サブスク、はじめます②
ジャックと音楽の木 田中素子です。
私はスペシャリストになりたくてもなれない性質です。
中学生の頃に書いていた、毎日学校に提出する日記に、既に「全部大体7〜8割できるけど、飛び抜けてできるものがない。いつかそういうものを見つけたい。」という様な事を書いていましたが、残念ながら、その性質は変わらぬまま、今に至っています。
ですが、私とは別の性質を持つ、スペシャリストの先生方に支えられて、また、他の分野のスペシャリストの友人や知人に支えられて、新しいステージを創造する、これこそが私の性質で役割なのだと思っています。
さて、そんな性質を生かした新しい事業として、音楽に携わる先生たちが学べる新しいカタチ「サブスクリプション」をはじめました。
前回の記事で、このサブスクによって、私が創立当初からやりたかった事が実現できる、と書きました。
これは、完全に私見ですが、リトミックとは音楽の総合基礎教育で、それ故に、それ自体が目的になりにくいものであると思っています。
例えば、器楽を学ぶ場合、当然、器楽演奏を通して、脳の活性化や感受性、バランス感覚など、人間の成長や発達を助ける効果もありますが、純粋に「楽器の演奏が出来る様になる」という事自体も目的になり得るわけです。
これは、音楽に関わらず、ほとんどの習いごとはそれ自体が目的になると思います。
ですが、ほとんどの場合、リトミックは「リトミックが上手にできる様になる」事自体は、目的にはなりません。
では、目的はどこにあるかというと、あらゆるアウトプットのベースを作ることにあり、それは、音楽はもちろん、スポーツや、ダンス、思考を用いたもの、あらゆる表現媒体、などなど...
つまり、行き着く先に多様性が出てくるのです。
以前、小曽根真さんのワークショップに行った時、リズム感を身につける方法として、
「リズムは歩く中にある。」
とおっしゃっていて、まさにリトミックだ!と思った事がありました。
この様に、本当の意味でリトミックの効果が分かるのは、他分野の専門家の話を聞いたり、その世界に触れる事で確信が出来るのではないかと思ったのです。
それと同時に、リトミックを学び、育っていく子供たちが進む道の多様性を、指導者が知る事も大切なことだと思ったのです。
ところが、その分野は広過ぎ、また、指導者にとってリトミックを学ぶ事だけでも、とても多くの時間と労力を要するため、なかなかそこまで辿り着けません。
でも、ずっと、私自身が知りたかったし、知る場と時間が欲しかったのです。
なので、実は、創業当初から、何度もダルクローズ・リトミックの先生と他分野の先生のパネルディスカッションみたいな講座をやりたいと企画していました。
しかし、その都度ぶつかる壁に諦めかけていた時、この降って沸いた様なサブスクのアイディアに、これによって、今まで諦めていた事が実現できる!と思ったのです。
柱はダルクローズ・メソッドで、そして、その周辺にあるスペシャリストの講座コンテンツを入れていきたい。それらの情報を同じ場所で知ることができる様にしたい。
その事で、またより深まり、自信と確信に繋がっていくのではないかと、とてもやり甲斐のある活動にワクワクしています。
とはいえ、まだまだ始まったばかり。
一歩ずつ大切に育てていきたいです。
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田中素子