ドラム入門『スティックの持ち方』
皆様初めまして!Music DOJO noteを書くことになりました石川達也です!
初めはスティックを持ちかたと振方、ペダルの踏み方、初歩的な8beat〜フィルインまでを数回に分けて投稿していきたいと思います。
今回はスティックの持ち方です。
【解説前に】
世の中には様々な初心者向けの教則本があり、その本にももちろんスティックの持ち方を解説してあるかと思います。
その本に書いている内容とこの記事の内容が異なることもあり、何が正しいのか混乱されるかとこともあるかと思いますが、どれも間違いではありません。
色々な本の著者がその本や記事を書くまでに積み上げてきた経験を元に解説しているので当然なのです。
人によって手のサイズが違ったり、身体のサイズや筋力が違ったり、使っているスティックも違うので変わってくるのは自然なことなので、正しい答えを探すというよりは自分のフィーリングにしっくりくるものを探す気持ちで読んでいただけたらと思います。
それではスティックを持つところから始めましょう!
【スティックの持ち方】
スティックにはよく跳ね返るSweet spotと呼ばれる部分があります。
スティックの種類によって僅かに違うのですが、大体スティックの4分の1位のところです。
この部分を人差し指の第2関節?と親指のお腹でつまみます。
スティックは手で持つと思われる方が多いと思うのですが、スティックを持つこと自体はこの2本の指で完結しています。
振り子の支点を作ってると思ってください。なのでつまむ強さもとても軽くで大丈夫です。
実際につまむ力加減をチェックしてみましょう。
①2本の指でつまんだスティックを真っ直ぐ持ちます。
②腕は曲げずにゆっくりと手首を上に返します。
この時にスティックを強くつまんでいるとスティックが動きません。
③手首をゆっくり元に戻します。
【チェック時の注意点】
手首を返す時も戻す時もゆっくり動かしてください。
勢いが強いと反動でスティックが動いてしまうので、力加減のチェックができなくなってしまいます。
もう一つは人差し指の指先でスティックの動きを制御してしまうことです。
力をつまむ力を最小限にするためスティックが動きます。
これが正しい状態なのですが、落としてしまわないかと人差し指の指先で補助をつける方が多くみられます。
この補助が後にスティックの跳ね返りを殺してしまうことになってしまうので、この力加減のチェックをする際には必ず人差し指の指先の補助を無くしましょう。
それでは動画で力加減がベストな状態と力が入りすぎている状態を比べてみましょう。
スティックの動きが全然違いますね。
初めのうちは難しいかも知れませんがスティックに慣れてきた時に、これ位の力加減を意識できると良いですね!
人差し指と親指以外の3本の指はこのスティックの動きを補助する様に使います。この詳しい解説はまた別の機会にさせて頂きます。
なので現時点では優しく包むように添えてあげましょう
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