FUJI ROCK'22のハナレグミ×スカパラで涙腺崩壊
今年もFUJI ROCK FESTIVALがリアル開催およびライブ配信されました。
所用でほとんど配信は観なかったのですが、今年はハナレグミだけは観ないと夏を越せないぞと。
昨年・一昨年と同様に、画面の前に正座待機です。
(もちろんお酒片手です)
時刻は20:40。
「NEXT ARTIST」のテロップとともに、ステージが映し出されます。
一番高まる瞬間!
そしてステージにまず現れたのは永積タカシではなく、なんと。。
東京スカパラダイスオーケストラの面々ではありませんか。
普通に弾き語りかバンドセット、もしくはその両方かなくらいに思っていたので
まさかの超豪華バックバンドの登場に白目をむきかける私。
というか、嬉しくて泣きそうです。
(↓前日のスカパラのステージで発表されていたんですね。全く観てなかったのでびっくりでした。)
ハナレグミとスカパラはこれまでにも何度も共演しており、その相性が最高だということはもはや邦楽ロックファンの間では周知の事実であります。
昼間、フジロックを観ながら飲もうと買ってきておいた翠ジンソーダ片手に私は震えました。
今日は最高の夜になると。
そして、その確信の通り、実に素晴らしい80分となったのです。
ハナレグミ×スカパラの数々の人気コラボ曲はもちろん、フィッシュマンズのカバーや往年のハナレグミの名曲をミックスさせたスカアレンジなど、終始「これ配信で無料で観れちゃっていいんですか!?」という豪華さ。
のっけの『愛にメロディ』のアレンジも素敵だったし、『Jamaica Song』がここで聴けるなんて。感激しきり。
『追憶のライラック』『オリビアを聴きながら』は絶対に演奏してほしいと思ってたので、聴けて本当に嬉しかったです。
スカパラが出てきた時点で期待する案件ですからね。
現地で観ていた人たちがうらやましかったけど、私の魂は苗場にありましたよ。
心はひとつでしたよ。
↓『オリビアを聴きながら』はこのライブバージョンも最高すぎるので、是非こちらも観てください。
『独自のLIFE』はあんまり知らなかった曲ですが、今日聴いてとても好きになりました。
新しいアルバムもちゃんと聴かなくちゃ。
『大安』~『Peace Tree』~『オアシス』~『大安』の流れもしびれました。
多幸感あふれる空間とはこういうことだ。
永積氏よ、スカパラさんよ、こんなに幸せな空間を作ってくれてありがとう。
不安でつらい毎日の中で、久々に心の底が温かくなったよ。
そして『さよならCOLOR』『家族の風景』『いかれたbaby』の泣かせ曲たち。
特に、スカパラでありながらフィッシュマンズでもある茂木さんが『いかれたbaby』を精いっぱい歌いながらドラムを叩く姿にグッときました。
中盤、永積タカシ1人だけの弾き語りパートに転換する時に「(スカパラをあまり出させると)お金かかっちゃうからさ」とジェスチャーを見せて観客を笑わせる一幕も。
その割にはほぼ出ずっぱりだったけどね。笑
ラストは『光と影』。
秋葉原の事件をきっかけに生まれた曲とは知らなかったです。
この曲は10年以上前から個人的に思い入れの強い曲ですが、そんな背景があったとは。。
色々なことを考えさせられ、色々なところに思いを馳せた、非常に濃いステージでした。
それにしても彼の歌声は本当に心に染み渡るというか、なんというか「治癒力」のある歌声ですね。
私の知る限りの日本人男性ボーカリストで一番素敵な歌声を持った人だと思ってます。
いつか別の記事でまた詳しく書きたいと思います。
MCで、楽器を交換してお水を飲みながら
「みんなの隣に1人はいる、タカシ」
「帯に短し、たすきに長し、タカシ」
と、ボソボソつぶやいてました。
こういうとこ、本当に好きです。
素晴らしいライブを観せてもらえて、思わずお酒が進んでしまいました。
ワンチャン、アンコールで『ウイスキーが、お好きでしょ』あるかなと思ったけど、さすがになかった。笑