辻井伸行さんのコンサートに学ぶ生徒集客において本当に大切なこと
こんにちは。伊藤有沙です。
昨日はサントリーホールで行われた
辻井伸行さんのピアノコンサートに行ってきました。
プログラムは、ALLショパン。
1部がピアノ独奏曲、2部がピアノ協奏曲。
(なんて贅沢なプログラム!)
彼のコンサートは2回目なのですが
今回も「音楽のとても近くにいる人」
という印象を受けました。
音楽の中にいる、でも、音楽と一体化する、でもなく
音楽のすぐ側にぴったりとくっついている感じ。
手を繋いで一緒に語りかけてくる感じ。
ある人はそれを
「彼のピアノは天国にいるようだ」と言いました。
演奏はもちろん素晴らしかったのですが
何より、一生懸命ピアノを弾いている姿が
眩しくて、かっこよくて。
とても意志のある演奏だな、と思いました。
「僕は、こう弾く」というそれが不快じゃないのはきっと
彼の音楽に対する理解と知識の深さ、
そして圧倒的な基礎力によって
支えられているように感じます。
右手はもちろん素早く動き、
ショパンの優美なメロディーを巧みに表現する一方で
私が心を奪われたのは、「左手」です。
左手がとにかく安定感があって、音楽を支えている、
そんな印象を受けました。
表現力、以前の「圧倒的な基礎力」
それこそが彼の音楽を支えているのだと思います。
それと同時にやはり何事も
「基礎力」を高めることが
最大の結果(パフォーマンス)に直結する
と、確信をしました。
基礎さえしっかりできていたら、
その後はいくらでも応用ができる。
しかし、基礎がなければ、応用のしようがない。
ピアノでいうと、ハノンやエチュードを飛ばして
感動的なショパンのバラードは演奏できないのと同じ。
なので、初心者ほど
まずは基礎力を高めていくことに注力すべきなのです。
たとえば生徒集客においても
SNSで生徒さんを集めようと思ったら
多くの人は「SNS集客」について学びます。
しかし、これではダメです。うまくいきません。
なぜなら集客以前の土台ができていないからです。
これは先述したようにハノン10番までしか弾けない人が
ショパンのバラードを弾こうとしているのと同じです。
もし、こんな生徒さんがいたら
「まずはハノンで指をしっかり鍛えてから
少しずつ曲に進みましょうね」
と、あなたもお話ししますよね?
発信しても中身がなければ、
・アクセスが一時的に集まってもスルーされてしまう
・発信を休んだ途端、問い合わせがストップしてしまう
こんなことが起こります。
そこにはまってしまうと
「発信し続ける」ということから
抜け出せなくなってしまうのです。
毎日投稿、いいねやコメント巡り、
しまいにはコンサルタントのライブ視聴に翻弄され…
音楽に注力する気力が残らない
そんな毎日、考えただけでゾッとしませんか?
あなたはSNSばかり見ている生活が
したかったわけではないはずです。
生徒さんと音楽に溢れる毎日を実現するために
SNSを使って生徒集客をする
という手段を選んだのですよね。
一刻も早くそれを実現したい!と願って
今、頑張っておられるのですよね。
ならば、基礎(土台)を整えることを
最優先に行うことをおすすめします。
それが圧倒的な集客力につながる
最短ルートだからです。
ー追伸ー
10月スタートのグループ講座では
お教室の基礎力を高めることに
徹底的に向き合います。
そして参加者全員の発信以前の土台を
強固なものにしていきます。
それにより
日々の集客作業から解放されても生徒さんが集まり、
本来やりたかったレッスンや音楽に集中できるようになるからです。
現状を変えたい!と
本気で考えている方のお役に立てるはずです^^
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それでは、最後までお読みいただき
本当にありがとうございました。
また次の記事でお会いしましょう。
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