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オンラインセミナー、全て終了致しました!

ジャックと音楽の木 田中素子です。

3月7日(日)に最後のオンラインセミナーが終了いたしました!

先生方との打ち合わせや動画編集、600名近い受講者の方へのフォローは、もう...本当に...本当に...本当に、激務でした。

まずは、体調を崩さずやり切った自分を褒めてやりたいです(実は、昨年12月に41度を越える高熱で伏していたのですが、コロナでもなく、一晩で復活しました)。

友人にも教室の先生方にも、タスクの多さを心配されて、

「1人でこなす仕事量じゃないよ」

「誰か雇った方がいいよ」

「倒れないか、心配。。」

などの、心配の声をかけられつつ、乗り切ってきた7ヶ月間でした。

もちろん、講義自体は先生方にやって頂いているのですが、それ以外の全ての業務を、なぜ、1人でやり切ったのかというと、

「期間限定」

と決めていたからです。

先に終了した2講座は、いずれも200名前後の大セミナーで、情報の発信に焦点を当てた内容にしていただいていましたが、最後に終了した講座は、人数を20名に限定して課題の実践を伴ったものでした。

全20名の本受講参加者の内、全ての回で課題を提出くださった方は、おそらく6〜7名です。

回を追うごとに、数回おきに提出される方や、全く提出されない方が増えていきました。

それを責めるつもりはありません。

なぜなら、きっと私もそうなるからです。

もっというと、最初から、それがオンラインの性質だと思っていました。

自分を律することやモチベーションが、リアルレッスンより非常に必要になるのです(逆にいうと、6〜7名も毎月期限までに提出してくださった方がいらっしゃった事に、感動と尊敬を覚えます)。

何でもそうですが、簡単便利に安い価格で手にしたものは、自分でそれなりの価値をつけてしまいます。

オンラインを長く続けることは、質の低下だけでなく、価値の低下の危険性を伴うと感じました。

「オンラインは、決して、リアルの代替案にはならない。」

これは、昨年自粛生活に入った時から今まで、変わらぬ想いです。

ただ、今回のオンラインセミナーを通して、自分から見えていなかった視野が開けてきたのも事実です。

手を伸ばせば、ほとんどのものに手が届く環境の私にとって、オンラインはリアルの代替案になり得ません。音楽だって、食事だって、旅行だって、学びだって、大切な人達とのコミュニケーションだって、実体験を伴うものがいいに決まっているのです。

しかし、そもそも、リアル環境が多くない状況の方々にとって、オンラインは新しい未来を切り拓くツールになるのだと感じました。あり得なかった情報が届き、新たな価値を手にして、やりたい事の道が拓いていくのでしたら、それはとても意義のあることだと思います。

今後の課題は、ここにあると思います。

「便利だからオンライン」ではなく、「必要だからオンライン」の方たちに向けて仕組みをつくっていく事と、一方で、リアルでしかもたらす事のできない圧倒的な価値を提供する事。

境界線を曖昧にしないで「誰の」「何のために」を見極めて、それぞれをしっかりと展開させていく事が大切だと思います。

次々と考えることや、やるべき事があります。

ふと、スケジュールを開くと、3月の後半はたっぷり時間があります。

オンラインセミナーが終わって、4月からの対面クラスが開講・再開されるまでの束の間の時間。

小規模事業者持続化補助金の最終月になるので、資料まとめがたくさんあるけど、それでも、常に頭がぐるぐるしていたハイテンションから、丹田にしっかり意識を下すのに、十分な時間になりそうです。

海にでも行きたいな。

田中素子

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