待ち遠しい2021
ジャックと音楽の木 田中素子です。
「素子さん、もう来年の事を考えてるんですか?」
某音楽教室主宰の先生に尋ねられたのが9月の頭。
私は、
「来年のことしか考えていないよ。」
と即答しました。
ありがたいことに、国や自治体からの給付金を頂き、今年度は経営的には問題ないと判断し、そして、先生や生徒さんたちに、今できるベストな環境をつくれたな、と判断できた時から、意識は未来(2021年)に飛んでいます。
5月の下旬くらいからずっと。
それは、思い切って動ききれない現状と先行きの見えない状況の中で、不安な気持ちに押し潰されないように、私が自分の心を守るためにとった防衛策でもありました。
2021年に感染症の足枷が外れたら、こんな事をしたい、こんな物をつくりたい、こんな笑顔を見たい。
有り余るほどにあった時間の中で、ワクワクしながら描いていた2021年がもうすぐやってきます。
1つは、恵比寿・代官山という街に、自分たちの教室の名前を掲げたい、という願いでした。
それは、今月いよいよ両駅からスタジオまで歩く道の電柱に掲げられることで、まず一歩叶いました。
次は、開くだけでイキイキとしたエネルギーを感じるホームページをつくりたい、という願い。
これは、根っこから芯のあるものをつくりあげたいと5月から着手し始めました。
最初は、ミッション&フィソロフィーをつくるところから。私たちは誰にどんな音楽教育を届けようとしているのか。
これは、私がコンサルティングをしている音楽教室の主宰者にも、必ず掘り下げて考えて頂きます。
これがあるとないとでは、発信する言葉も大きく変わってきます。
それからは、レッスン体制の見直し、ホームページの見せ方、キャッチコピー、などなど。デザイナーさんと毎週の様に打ち合わせを重ねています。
私の教室の1番の特徴は「先生たちが素晴らしいこと」です。知識も技術も経験も豊富で、視野が広く柔軟性の高い先生方がこれだけ揃った教室はとても珍しく、私のこだわりで自慢です。
その先生方の笑顔やイキイキとしたエネルギーを伝えたい。先生方にスポットライトを当てたい。
先生方を大切にした教室でありたい。
実は、これは私が最初から大切にしている想いの1つです。
もちろん、私にできないこともたくさんあるのだけど、でも最大限に、
「ジャックと音楽の木」の先生でいられて、最高にHappy!
と思ってもらいたい。
それは、経済もだけど、共にチャレンジしていく楽しさだったり、仲間だったり、使命だったり、経験だったり。
他で味わえないワクワクした気持ちや喜びを味わってほしいと思っています。
音楽は感情やエネルギーがベースになります。先生の喜びは、必ず生徒さん達へ伝わっていく。
だから、私が直接受け持っている生徒さん以外は、生徒さんへの想いは先生方に信頼してお任せして、私は先生方がもっと輝けるように、私に何ができるかを考えています。
今回、そんな先生方の最高の笑顔を引き出してくださったのが、フォトグラファーのJo Moriyama さんでした。
続きます。
恵比寿リトミック・ピアノ音楽教室「ジャックと音楽の木」
田中素子