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走ることは誰かに強制されたわけじゃなく自分で決めたことだから、続けられるのかもしれない【ランニング日記9/28(月)〜10/2(金)】
9/28(月)
誕生日である。何が悲しくて誕生日の朝から10キロも走らなくてはいけないのか。昨日寝る前に、もう明日は走らなくていいんじゃないか、たまには自分を甘やかしてもいいんじゃないか、と、思っていたわけだけれど(しかも前日は神宮へ行ってヤクルトは負け、ついでにこどもたちはケンカし、寝るのは0時近くなった。)朝起きたら身体が勝手にランニングウェアに着替え始めた。こわい。こわすぎる。
仕方がないのでしぶしぶ外に出る。半袖とハーフパンツ、まあまあ涼しい。というかいい天気だ。なんで昨日の神宮は雨だったんだ。(しかも負けた。いつものことだけれど。)
時間帯なのか、秋だからなのか、なんなのか、釣りをしている人がめちゃくちゃ多い。目の前で魚がどんどんつられていく。(ほんとに。)魚たちも月曜日の早朝につられてしまうなんてびっくりだろう。いや、魚に月曜日も火曜日もないだろうけど。
だいぶ涼しくなって、確かに走りやすくなってきた。だからといってモチベーションが上がるかといいえばそんなことは全くないけれど(もはや身体が勝手に走っているだけだ)、体力が暑さに奪われていくあの感じがなくなってきたのは本当にうれしい。
これから来る寒くて寒くて震える季節の前に、できるだけ気持ち良く走っておこう、と思う。
いつものように走って、いつものように仕事をする誕生日。まあ、ぶつぶつ文句を言いながら、でもそういうのは悪くないですね、と、思っている。日常が続いていくことが、しあわせなのだ。
9/29(火)
昨日は野球もなかったので少し早めに寝た…のに、やっぱり今日も眠い。外に出ようとすると息子が目を覚まして、「食パン買ってきて」と言う。テレビで見た、パン粉と卵をつけてフライパンで焼くやつを作ってみたいらしい。
食パン食パン…と、唱えながら走る。(なんせ私は何でもすぐに忘れるので。)
外に出た瞬間は少しだけ「さむっ」と感じる。でもまだ半袖とハーフパンツで大丈夫。というかそうでないと、暑い。
少しだけ、「速く」を意識しながら走る。少しだけ、無理ない程度に。ようやく涼しくなってきたのだからちょっとずつタイムを戻していかなければ…。
今日は5キロの日だったので、そんなに無理をしないで、キロ6分を切って走りきる。少しずつ早めて「無理せず」の日はキロ5分45秒くらい、「がんばって」の日はキロ5分半くらいに戻していきたいものですが…どうだろう…。
誕生日の昨日は、一日中パソコンに向かって仕事をしてnoteを書いていた。書くことを仕事と生活にしていきたい、と、そういえばずっと思っていたのだ。随分と若い頃から、ずっと。
37歳になった今、そういう意味ではだいたいやりたいことができているんじゃないか、と、思うと、なんというか、「悪くないな」と、思う。
思い通りにいかないことなんて山ほどあるけれど(ヤクルトはだいたい負けるし)、でも、振り返ってみればそれなりに、「やりたい」と思ったことは、やっているような気もする。それしかできない、ということでもあるのだけれど。それでも気づけばここにいる、というのはなんか、ほんと、「悪くないな」と、思う。
走ることは、決して楽なことじゃなくて、この時間を例えば家事や仕事やあるいは睡眠に充てたいと思うことも山ほどあるのだけれど、でもとにかく毎日走ることで、もしかしたらそのやりたいこと、行きたい場所に、たどり着けるのかもしれないと、そんな気もする。
仕方がないからまた明日からも、走り続けよう、と、思います。しぶしぶだけど。
忘れず食パンも買って帰った。とてもえらい。
9/30(水)
またヤクルトは負けたので早めにふて寝して(夢に梶谷が出てくるかと思ったけど夢も見ず爆睡した)、起きたら5時を過ぎていた。急いで走る準備する。
私が走っている間に子どもたちは朝ごはんを食べるので、昨日の水餃子スープをあたためてカレー粉でアレンジをして、「食べてね!」とメモを残して走る。
と、5キロ地点くらいで、むすめから電話がかかってくる。「ママーーー!!!!スープがもうなかったああああああ!!!涙」
とのことである。息子が食べちゃったのかと思ったら、夫が食べちゃったらしい。おい。
