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ペトラ遺跡の楽しみ方1

2022年9月の旅ログです。
さて、1日がかりでアンマンからワディムーサに移動してきました。
その時の記事は下記をどうぞ。

ブログからnoteに引っ越すに当たって女神エピソードを
加筆していってます。
この日は女神エピソードはないけど、
旅人同士って仲良くなれるし、みんないい人だよねって
話を振り返りでしています。


DAY3 エル・ハズネとエド・ディルを目指して歩く

ペトラ遺跡と一口に言っても、めっちゃ広大な遺跡です。
基本ルートの他にトレッキングルートもあったりして、
じっくり見るには3〜4日かかると思います。
私は、1日目にスタンダードルートでとりあえず最後まで歩いて、
2日目にトレッキングルートの一つに挑戦しました。
現地でパンフももらうのですが、コースは「地球の歩き方」とか
にも載ってます。

  1. オベリスクの墓

  2. シーク

  3. エル・ハズネ

  4. 円形劇場

  5. 柱廊通り

  6. エド・ディル(ここがゴール!!)

ね?見たことあるでしょ??
そう、これぞインディジョーンズですよ。
もうね、エル・ハズネが岩陰からチラッと見えた瞬間
テンション爆上がりでしたよw
スタンダードルートは、みんなが通ってる大通りなので、
迷うことはまずありません。
みんなが歩いている道をついて行けばいいですw
ガイドさんを雇わなくても大丈夫です(雇いたい人は、もちろんどうぞ。)
ラクダと馬に乗らないかの客引きもスゴイですw

出発は早朝から

私が行ったのは2022年の9月でしたが、
砂漠の国だけあってものスゴく暑かったです!!
なので、午前中の涼しいうちから出発しましょう。

実際、遺跡は朝の6時には開いています(バリ早いw)
私の宿は、6時から朝食を出してくれるので
6時過ぎに朝ごはん(すんごい美味しい)を食べて、
8時にはペトラ遺跡の入り口に着いてました。
着くと、すでに並んでいます。
Visior Centerのところでチケットを購入しました。
私は、2日券を購入。
(1日券50D、2日券55D、3日券60D)

私以外の人は、みんなJordanpass持ってたので、
ここで見せて入場してました。
いよいよ入場です!

水は最低1L以上持っておく

道中は、岩陰になっていたりして涼しいところもあるのですが、
やっぱりすごく汗をかくし乾燥していますので、
水は必ず持っていきましょう。
持ってくもので言うと、日焼け止めと帽子も必須です。

  • 水1L以上

  • 日焼け止め

  • タオル

  • サングラスと帽子

  • 軽食

  • ストールとか薄手の長袖(日焼け防止用)

エルディネまで行くと、往復で合計4時間以上歩くので
スナックなどの軽食も持っておいた方がいいです。
途中で、食べるところもあるんですけどね。
後は、お財布とかパスポートなどの貴重品は書くまでもないですね。

くつは、砂で真っ白になるw

どうでもいい話なんですがw
行ってから気づいたことです。
砂漠の国なので、当然砂だらけになります。
黒いくつだと砂で真っ白になりますw。
私は今回なんの偶然かベージュの靴だったので、
この後、エジプトとかに行っても目立つことなく大丈夫でした。
黒い靴の場合は砂が目立つことになるので、
気になる方は知っておくといいと思います。

こんな感じで最初は岩陰の中を歩く

前半は、岩の間をひたすら歩く。

入場したら、道なりに進むだけです。
ラクダや馬乗りの勧誘とお土産屋さんの声かけが延々続きますw。
少し歩くと岩の間を進んでいきます。
冒頭リストの1・2も歩いてると自然と通ります。
エルハズネが近づいてくると、奥から歓声が聞こえてきますw
「なんだ?」と思うのですが、見えてくると納得しますw
テンション爆上がりです。
ここまでで、大体1時間弱くらいで着くと思います。

後半は、登り坂・階段をひたすら登る。

ひたすら写真撮りまくった後は、ここで終わりじゃないので次に進みます。
ここを越えると、だんだん日が差してきて暑くなってきますw
暑い中を延々ひたすら歩きます。
道中には、露店も続くしレストランも出てきます。
(レストランはWifi使えた気がする)
適度に休みながら行きましょう。

