2021広報まとめ
ジャックと音楽の木 田中素子です。
2021年度体験会の中休みです。GWが緊急事態宣言と重なっているため、引きこもって、2020年度に実施したオンラインセミナーの動画編集をしています。
計20本ある内、残り5本まで来ました。6月には新プロジェクトを立ち上げる予定です。今週中にやり切る様に頑張ります。
さて、今年度もたくさんの方に体験レッスンにお越しいただいています。ありがたい事に、20名近いかわいいお子様との出逢いを頂いています。
今回の特徴は、近隣の生徒さんが多い事。9割が恵比寿・代官山・広尾・中目黒エリアです。
これは偶然ではありません。2020年夏から、近隣の方に知っていただくための広報活動に力を入れていました。
・ホームページ大幅リニューアル
・SNS有料広告
・チラシポスティング2万世帯
・電柱広告2箇所
・告知ブログ
2019年度〜2020年度は、圧倒的にSNS広告からのお申込が多かったです。その内9割がInstagramでした。
ところが2021年度は、5割が電柱広告、4割強がホームページ(検索)、SNS広告は1割満たないです。
ポスティングとブログの効果はゼロでした。
SNS広告はクリック率も非常に下がっています。
改めて、広報には「このやり方がいい」という固定の方法がないのだと思い知らされました。
ブログが有効だったのは、ブログを書いている人が少数だった時。
Instagram広告が有効だったのは、Instagram広告を出す教室が少数だった時。
だとすると「集客セミナー」でやっている事は、受講者が多ければ多いほど、マジョリティになって目立たなくなってしまうという事なのですね。
やり方に目を向けるのではなく、届けたい人たちはどこにいて、どんな暮らしをしていて、どこで情報に触れているのか。
YouTubeを見ても、本やメルマガやブログを読んでも誰かの話を聞いても、そこに答えはない様に思います。
教室がある街に暮らす方達の生活動線の中で、欲しい情報をどこに探しているのかを想像して、試してみる事。
今年はしっかり組み立てたホームページと電柱広告という割と古典的な方法で多くの方からお問い合わせを頂いたので、もしかしたら、このコロナ禍で、個人感が出ている教室よりも企業感が出ている教室の方が、対策などの面で安心される方が多いのかもしれません。
そういえば、先日お越しいただいた調律師さんも「大手の教室への問い合わせや入会が、例年を大幅に上回っている」とおっしゃってました。
来年はどうなっているのか、楽しみです。
それにしても、心配と隣り合わせの日々ではなくて、みんなでマスクを外してキャッキャと歌い笑い動き、全身で音楽の喜びを感じられる様になりたいものです。
田中素子