零
たとえ消えても音楽は消えない
僕の人生を歌詞に溶かした
証を作るってこういうことだと
稼ぐために音楽を作ってるわけじゃなかった
認められたいだけなんてさなあ違うだろ
死にたい訳ではなくて
悲観してる訳でもなくて
明日死んでも悔いないように
自分に嘘つかないように
人生を大切に生きられるように
死ぬこと想った
人生は一瞬なんだ
今この瞬間を生きるだけだ
誰かの批判を怖がって
作り上げた音楽には
別の誰かの音色宿った
そこに僕の本質はない
他の音楽がかっこよくて
沢山聞かれ嫉妬して
模倣しようとした曲は
僕にとっての駄作になった
僕は僕の為の音楽を作り上げて
溶けるように死んでいく
そんな人生を送りたい
僕が憧れた音楽は
誰かが作るものだ
自分の曲を好きになれなくても
僕にしかできない曲を作る