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【ランニング日記】やっぱり私は長距離走タイプなのだ、と思う【3/29(月)〜4/2(金)】

3/29(月)

春休み。ゆっくり寝ようかなと思うものの、朝のメニューに筋トレまで加わり、むすめの学童お弁当も作らなきゃいけないというわけで、結局いつもと同じくらいに起きる。お弁当用のお米を炊くお鍋を火にかけ、ウェアに着替える。今日は日焼け止めも飲んだ、サングラスも持った、手袋も持った。えらい。

雨上がりの月曜の朝は、宮古島のにおいがする。都会にあんな濃い緑はないはずなのに、それでもマンションの植栽からさえ、宮古島の空気を感じる。行きたいな、もう本当に、そろそろ行かなきゃ禁断症状が出てしまう。

6時過ぎ、もう「さぶっ」というあの感じはなくなっている。外はすっかり明るいし、寒いだの暗いだの言っていた季節では、もう、ない。だからつべこべ言わずに走るしかない。(でも走りたくない。)

昨日のすてきなおうちでの取材を思い出す。いろんなおうちがあって、いろんな家族がある。それぞれのおうちに、それぞれの「楽しい暮らし」がある。それはなんて豊かなことなのだろう、と思う。それぞれのおうちの、それぞれのごはん。そこにある、光を思う。私が伝えたいものは、そこに確実にあるのだ。それを少しずつ少しずつすくいあげながら、伝えて行けたらいいなと思う。

桜がはらはらと散り始めている。もうすっかり春だ。がんばろう、と思う。焦らずに、ゆっくりと。

3/30(火)

えー、また日記を書いていなかったようです。午後から撮影だったので早めに走った気がするのだけれども覚えていない。お弁当も作ったはずなのだけれども覚えていない。よく考えたらついでにバナナケーキも焼いていた。張り切りすぎですね。

3/31(水)

起きたら6時前。また寝坊です。これはもう、春休みなので仕方ない。でも問題は、最近の私は走った後に筋トレをしてそのあとキッチンを片付けてお弁当まで作らねばならない、というところである。春休み、やることが意外とある。これは結構ハードなのではと思い始めている。

で、ハードだからかなのかなんなのか、この日の日記はここで息絶えている。おつかれの様子。一応、アプリで確認すると10キロを走ってはいる。おつかれさまです。

4/1(木)

4月。今日からむすめも学童がない。(2年生は定員オーバーで入れなかった。)

そうです、今日から進級ですね。息子は5年生、むすめは2年生になった。なんというかもうこうなると私もすっかり、小学生の母である。いや今までなんだったんだという話ですが。

6時前に起きて、6時半頃外に出る。もう全く寒さはなくて、1キロも走らず暑くなり、半袖になる。そのうちすぐ、半袖で外に出られる日もやってきそうだ。

春休みのリズムに少し疲れ始めているのか、というかそもそもここのところの忙しさのせいなのか、どうも疲れがたまっていて体が重たく感じる。いや単純に、体重がまた増えたのかもしれない。調子に乗るとすぐ増える。

最近は5キロの日も7キロを走っておいたりしていて、距離を稼いできたけれど(3月の走行距離は、過去最高の197キロだった)、今日は5キロにしておこう、と思う。どうにもこうにも、なんせ疲れている。なんと言っても今日は朝から出て鎌ヶ谷まで行くのだ。(そう、ヤクルトの二軍の試合を見るために。)早めに帰って家事をしておきたい。

と、思っていたのだけれど、走っていると春のポカポカ陽気に誘われて(誘われて?)、少しだけ、距離を伸ばしておこう、という気持ちになる。6キロまでは距離を伸ばす。

桜はあっという間に葉桜になっている。ほんとうに美しい時間はあっというまだ。だけど村上春樹が言うように、ほんとうに美しいものは、失われて二度と戻らないものの中にあるのかもしれない。