とりあえず食パン食べといてね!と、なだめすかして走る。
Apple WatchとAirPodで電話できちゃうのはまあ便利だけれど、おかげさまでしょっちゅうこうしてむすめから電話がかかってくる。
外に出た瞬間「さぶっ」と感じる。半袖ハーフパンツはそろそろ寒いかな…と、思うけれども、1キロも走れば暑くなる。
まだまだタイムはいつも通りとはいかないけれど、それでもだいぶ「マシ」にはなってきた。涼しいと本当に身体が楽だ。
1時間、スマホも持たず(むすめから電話はかかってくるけれど)ただ走り続けるのって、よく考えるとけっこうすごいことだよな、と思う。なんかものすごく無意味な気もするけれど、そういう時間って実は大事なのかもなあ、とも思う。しんどいけど。
9月の走行距離は155.6キロ。風邪をひいて2日走れなかったのと、旅行と休みでさらに2日走れなかったことを思うと、他の日にまじめに走った感がある数字だ。今月もたいへんおつかれさまでした。
ところで9月が短すぎましたね。
10/1(木)
都民の日である。なんなんだ都民の日って。息子が小学生になった4年前に急に出てきた。いや、たぶんもっと前からあったのだろうけれども私はそんなことまったく知らず関わることなく14年間都民として暮らしてきた。都民の日に恩恵を受けたことは特にない。
が、うちの区の小学校はなんとこの都民の日に休みになる。ほんと、急に休みになる感がすごいのだ。毎年毎年、前日までさっぱり忘れている。そして、「明日休みやん!!」と、思い出す。
さて休みなら走らなくていいのではないか、私が自分に課したルールは「平日はできるだけ毎日走る」である。都民の日はもはや平日ではないのではないか。
と、ブツブツ考えるけれども今日もまた気づけばランニングウェアに着替えていた。一体なんなんだ、ほんとうに。
寒そうだったのでアームカバーをつけて出たものの、1キロくらい走ると暑くなり、慌てて外す。まだもう少し、半袖とハーフパンツで大丈夫そうだ。
少しだけ雨が降る。帰ったら仕事を済ませて、こどもたちとおでかけ予定なので、雨が強くならなければいいなあ、と思う。ランニングの間にパラパラと降るくらいは全然良いのだけれど。
5キロの日なのでサクッと走ろうと思ったはずが、なかなかどうして結構しんどかった。タイムもまた遅くなっている。
まあゆっくりゆっくり、元に戻していきましょう。都民の日に走った私、えたい。
10/2(金)
Apple Watchのベルトがない。探しても探しても見つからない。朝からやれマスクがないだの帽子がないだの言い出すこどもたちに、「だから自分でわかる場所になおしときって言ってるやん!!!」と、毎日のように言っているわけだが、私はそれが全くできていない。人のこと言えない。
15分くらい探しても見当たらず、iPhoneのnikeアプリで走る。一体どこへ行ったんだろう、本当に。
ベルトを探していて家を出るのが遅くなったので、5キロだけにしておこうか、と、思うものの、走っているうちに、いや7キロは走るか…9キロでも時間的には間に合うな…いやここまできたら予定通り10キロ走るか…と、結局10キロ走った。えらい。
だいぶ涼しくはなったけれども、今日は家を出た瞬間もそこまで「さぶっ」という感じはない。半袖とハーフパンツ。
平日は毎日走る、とか、毎日観戦記を書く、というのは、自分で決めたルールだ。誰かに強制されたわけでは、全くない。
でもこれを続けていられるのは結局のところ、「それを自分で決めたから」なんだろうな、と思う。本当に誰に言われたわけでもない、ただ自分で決めたルールなのだ。私が続けていけることはいつも、こういう「自分で決めたこと」だけだな、と、つくづく思う。人に言われてやること、というのは長続きしない。(それもどうかと思いますが。)
「しんどいなあ」とは思うけれど、それでもとにかく例えば1時間だけ、決めたことをやってみる。その積み重ねが、たぶん大切なのだ。たぶん。しんどいけど。
そうして決めたことが、例えば試合noteでもランニング日記でも、読んでくれる人が少しでもいて、「楽しみにしています」と言ってもらえると、それはやっぱりとてもうれしい。いつもありがとうございます。
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