私たちが今、わざわざ演劇をやるということ
新作公演『眩く眩む』のお稽古をしています。
今ひさびさに家でビールのんだらちゃんと酔っ払ったので酔っ払いの文章をです。すみません。酒飲んでる私が嫌いな人はいますぐX(旧Twitter)に引き返してください。
まあなんで書くかなーってなったかっていうと、
やっと藤尾勘太郎がブログを書いたからです。
ここからみよう。
わたしはもう今日更新されたこのブログを5回くらいは読み返しました。
んだよ、やっぱ好きなんじゃん勘太郎あたしのこと。んだよ。
とか
わたし、死ぬ思いでこれを書いたなって、書いてる時(いうてひと月まえくらい)のことを思い出してたりしました。
私は稽古で俳優陣がやってくれたことをみて盛大に書き直すっていうのをするタイプの作家なので、一回でちゃんとしたものを書けない現場ありき物書きなんですけど、おもえば顔合わせでだした4稿からも遠くまできてんなって思っています。
人がやってくれるのってすごいんですよ。
一人で書いてても『こりゃいいセリフ』って思うことはあるんですけど、
生身の説得力に震えるくらい感動する。物理的にぷるぷるしてます。
わたしが演劇をやっている理由って、それだけだとも思う。
演出しててこれだっておもうときはやはり魂が震えてる。
全部嘘なのに、嘘じゃないときに。
今2本目あけましたね、ハイ、引き続きビールです。
しゅうまいをたべます。
たべました。
そして飲み終わりました。
もう一本飲みたいな…。
まあもうなんぞ何言いたいかわかんなくなってきましたが、
我々はえげつない演劇をやっています。
やることなすこと全部自分達にかえってくるような、選ばなくていい地獄をわざわざ選んでヒイヒイいってます。
でも、演劇をやる意味は、わざわざの地獄をわざわざやることにあるとおもう。
ただ、わたしはジャンプとマーベルになりたいひとなので、ドラマとしてきっと面白いと思ってもらえると思います。
地獄をみたくないひとは無理はせず!
でも、これは、わたしが愛している藤尾勘太郎が作ったフライヤーのイラストと色そのものみたいな、わたしがライティングした写真のような、この人たちとしかできないと思ってオファーした俳優陣と作る、絶望の中でも希望へ向かう物語です。
ムシラセ9月新作公演
ぽけふぇす 参加作品
『眩く眩む』
2023年9月6日(水)-10日(日)
劇場MOMO
作・演出 保坂萌
全席指定席です。
http://confetti-web.com/mabayukukuramu
【キャスト】
藤尾勘太郎
谷口継夏
鍛治本大樹(演劇集団キャラメルボックス)
小島あやめ
岡野一平
瀬戸ゆりか(青年団)
つかてつお
有薗芳記
【日程】
9月6日(水)19:30
9月7日(木)19:30
9月8日(金)14:00/19:30
9月9日(土)13:00/18:00
9月10日(日)12:00/16:00
全席指定席・前売り 4300円/ 当日 4500円
★スペシャルチケット 10000円
選択キャストのブロマイドセット
藤尾勘太郎デザイン非売品Tシャツ
※グッズは終演後受付にてお渡しします
【スタッフ】
脚本・演出・写真 保坂萌
舞台監督 大石晟雄(劇団晴天)・加藤葉月
舞台美術 藤尾勘太郎・輝蕗
宣伝美術 藤尾勘太郎
照明 保坂美沙(C.A.T)
音響 大貫誉
楽曲 Renn Saito
演出助手 廣川真菜美(maars inc.)
宣伝動画 つかてつお
制作 小泉美乃(合同会社soyokaze)
ちなみにスペシャルチケットのアイテムを封入する袋は、劇中で使う『カット袋』と言われる、原画や動画(簡単に言うと絵をかいた紙)を入れる袋です。
それはそれは、めっちゃ思い出になると思います。非売品です。
代金として高いのは承知なんですけど、損はさせないようにしてます。なんなら利益率そんなにない。いっつもバカみたいにお金かけちゃう。
アホなんよ。みんなに幸せになってほしいんよ。
というわけで、ちょっと酒買ってきて飲んで寝ます。
みなさま、きっともう寝てますよね。
起きてこれをみたあなたが今日も良かったり悪かったりの一日を過ごしても、なんだか寝る前に幸せでいてくれますように。
関係ないけど祈ってます。
ほさか