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無期限休講 Day60「段階的再開へ」

こんにちは。田中素子です。

緊急事態宣言が解除されました。今日は早速、恵比寿のスタジオに行き、撮影と感染予防対策をしてきました。これから、ピアノを移動させたりしながら、より安心安全な環境を整えてまいります。

私の教室は今朝「6/8(月)から段階的再開」を行うことを発表しました。休講宣言もいち早くでしたが、再開宣言もいち早くです。

私が再開を決めた理由...それは、現時点で再開しない理由がないからです。もちろん、3密リスクの高いグループレッスンはまだ再開できませんので、全てを個人対応で行います。

今まで閉じていたものを開くことは、とても勇気が必要です。ですが、自分の伝えている音楽教育のベストな環境がリアルレッスンであるなら、今は勇気を持って「開いていく時期」だと思っています。

なぜなら、様子を見ていれば状況が良くなる時期は終わったからです。様子を見ていれば状況が良くなる時期は、人の動きを極端に減らした自粛期間だったのです。つまり、自粛解除と言われた今が、これからしばらくの期間の中で1番いい時期である可能性があるのです。

これからは、今までとフェーズが変わり、ウィルスとの共生が始まります。

教室から感染者が出ないように、予防対策をしっかりした上で、開ける時期には開いてリアルに音楽を感じ楽しめるレッスンをする、状況が悪くなりそうだったら直ちにリモートレッスンをする、など、時流を読みながら、流れに合わせてうまく共存して、最適な音楽教育を提供する必要があると思っています。それは、今までよりももっと難しい事です。

そして、更に教室には「安全で最適な音楽教育を提供する」環境をつくることと同時に、生徒さん側に不安があったら、お休み(もしくはリモート対応)ができる仕組みをつくってあげる事も必要になります。

年間回数固定のお月謝制など、業界で「当たり前」と思われている今までの仕組みのままだと「生徒さん都合の欠席は振替・返金なし」という厳しいルールによって、生徒さんの不安を解消できません。この仕組みも見直す必要が出てくると思います。

大切なのは「音楽教室として」何を伝え、どうあるか。

段階的再開といえど、まだまだ、生徒さんは通ってこられず、開店休業になる事も想定していますが、リアルレッスンができる時期には、来られる方だけにでも、生の音楽の楽しさを伝えたいと思っています。

もちろん、今の自粛解除で2週間後に感染者が増え、閉める必要が出た場合は、再開を見送ります。

なかなか緊張感のある再開です。


田中素子



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Motoko Tanaka
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