水に隔たり

風の強い港街
ひとりぼっちの航海にでる
時化る大海、揺れる船内

夜の海を進む船舶
水しぶきが高く上がる
世界の広さ肌で感じる
星空の出ない孤独な旅で

誰も見ぬよう通知消す
遠くにいても繋がれる
少しだけ、拒絶した
自分と向き合う事できた

恥ずかしい現実にふれる
自分はかなり寂しかったと
周りにすごいと言われたくて
どれだけ強がっていたんだろ

北の大地から顔出す朝日
着いた先は凍りついた路地
小樽運河の雪通り
藻岩山の輝き出す夜景

刺さるような凍てついた夜風に
過去のことで悩んだり悔やんだり
これからのことに期待したり
なんてことない僕の歌

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