花占い、京を歩く
空と雲と太陽と
紅葉の続く道見えた
すれ違う列車窓を揺らす
京の駅に降り立った
甘い香り漂った
地下鉄に乗って丸太町へ
晴れた青空に小雨降った
蛤御門抜け京都御所
黄色のイチョウ生い茂った
歌って踊ってもみじ舞った
振り返える先に虹架かった
天神川から嵐山
着物の森と桂川
渡月橋超えて紅葉
色とりどりの葉を飾る
渡り戻って宝厳院
岩陰に隠れてた君
水の流れる音がする
紅のトンネル潜っていく
石階段登る天龍寺
しだれ桜に期待込めて
歌って踊ってもみじ舞った
水面に反射した京の空
電車に乗って白梅町
夜に照らされた竹林に
暗い夜道照らす灯篭
2人並んで歩いてく
花舞い踊る二条城
光る城壁かける不死鳥
足跡に続くもみじ嵐
花占いを試していた
君は内緒にしていたから
僕も内緒にしていた