ゴールのエル・ディネが近づいてくると、
階段を頑張って登っていかないといけません。
帰ってくる人や露店の人が「Almost there!(もうすぐだよ)」と、
よく言ってくれるのですが中々着きませんw
ここぞとばかりに「ラクダに乗れ、ロバに乗れ」の声も延々かかってますw
エルハズネから更に、1時間くらい歩くと
ようやくゴールのエルディネに着きます。

エル・ディネの奥に絶景が広がっている

ゴールのエルディネで、感動した後は更にその周りも歩いてみてください。
現地のベトウィンの人が、いくつかのポイントでいらっしゃいます。
ジュースを買ったり、チップを払ったりしてViewpointを見てみてください。感動します。
ちなみに私が休憩したところのベトウィンの人は、めちゃ語学堪能で
母国語・英語はもちろん多分4〜5ヶ国語は話せる感じでした。
日本語もいくつか話してくれたよ。すごい。
リアル ”ジャック・スパロウ” カッコよかったですw。

語学堪能なジャック・スパロウw

DAY3 まとめ

早朝から出発すれば昼前にはゴールに着きます。
帰り道も、行き道では見るだけだった「王家の墓」にも
寄ったりしてのんびり帰ったので、日暮れまで丸一日堪能しました。
一日歩いて疲れたけど、充実感いっぱいで心地よい疲れでした。
頑張ってきてよかったなぁと心の底から思えます。
日中に歩くときは、適度に休憩をとりながら歩くようにしましょう。
下記のフォトスポットは、ルートとは別に登っていった所にあります。
別途料金払わないと行けませんw
(ちなみに私は3D払いましたw交渉次第です)
もっと高い方のポイントもあって、インスタでよく見るヤツは
そっちから撮ったものだと思います。

この時、実際流れてたBGMがボンジョビで、なんかウケたw

2024年の今、振り返って

いやぁ、やっぱ行ってよかった〜
と、しみじみ思う場所ですね。

実は、ブログに載せた時は触れなかった部分があって、
滞在してたホステルで仲良くなった2人と一緒に
行ったんですよ。
ロンドンから来た男の子とスペインから来た女の子でした。
2人ともすごくいい人でね。
たまたまホステル滞在初日の日が、そのホステルのご飯会の日
だったんですよ(確か毎週木曜日って言ってた気がする)
チェックインの時に、来る?と聞かれて即決YES。
そのご飯会の時に仲良くなったんです。

私のこのジャパニーズイングリッシュでも
ちゃんと聞こうとしてくれて涙……。
それで、「明日も一緒にペトラに行こう」って誘ってくれました。
ロンドンの子は、イスラエルからレンタカーで来てたもので
宿から彼の車でペトラ遺跡まで2日間送迎してもらった。
(ペトラ遺跡から宿までは、とんでもない坂道です。)

2人と一緒に歩いたおかげで最後まで楽しく
歩けたし、宿に帰ってからも楽しかったんです。
やっぱり旅は出会いですね〜。

あと、もひとつ心温まるエピソードが。
朝、ロビーで2人を待っていた時。
同じ部屋だった女の子がソファーに座ってたんです。
挨拶をして、私も向かいのソファーに座りました。
「クーラーで喉が痛いよね〜」なんて話をしていました。
その子はドイツ人で、もうチェックアウトで
タクシーを待っているんだそう。
ペトラよかった?なんて先輩に聞くみたいに
ちょこちょこ聞いてると
「何かスナック(軽食)は持ってる?」と聞かれ、
「いや。持ってった方がいいかな?」と答えると
自分が持ってたチャパティを全部くれたんです。
昨日買ったんだけど、量が多かったから是非もらってくれと。
その後、すぐにタクシーが来て笑顔でバイバイしました。
話をしたのは少しだったけど、いい子だったなぁ。

ありがたくもらって、きっちり休憩時にいただいたw
もらってよかったw

一緒に遺跡を歩いた2人との交流は今でも続いています。
ドイツ人の子もそうだったけど、出会った人が
みんないい人だったんですよね。
やっぱり旅は出会いです。

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