無期限休講 Day65「焦り」
こんにちは。田中素子です。
写真は、私の音楽教室のスタジオです。久しぶりに行っても、撮った写真を見ても、本当に好きすぎる空間です。自分の部屋も好きだけど、スタジオも好き。自宅も職場も大好きな空間で、とても幸せです。
今日はファスティング2日目です。自宅生活最後の仕上げに、昨年の夏以来の3日ファスティングに再挑戦しています。
昨夜は2人の女性から同じ言葉を聞きました。
「今日は、旦那が解除祝いに、飲みに行ってるのよ。」
久しぶりに原宿や繁華街なども賑わったみたいですね。世の中の切り替えの早さに驚くと共に、焦りも感じてしまいました。
なぜなら、私の生活は一見何も変わっていないからです。一昨日も昨日も今日も自宅にいます。今日は動画の編集をしています。多分、明日も自宅にいます。明日は5月の会計の締めをします。
みんなが動き始めると、方針を決めたはずなのに、もっと何かをしなくてはならない気がして、動きまわりたくなったり、ブレそうになったりします。
こんな時こそ、自分の軸をきちんと持って、もう一度きちんと止まって、焦らず落ち着いて、一つ一つ丁寧に考えて、納得しながら乗り越えていきたいと思います。
この時期に感じたことや大切な気づきや、意外と心地よかったことまでリセットしてしまわない様に、ただ単に、元の暮らしに戻るだけにならない様に意識して過ごそうと思います。
今夜は、53日間続けてくださった小曽根真さんと神野三鈴さんのライブストリーミング「Welcome to our living room 」最終回です。
色々な価値観や行動様式や誰かへの批判などが渦巻く中で、一貫して「医療従事者の皆さん、福祉関係の皆さん、介護関係の皆さん、ライフラインを守ってくれている皆さん、ありがとうございます。皆さんのおかげで、僕たちは今日も家で安全に暮らす事ができました。STAY HOME . STAY SAFE.」というメッセージを発信し続けてくださり、豊かな音楽と楽しいコミュニケーションの時間を提供し続けてくださったご夫婦を本当に尊敬し、感謝しています。
そして、毎晩、お互いに敬愛し合って支え合う素晴らしいパートナーシップを見せてくださいました。
今まで男女のパートナーシップの理想像を抱けなかった私の価値観が変わってきています。
まだまだ、本当の終息は迎えていないコロナ禍。これをきっかけに変われた人と変われなかった人がいると思うけれど、これは、間違いなく自然からのメッセージだったと思います。
どうありたいか、どう生きたいか。誰と一緒にいたいか、何を大切にしたいか。
また動きの中で焦って取りこぼさない様に。
田中素子