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ドラム入門『ペダルの踏み方』

今回の記事はペダルの踏み方です。

僕の経験談ですが初心者の方に何も考えずにペダルを踏んでみましょう!
と踏んでもらうと踵をつけた状態で踏まれる方が多くいます。

もちろんこの踏み方も間違っていません

「ヒールダウン」と言うしっかり名前がついている奏法の一つですが、この奏法は音量を出すことに向いていないんです。

逆に言うと音量を抑えられるので音量を出せない環境でのLiveやjazzなどで僕も実際に使っています。

ただPopsやRockみたいなジャンルはある一定以上の音量を求められることが多いので踵を上げて踏む「ヒールアップ」と言う奏法を使うことが多いです。

まずは実際に違いをみてください。

違いは分かりやすかったと思います。

なので現時点では簡単に「ヒールアップ」は音量を出したい時に使う奏法、「ヒールダウン」は音量を出したくない時に使う奏法と覚えておいてもいいかと思います!

この記事では「ヒールアップ」に焦点を当てて解説させて頂きます。

ペダルを実際に踏む前に脚の使い方を覚えましょう

まず足を肩幅位に開き真っ直ぐ立ちます
そこから足の指を床に付けたまま膝を前に出します

この状態から踵で踏みつけるイメージです。

次は今の動きを座って練習してみましょう。

まずはさっきと同様に足の指先を残して膝を上げます

この時、膝が足首や踵に持ち上げられてる様な意識がいいですね!
そうしてまた踵で踏み込みます。

次はこの動作を流れでやってみます。
流れでやる場合には地面を蹴り上げることを意識してください。

イメージは座ったまま兎跳び(今の若い子は知らない?)をする感じです。
この時は一瞬だけ地面と脚が離れます。が、着地は足全体でしてください。

次はこの動きをペダルを使ってやってみましょう。

まずはペダルの上に足を置きます。
この時はペダルに負荷を掛けずにリラックスした状態にします。

それでは先ほどの動きを実際にしてみましょう。

踏み込んだ時に次の動画の様に踵が浮かない様に気をつけましょう

音が鳴るタイミングと踵がペダルに付くタイミングを合わせる様に意識してみてください。

テンポが速く音数が増えてくると踵をつけられなかったり、奏法が変わったりしてきますが、ゆっくりなテンポで音数が少ない時の基本の踏み方は以上になります!

次回は8ビートを複数叩ける様にしてみましょう!

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