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春を題材にした作詞のコツ
MF編集部です。
最近暖かい日が続き、ようやく春らしい陽気になってきましたね!桜も所々で満開に近くなってきています。このような春という季節は創作活動にはぴったりです!
本日は、まだ作詞を初めて間もない入門者の方に向けて「春」を題材にした作詞のヒントをお届けします!
春という季節は、新しい始まりや再生の象徴として、詩人や音楽家にとって古くから人気のある題材です。
<春を題材にした演歌・歌謡曲>
夜桜お七(坂本冬美)
北国の春(千昌夫)
桜前線(小柳ルミ子)
二輪草(川中美幸)
春が来た(天童よしみ)
赤いスイートピー(松田聖子)
春一番(キャンディーズ)
春なのに(柏原芳恵)
襟裳岬(森進一)
春よ、来い(松任谷由実)
この他にもまだまだありますが、過去にヒットした曲にはこのように「春」を題材にした曲はたくさんあります。
春の訪れは、気候や自然、人々の心情など様々な要素がからみ合い、多様な表現を生み出します。ここでは、春を題材にした歌詞作りのヒントをいくつかご紹介します。
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<自然との共感を表現する>
春は、自然界で新しい命が誕生する季節です。花や木々が芽吹き、鳥たちがさえずりを奏でる様子を、自然との共感を込めて表現するのは一つの手法です。例えば、新緑に包まれた森や、桜の花が舞い散る公園を描写し、そこに身を置いた人々の感覚や思いを歌詞に託すことができます。
<春の訪れと新たな出会いを描く>
春は、新しい始まりや再生の季節として、出会いや別れが多い時期でもあります。例えば、出会いの季節にふさわしい出会いの場所や、新しい出会いがもたらす喜びや不安を描写することで、春の象徴としての新たな始まりを歌詞に表現することができます。
<春の季節がもたらす心情の変化を表現する>
春の訪れは、人々の心情にも変化をもたらします。例えば、寒い冬から抜け出し、暖かな春になることで心が軽やかになる、もしくは新しい始まりに向けて不安や緊張感が生まれるといった様々な感情が芽生えます。歌詞には、このような春の季節がもたらす心情の変化を表現することで、人々の共感を呼び起こすことができます。
<春の風景や季節による日常の変化を描写する>
春は、自然や日常の様々な場面に変化をもたらします。例えば、春の日差しの中で過ごす時間が増えたことで、普段の日常の風景が新鮮に感じられたり、新しい出会いがあったりすることなど、季節によって生活が変化する様子を描写することができます。また、春の訪れによって、季節限定の食べ物やイベントが開催されることも多いため、それらを歌詞に取り入れることで、春の季節感をより深く表現することができます。
<春を通して伝えたいメッセージを表現する>
歌詞に込めたいメッセージがある場合には、春を題材にすることで、メッセージをより印象的に伝えることができます。例えば、新たな始まりや再生をテーマにしたメッセージを、春の象徴である自然の変化や人々の心情の変化を通して表現することができます。
<シンボルとなる花や動物を取り入れる>
春には、シンボルとなる花や動物がたくさんあります。例えば、桜やチューリップといった花、うさぎや鳥といった動物を取り入れることで、春の季節感をより強く表現することができます。また、それらの花や動物にまつわる伝説や文化的な意味を取り入れることで、歌詞に深みを与えることもできます。
以上が、春を題材にした曲の歌詞作りのヒントになります。春は、多様な要素がからみ合い、豊かな表現を生み出す季節です。自然との共感や新たな始まり、心情の変化、季節限定の風景やイベント、メッセージ、シンボルといった要素を上手に取り入れて、歌詞作りを楽しんでください!