無期限休講 Day51「新しい世界」
こんにちは。田中素子です。
待ちに待った紫陽花の鉢が我が家にやって来ました。とても爽やかな形と色合いのサランという種類です。お部屋に彩りが戻ってきました。そういえば、スタジオの庭にも紫陽花の花がたくさん植えられています。そろそろ、あちらも咲いてきている頃かな、早くスタジオに行きたいです。
いよいよ、解除の気配を感じてきて、ワクワクしています。逢いたい人たち全員と逢えるのは、まだ先になりそうですが、それでも、逢える人が増えるのは、とても嬉しいです。
世界を見渡すと、日本より早くロックダウンをしたにも関わらず、日本より長くその生活が続く国がとても多いです。日本の、強制力がない「自粛要請」に賛否両論はあれど、強制しない事によって、一定数の「行動を抑えることができない人達」がいる事を折り込み済みの上でも、順調な戻りなのではないかと思います。
ところが、解除されるであろう半月後の事を考えても、やはりどう考えても、元々の暮らしに戻れるとは思えません。感染症のリスクがまだ残っているからもありますが、私たち1人1人が、この2ヶ月の間で身についた「新しい日常の形」と「完全に自由になることへの戸惑い」がハードルになって、今度は「自主的な自粛傾向」が見られるでしょう。
では「新しい世界」とは、一体いつ始まるのか。もしかしたら、更に大きな社会変革が起きるのかもしれないな、と思います。バキバキに構造が変わり、一旦はもっと苦しむ人が激増するかもしれません。少なくとも今や過去の延長線上に未来はないと思います。
私はこの自粛要請期間は、収入を得ることよりも、サポートと支援に意識を向けて動いてきました。昨日は、アーティスト支援をしている団体のクラウドファンディングに、私にとっては大きな金額の支援をしました。
それと共に、意識が切り替わりました。そろそろ、新しい経済活動を始めようと思います。まだその全容は見えないけど、今までと全く違うこと。
社会の動きを見据えて、リサーチや勉強をちゃんとして「新しい世界」に相応しい生き方をしていこうと思います。
田中素子