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宇多田ヒカル - 誰にも言わない 歌詞考察  圧倒的な宇多田ヒカルの世界観について解説

本日2020.05.29付でspotifyで公開された

誰にも言わない / 宇多田ヒカル

誰にも言わない / 宇多田ヒカル 歌詞

いくつもの出会いと別れ
振り返って、思う

一人で生きるより
永久(とわ)に傷つきたい
そう思えなきゃ楽しくないじゃん
過去から学ぶより
君に近づきたい
今夜のことは誰にも言わない

I won’t tell my friends
‘Cause I know they’re gonna worry
I won’t blame anyone else
For what happens to me

完璧なフリは腕時計と一緒に外して
ベッドの横に置いて

一人で生きるより
永久(とわ)に傷つきたい
そう思うのはただのワガママ
罪を覚えるより
君に教わりたい
今夜のことは誰にも言わない

明日から逃げるより
今に囚われたい
まわり道には色気が無いじゃん

I won’t tell my friends
‘Cause I know they’re gonna worry
I won’t blame anyone else
For what happens to me

Can you satisfy me
Boy you know what I need
I just want your body
I just want your body

One way street 照らす月と歩いた
好きな歌口ずさみながら
感じたくないことも感じなきゃ
何も感じられなくなるから

さすがの宇多田ヒカルさんの歌詞でとても難解に感じます。
だから自由に感じてみたいと思います。

このタイミングのリリースです。まさにコロナウイルスの渦中のこの新曲

人は人とハグをすることが制限され、
ソーシャルディスタンスという言葉が広がりました。

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この尺度に当てはめると

一人で生きるより 永久に傷つきたい 
そう思えなきゃ楽しくないじゃん

きっと私たちは人との接触を避け一人で生きていくことは出来ない
人との関係性の中でしか存在できないと改めて感じました。

人と関われば摩擦が生まれ、そこで傷つく
しかし傷つくことから離れていくことは人と共有する喜びを放棄してしまう

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過去から学ぶより君に近づきたい

きっとこの危機から学んで社会を閉鎖するより
私たちは関係性の中で社会の中で生きていきたい

そして人との摩擦で傷つくことを学んだとしても
私たちは人との関わりを選んで生きていきたい

そのようなメッセージと捉えています。

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Boy you know what I need
I just want your body
I just want your body

私はあなたを必要としています
あなたがいることが私の全てです

Boyと言っていますから息子さんに対しての問いかけでしょう。
たとえ傷つくことが分かっていても前に進みます。
人との関わり、特に大切なあなたとの関わりを絶っての未来はあり得ないんです。あなたへの愛があれば繰り返し傷ついてでも前に進めます。
という意志なのだと思います。

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One way street 照らす月と歩いた
好きな歌口ずさみながら
感じたくないことも感じなきゃ
何も感じられなくなるから


誰しも前に進んでいかないといけない この絶望の社会の中でも
恐れや不安を抱えながらも あるがままを感じないといけない
今、目の前で起こっていることは紛れもないあなたといる現実だから

コロナという100年に一度のパンデミックで社会は激変しても
この渦中で見えてくる真実に目を背けずまっすぐに進んでいく。
という意志を歌った歌と捉えることも出来るのではないかと私は感じました。

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