さて新学期。新学期にしても何にしてもこのドタバタをなんとか乗り切っていきたい。新生活のペースを掴むには、やっぱり時間がかかる。走るペースを掴むまでに時間がかかるのと同じだ。

少しずつ、いろんなことを整えていきたいです。

4/2(金)

振り返ってみると、今週は全然書けていない、このランニング日記。

今週はなんだかよくわからないけれどもとにかくものすごおおおおくバタバタしていた。春休みだったからなのか原稿が立て込んでいたからなのかちょっとわからないのだけれど(整理する余裕すらない)、なんかソファでゆっくり、という時間があまりにもなかった気がする。反省している。基本的にこんなにひまな私が忙しいなんて。

で、なんだか身体も疲れがとれていない気がして、今日はゆっくり寝ようかな…と、思っていた。もう6時半くらいまで寝てしまおうか…と。むすめの学童のお弁当もないことだし。

が、結局6時前に目が覚める。ねむい。まだ寝たい。でも仕方がないので体を起こす。なんといっても外はもうすっかり明るいのだ。

それでも学校がないと思うと動きはゆっくりになるようで、6時40分頃、ようやく外に出る。普段早起きのこどもたちもまだ寝ている。昨日鎌ヶ谷まで遠足に行ったので疲れているのだきっと。あと昨日のヤクルトの試合が派手すぎて疲れているのだきっと。(11-11・・・)

今日はジャケットを着ず、ぺらっっっぺらの薄い長袖一枚だけで外に出る。少し肌寒さは感じるけれど、走り始めたらすぐに気にならなくなる。あの真冬の寒さを思えば、こんなに涼しい気候でぶつぶつ文句を言っていたらバチが当たるんじゃないかと思う。ぶつぶつ。

とにかく体が疲れている気がするので、今日は10キロの日だけれど5キロにしておこう、と思う。たまには自分を甘やかしてあげなければならない。なかなかに走り抜けた一週間だったのだから。

が、今日もまた走り始めるとまあ気候もよく少しずつ力が出てくる感じで、このまま7キロくらいは頑張ろうかな、という気持ちになる。もう今日はゆっくりでいいから、ゆっくり7キロだけ走ろう。と。

が、気づけば7キロの折り返し地点に差し掛かっている。ここまできたのならまあ…10キロ走っておくか…と、思う。

一応、月の走行距離の目標を160キロにしているのだけれど、3月は197キロを走った。これはたぶん過去一番多く走った気がするのだけれど、そうは言っても最初から今月はたくさん走ろう!と、思っていたわけでは、全く、ない。終わってみて初めて、ああたくさん走ったなあ、と、気づくのだ。最初から気合が入っているわけでは、ない。ぜんぜん。

そもそも31日ある月は距離がのびる。走る日が多くなるから当たり前だ。(2月はやっぱり少なくなる。)あと先月はおそらく、5キロの日に少しずつ距離を伸ばしたのが積み重なったのだと思う。

でも例えば、今月は197キロ走っているのだから最後の日に3キロ増やして200キロまで頑張ろう、と、いうことには、ならない。全く。残念ながら。

毎日少しずつ距離を伸ばして、いつもより30キロほど多く走る、ということはありえるけれど、最後にじゃあ3キロ長く走ろう、というのはなかなかに難しいのだ。私はやっぱり、何かを達成するためには、長いスパンで少しずつ積み重ねていく方が向いているのだと思う。たぶん。短距離走で一気に結果を出す、というのにはどうも向いていない。どちらがいいというわけではなくて、自分はそういうタイプなので、なんでも時間がかかるのだとちゃんと知っておくのが大事、と思う。

さて何はともあれ今週も走り切った。バタバタの一週間だけれど、それでもちゃんと毎日走り切ったのだからおつかれさま、と言ってあげたい。おつかれ私、おつかれヤクルト、おつかれみんな。来週はもう少しゆっくり過ごせ…ます…ように…(自信ない)

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虫明 麻衣(Mai Mushiake)
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