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【ランニング日記】 ワンオペの日々、それでも「習慣」をこなすこと【6/20(月)〜6/24(金)】

6/20(月)

伊東でまったりにつき走らず。旅館の畳で筋トレは少し。リフレッシュしたのでまた明日からがんばりませう!

6/21(火)

まあ温泉というのは疲れを取るためにいくのだけれど、そうは言っても遠出になるわけで、帰ってきたら、また疲れている。と、いうのがいつもの流れである。

今回は子どもたちと三人だけで気楽なので、東京駅構内のSITYSHOPで軽く夕飯を済ませ(めちゃおすすめ!)、荷物を片付けてから、洗濯とかはもう明日でいいやと諦め、久々に早く寝た。

おかげで本当に久々に、7時間くらいベッドにいた。これほんと久々である。私は本来、8時間くらい寝たい人なのだけれど、ここのところどうしても6時間弱ということが続いていたのだ。

それでも朝はまだ眠くて、ベッドでごろごろしてから、6時前にリビングに出る。そこから原稿を一本済ませ(昨日帰りの踊り子の中でやっていたら電車の揺れがやたら激しく、酔ってしまって途中でできなくなったのだ)、子供たちを起こしてから着替える。昨日も暑かったからおそらく今日も暑いだろうと、ノースリーブのウェアを選ぶ。

三日間走っていなかったので、念入りに足にクリームを塗り込む。とにかく、三日開くとかゆみが出るのである。あいつはほんとうに、やっかいなのだ。

外はまだ少しだけ、涼しい。それでも空気は水分をまとっている感じがする。走り始めてみると、意外と、スピードが出る。最近にしては悪くないペースで1キロくらいを走っていることに気づく。途中、かゆみが出る予感がしたので、とにかく意識的に別のことを考える。この際、もうスピードをあげて「しんどい」に意識を集中させることにする。

夏ペースだと8キロは走れないくらいの時間だったけれど、今日のペースなら8キロ走っても子供たちが学校へ行く時間に間に合いそうである。それを目標に、ペースを維持する。

結局、ほんとうに久々にキロ6分を切り、5分42秒のペースで8キロを走る。ものすごく良いわけではないけれど、ここ最近にしては飛び抜けて良い。

「夏はペースが落ちる」というのはもうこれはある程度仕方のないことではあるのだけれど、今日のようにやってみればまあそれなりのタイムにすることは、できる。「気持ちの問題」と言い切れるほど単純な問題ではないけれど、それでも「できない」と「できるかわからない」と「できるけど(今は)やらない」には大きな違いがある。とにかくやってみないことには、始まらない。どんなことでも、「できるかわからない」の状態はできるだけ、なくしておきたいなとなんとなく思う。

さて今週も、まだまだわが家はワンオペなんですけれどもがんばってまいろうと思います。えいえいお。

6/22(水)

昨日は早起きもできてペースもなかなかよかったわけだけれど、良いことはそう続くものではない。(ヤクルトの連勝だって止まる。)今朝はまったく起きられず、なんとか6キロ弱を走るも、まったくスピードが出ない。

そもそも起きた瞬間からもう体が重く、「どうか雨よ降っていて、もう全然走れないくらいのどしゃぶりで」と、思いながら窓の外をみると、1ミリもふっていなかった。悲しい。走るしかない。

ヤクルトは負けたし、仕事は全然終わらないし、相変わらず夫は海外だし、息子のテストはまた良くないし、ねこは元気にカリカリマシーンをぶっ倒すし、買い出し行かなきゃいけないけどいつい行くんだいってくらい時間も足もないし、もうなんかええええいっ!!!て全部放り投げたくなるけれども大人なのでそういうわけにもいかない。というか小学生だってそんなことせずに毎日毎日学校へ行きなんなら塾まで行っている。…仕方がない、私もとりあえずは走るしかない。

今年の梅雨はほんとうになんだか気圧に左右されやすく、気を抜くとすぐに頭が痛くなる。体もずっと重たいけれど、でもまあ、走らないよりはやっぱり走る方がいいのだ、体的にも。それは頭ではわかっている。とにかく走りたくないだけで。

今日もキロ3キロマンも競歩(たぶん)の女性も走って(歩いて)いる。みんな黙々と、ただ自分が決めたことをこなしている。きんにくんのYouTubeではきんにくんが顔を大きく歪めながら足のトレーニングをしている。すごい、私は誰にも言われずにあんなふうに自分を追い込むことなんてできない。強さというのはおそらく、突き詰めれば精神力のことなのだろう。

そう、毎日毎日うまくいくわけじゃない。ヤクルトの連勝は8で止まる。でも8連勝なんて、いつ見ただろう。まだ3敗しかしていない月なんて、あっただろうか。ぜいたくを言えばきりがないけれど、これは近年稀に見る、というか初めての、すばらしい6月なのだ。

