見出し画像

少女漫画Café

実はひっそりと昭和少女漫画を読み耽るCaféイベントを西荻窪で隔月第一日曜に開催している。
姉も兄もマンガ好きだったので、実家には結構な冊数の漫画があるのだが、読まれることもなく眠っていた本たち。また、すっかりお名前を聞かなくなった先生方の作品も惜しい。
昭和レトロもブームとやらで、昭和時代の少女漫画に興味のある若い世代もいるんじゃないかな。そんな気持ちもあって始めたイベントである。

友人が経営している #西荻窪のはなれ  というスペースで開催して次回で6回目。初回はなんとなくの開催だったけど、そこで里中満智子先生の本を手に取る人が多かったので2回目は里中満智子特集、3回目は一条ゆかり、4回目は吉田秋生・吉田まゆみのW吉田、5回目はホラー・サスペンス・スリラー漫画特集とした。9/1が6回目で大河ドラマのネタでもある源氏物語を華麗に描き出した、大和和紀&時代物漫画特集。11月はちょっと早目だけど今年を笑って締めくくろうということでコメディ・ギャク漫画特集の予定。

同年代(アラ環)のお客様からは「家ではこんな時間は持てない」といった声も。みんな家事や仕事が頭から離れないものね。
読み耽るお客様の背中を見ていると、気持ちは少女に戻って、主人公とハンサム(昔はイケメンなんて呼ばず)な男子との恋に胸ときめかせているんだろうな~としみじみした。

ほそぼそとやってますので、もしこの記事を見つけて興味をもったら、ぜひお出でください。”西荻窪のはなれ”は普段はパンをメインにパン作りイベントなどをやっている場所ですが、もともとは友人の実家で、本当に落ち着く空間です。お客様からはこの会場も高(好)評価。

イベント名「マツフジ学院漫画研究部」でpeatixでも告知しています。
(マツフジ学院ってなにさ?っていうのは追々・・)

個人的には、ずっと気になっていたけど読む機会がなかった佐藤史生先生の漫画を大量に貸してくれる人がいて、ドはまり中。
夢見る惑星は本当に面白かった。何で発表当時にちゃんと読まなかったのかと地団駄。今はワン・ゼロを読んでいるが、佐藤先生は未来からやってきてご自身の時代にお帰りになったんじゃないかと、それくらい見通し感がすごい。それとも、こんな風に世の中が変化するのは30年前からの既定路線だったってことなんだろうか?知性に圧倒される。
今、#明治大米沢嘉博記念図書館・現代マンガ図書館 で開催中の#佐藤史生原画展-決して眠らない魚のみる夢- は絶対に見逃せない。

・・・というようなことをこれからも少しずつアップしていこうかと思っています。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?