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無期限休講 Day52「奇跡的な仕事の話」

こんにちは。田中素子です。

先週、勇足で衣替えをしましたが、肌寒い日が戻ってきてしまいました。とはいえ、もうすぐ梅雨の季節です。2020年は、美しい春という季節がスキップされてしまいました。

春といえば、この4月から新しく開始する予定のプロジェクトがいくつかありました。

その内の一つは、去年の夏の終わりから計画していたもので、割と大掛かりなプログラムでした。ところが、いざ綿密な打ち合わせしようとしていた当日に大ハプニングが起こり、その打ち合わせは数ヶ月後に繰り越し。繰り越しの時点では、告知期間が短い事や、スタートに合わせて焦ってやらない方がいい気がしたので、1年先延ばしの2021年4月始まりに変更しました。

そして、今年の3月の頭に、この1年間をどの様に使ってプロモーションをしていこうかと計画を立て、プロモーションイベントのための会場を押さえ、告知媒体に掲載依頼を出し、準備を整えました。その時点では、そんなに深刻ではなかった新型ウィルス騒動も収まっていると思っていたのです。

ところが、その告知記事が掲載されるはずの冊子が発行された5月は、緊急事態宣言の真っ只中。世界はまだ混乱の渦の中にあり、解除されても集会型のイベントは、まだまだ見通しが立ちません。秋冬にかけての第二波第三波の懸念も残っています。そんな時に発行された冊子から、私たちのイベント告知記事が、まさかの「掲載漏れ」になっていました。

昨夜はそれを受けて、やるかやらないかも含めて、根本から見直しをしようとオンラインで急遽打ち合わせをしました。

3月の頭に打ち合わせをした頃までは、打ち合わせは「対面で」、講座も「対面で」行うのが当たり前だと思っていました。ところが、お互いに、この2ヶ月間で、オンラインコミュニケーションの取り方や、オンラインの向き不向きも経験してきて、選択肢が増えていたのです。

結果、オンラインで、内容も充実して、回数も増やせて、受講料も下げられる、開催側にも受講側にもいい事づくめのプランができあがったのです。

それからはワクワクして、「神様いるねー」「私たち持ってるねー」と何度も同じ言葉を口にしながら、楽しくお酒を飲みました。

前に進もうとする中で障害が起こる時、それを無理矢理突破して乗り切っていく方法があります。でも、無理をせず、自分の気持ちや回りの人達の状況がしっくりくるタイミングや方法に変更する方法もあります。

私の場合、どう工夫しても道を変えられない場合は、腹を括って前者を選びますが、殆どの場合は後者を選びます。

そして、後者を選ぶと新しいアイディアが生まれて、よりいい方向に進むことが多いのです。

去年の秋にトラブルがあっても「スタートを2020年4月に決めたのだから」と拘っていたら、今年の4月は大変な事になっていました。慌てて、慣れないオンラインに切り替えても、ゴテゴテだったと思います。

そして、今回のイベントも。決めた12月に無理矢理開催しようと頑張っても、その時期に集会型のイベントが開催できるかも分からないし、対面でなければ、もっと早く回数も増やして開催ができるのです。

抗わない、無理しない。状況に応じて、柔軟に「楽しく」方向転換をする。

そうすると、不思議と奇跡は起きます。ここでも「未来からの引力」を感じるのです。


田中素子


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