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高い壁に立ち向かってゆく経験だって大切だ 【4/12 巨人戦⚫️】

スガノから1本ヒットを打ったら勝ちだったはずが、4本も打ったので、実質4勝の貯金ができた。明日からの二戦は、すべて勝ちということになる。以上、特に言うことはない。

まあでも前回がノーノーだったのだ。久々のヒットしかも久々の得点である。素晴らしい。他に何を求めるものがあるというのだろう。単独首位?そんな架空の物語に踊らされてはいけない。地に足をつけ、スガノからの1安打に喜び、私たちは生きてゆくべきなのである。

スガノはちょっとランナーを背負っただけで、ちょっと四球を与えただけで、これはものすごく大事な局面なのだという顔をして、信じられないくらいの間を取り、ここを押さえないと伯父さんが左遷されるのだと言わんばかりの気迫で(されないけど)、こちらに向かってくる。あの気迫はやっぱり、敵ながら、ちょっとすごいわ、と、思ってしまう。

明らかに目指しているところが違う。スガノは最初から「1点も与えない」という決意を持って向かってきているのだ。1点を取られたら、もう二度と与えない、与えたら伯父さんが左遷されてしまう。(されないけど。)だいたい、その伯父さんの存在だって普通ならプレッシャーになるだろうところを、なんだかんだで乗り越えているのだ。

スガノが背負うものが何なのかはわからない。それが誇りなのか、それとも一種の何かの怖さなのか、もしかすると大きな夢なのか、6億円の年俸なのか、それはわからない。でも一人でそこに立ち、打者に向かっていかなければいけないプレッシャーの中で、あそこまで勝負し続けることができる、というそれはやっぱり並大抵のことじゃない。私が何を言いたいかわかりますか。つまりスガノにおかれましてはさっさとメジャーへ行ってくださいということです。いやでも真面目にあれはそういうメンタルだと思う。

だけど忘れちゃいけないことは、そういうスガノだって、負けることだってある、ということだ。スガノが一生、勝ち続けるということはありえない。それはちょっと調子が悪かっただけの日かもしれない。失恋した翌日かもしれない。フライデーされた日かもしれない。だけど本来の力じゃないとしても、理由があったとしても、とにかくスガノが負けることだって、あるのだ。

だからまあもちろん、ライアンが負けることもある。ヤクルトなんかはしょっちゅう負ける。(今日は実質勝ちだけど。)でも、たまにスガノからホームランを打てる日もあれば、19歳がスガノから2本もヒットを放つ日もある。例えばマツダで三連勝する日だってある。それが勝負なのだ。今日負けたとしても、次に勝てばいい。いつかきっと、そういう日は来るのだから。

そこには明らかな力の差があるけれど、でもそこで戦えること、立ち向かってゆけること、例えば19歳が前回できなかったことが今回できるという経験を積めること。それはやっぱり素晴らしいことなのかもしれない。そのうちスガノはきっとメジャーへ行くから(行ってくださいまじで)、それまで必死にくらいついていただければと思います。次は実質じゃなくて本当に勝てると良いですね。

ちょっともう書くことなさすぎてスガノについて書きまくってしまったので次回の対戦ではスガノから3ランを放った村上くんとスガノから猛打賞だったぐっちについて長々と書けますように。

あと次回、ヤクルト戦にスガノが登板する日はフライデーがスガノの合コンフライデーしてくれますように。まじで。


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