だからまあ、つべこべ言わず(言ってるけど)私は黙々と走るしかない。きんにくんほどにはなかなか追い込めなくても、とにかく「毎日やる」という最低限決めたことだけは、コツコツとやるしかなーいのである。

6/23(木)

昨日の夜のことである。息子の宿題の丸つけをして、いつもみたいについ「あれはやったのこれはやったの」と聞いてしまい、疲れ果てて夜ごはんはウーバーイーツにしたのにその後片付けすら面倒で、終わっていない原稿を頭に思い浮かべてはため息をつき、そのうちだんだん胃が痛くなってきて、あれ今日はヤクルト勝ったのにな…と思いながらソファに倒れこんだ。

これはいい加減ものすごく疲労がたまっているんじゃないか、もう私はこれ、明日も走ってる場合じゃない、よし、明日はもうがっつり休みにしよう!!と、心に決めて、へろへろになりながらベッドにもぐりこんだ。

で、朝またねこたちが派手に暴れ回る音で目覚め、「眠いよ…」と思いながら体を起こしたところ「…走れるな、これは」と、思ってしまう。昨日の夜の段階ではもうぜったいにこれ走るなんて無理、筋トレも無理、明日は自主的休みにして一日中寝る!!と、思ったのに、結局起きてみたらまあ疲れはそこそこ回復しており、胃の痛みもさっぱりなくなっており、なんなら少し元気になっており、はあ走るしかない、みたいな体調になっている。

これがつまるところ「習慣」なのかなあという気がする。別に毎日元気に走りたいわけではまったくないのに、走らないことには落ち着かない、みたいなところはある。

まあでも走らなくてもいいかと思ったくらいだったので、今日はゆっくりのペースで5キロくらいにしておこう、と思う。たまには甘やかしてあげなければならない。

ところが遅いペースで走っていたのに、時間的になぜか7キロを越えても7.5キロくらいは走れるくらいの時間的余裕がある。仕方ない、7.5キロまで足を伸ばそう、と、もう少しだけ走る。

と、走ったところで気が付いた。計算を間違えていた。私はいつのまにか「6キロであれば余裕で間に合う、7キロくらいならギリギリ間に合う」というタイムを、0.5キロほど上乗せして計算していた。このペースで7.5キロ走ると、子供たちの学校の時間には全く間に合わない。でももう、7.5キロの折り返し地点まできてしまった。おいおいおい。

仕方がないのでそこから一気にペースをあげ、キロ5分半くらいで走り始める。それまでは余裕の夏ペース、キロ6分を超えていたのである。それでも「短期的目標」(というかタスク)が見えると、人間、できてしまうものなのだ。夏にキロ5分半はもうぜんぜんむり、と思っていたけれど、走れてしまうのだ。

結局、いつもより少し早くに走り終え、むすめが学校へ行く時間にはしっかり間に合った。もう、ゆっくり5キロと思っていたのに、終わってみればなかなかのスピードで7.5キロである。まあ、やればできると知ることは大事ですしね…。

それにしてもほんとうにバタバタとしているので、どこかでしっかり息抜きしよう、と思います。いや、してるんだけれども、まあもう少しね。週末はおいしいもの食べよっと。(いや、毎週末食べてるけれども。)

6/24(金)

昨日はまたもやヤクルトがなんだかいっぱい点を取って勝ち、もはやとまどっているうちに1日が終わった。休もうと思いながらしっかり走って1日を始めたからか、なんだかんだけっこう仕事も進んだ。ごはんをしっかり作り、早めにお風呂に入り、ベッドにも少し早めに入った。なかなか良い1日だった。

そんなわけで少し早く起きたので、今日は9キロを走る。10キロ走ろうと思っていたのだが、朝から少し仕事をしていたら時間がなくなってしまった。

なんか、まあほんとうに、愚痴の一つも言いたくなるくらいにバタバタしているけれど、たまにロスにいる夫にいやみの一つは言ってしまうけれど(言うんかい)、まあそんなことをしていても特に事態は好転しない。仕事を進めるのも、学校関連のあれこれをやるのも、息子の丸つけに付き合うのも、ごはんを作るのも、まあ結局自分で「やる」しかないのだ。もちろん、家族でシェアするとか、仕事も誰かに頼るとか、そういうのは大事。大事なんだけれども、最終的にそれを解決するのはやっぱり自分だ。つべこべ言わず、「やる」しかない。

そういう「実感」みたいなものは、やっぱり走ることで得てきたものかもしれない、と、走りながら思う。走ると決めたのは自分だ。家を出て一歩足を踏み出したのは自分だ。走り出したからには、行って戻ってゴールするまで、自分自身を押し進めるのは、自分の足だ。

そんなわけで今日もなんとか走り切った。昨日みたいなタイムは全然出なかったけど。でも今年は新しい水着も買ったことだし、夏に向けて筋トレもがんばろうと思います。


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虫明 麻衣(Mai Mushiake)
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