
帰り際にドラッグストアやスーパーに寄ったが、何も買わなかった。
誕生日カードが30〜60歳まで用意されていた。こういうのいいなあ。実際これがどのくらい広く使われているのかは分からないけれど、歳を重ねることで良いこともあるから年齢を気楽に捉えられる人が増えたらいいなあ。
洗濯機こんな回るっけ。
ホテルに帰って16時ぐらいからずっと寝ていた。20時頃、起きて洗濯。雨でスニーカーがぐっしょり濡れていたから乾燥機にかけた。洗濯機は使い方がよく分からない。ぐぐって洗濯用語を調べた。こわごわスタート。すごい回ってるけど。こんな回る?
共有スペースでテレビを観ていたご婦人に、「ドアの開け閉めがうるさい。」と怒られた。
軽く夕飯。就寝。
男女が団体で歌って競うドラマ(ざっくり)が良い感じでテレビを少し見て、まだ残っていたPassauのレストランのお肉を全部食べて、一階で売っていたアルコールで良い気分になり、シャワーを浴びて寝た。