不安が次々襲ってくる〜初めての体外受精〜
もうすぐ胚移植
恐怖だった採卵を乗り越え、
無事に受精をして、
明明後日、移植予定です。
その前日、受精卵の状態を確認するのと、血液検査の結果を聞くために受診します。
つまり、2日連続で通院。。。
次々襲ってくる不安
まず最初に襲ってくる不安。
受精卵は、ちゃんと分裂をして育ってくれるのか。
明後日の診察で、その結果を聞くわけですが、
不安です。
3つの受精卵は、3つとも育ってくれるかな。
3つ育ってくれれば、
凍結もできて、
チャンスが増える。
お願い、3つとも育っておくれ・・・
次に襲ってくる不安。
移植後、無事に着床するのか。
下腹部にあまり力を入れないようにするくらいで、
他はいつも通りに過ごして良いと言われるけど、
怖い。
立っているだけで、
外に流れてしまうんじゃないかって思っちゃいそう。
大便の時に、力んだら出ちゃうんじゃないかとか・・・
だからってずっと安静にしていたら、血流悪くなりそうだし。
どうしたらいいんだ・・・
ま、考えてもしょうがないので、
いつも通り過ごすことにしますが。
きっと、受精卵の遺伝子異常などがあれば着床はしないだろうし、
もう今の時点で妊娠できるかどうかは、ほぼ決まっているんだろうし。
考えてもしょうがないか。
不安 → 考えてもしょうがない、
の無限ループすぎる。
その次の不安は、
着床後、妊娠が継続できるのか。
もうなんなの?!
次から次に不安が襲ってくる・・・
多分、自然妊娠だとしても同じ不安はついてくると思う。
これだけ妊娠できてないから、余計にね。
でも、体外受精での不安は、
若干種類が違います。
自然妊娠と体外受精の不安の違い
自然妊娠だと、受精卵の時点で流れてしまう場合、
気づかないことも多いそうです。
予定通り生理が来れば、気づかないです。
その場合、
「流れてしまった・・・」というショックには晒されなくて済みます。
でも、体外受精は違います。
体の外に出した卵子と、夫の精子が、
体の外で受精して、
それをお腹に戻します。
つまり、今現在、受精している。
赤ちゃんの卵がもう出来上がっているんです。
それを知ってしまったら、
もうすでに愛おしくなってしまうんです。
私たちの赤ちゃんになるかもしれない卵が、
今クリニックにいる。
それをお腹に戻したら、
もう一気に妊娠の最終段階に突入。
着床するだけ。
これが流れてしまったら、
流産したかのような気分になります。
知らない方が幸せだったんではないか・・・
って思ってしまいます。
妊娠のかなり早期に分かると言うことは、
ダメになることにも気づいてしまう。
これがまず、自然妊娠と大きく違う気がします。
そして、もう一個大きな違い。
それはお金です。
保険適応になったとはいえ、
やはり高額なお金がかかります。
リセットしたら、
生理とともに大金が水の泡になって消える・・・
ショックが大きいのは否めません。
そして、
もう1つは、
痛い思いをして乗り越えてきた治療も、
泡となって消えるということ。
妊娠するために乗り越えた治療が、
全て一旦リセットしてしまう。
頑張った自己注射も、
痛かった採卵も、
移植も、
リセットしたらゼロに戻る。
少しずつ積み上げていけたら良いのに。
妊活というのは、
生理がきたらゼロに戻るだけ。
体外受精のリセットは、
きっとかなりしんどい。はず。
こーゆーとき、
noteなどで体験者の方々の投稿を見て、
励まされています。
不安を考え出したらキリがない、
というのが、
移植前の人の本音、ですよね。
不安に耐え抜いてみせます。
日本中の体外受精を頑張っている皆様、
一緒に頑張りましょう!!!
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