【ランニング日記】走ることを知らなければ、走りたい川に出会うことはできない【9/5(月)〜9/9(金)】
9/5(月)
めちゃ寝坊、5キロ弱。かゆみがすごい。わかっていたけれどもものすごい。漢方きかず。
時間が遅いのでキロ3キロマンにも最近ぜんぜん会わない。もう1ヶ月くらい見ていないかも。でも一応、私も走っていますよキロ3キロマン。(届かないメッセージ。)
9/6(火)
昨日、初めてのジムでがっつりトレーニングしたらもう午後いっぱい酸素が全部筋肉にいってしまったみたいな感じで、まじで頭が働かなかった。でも仕事は山のようにありますので、なんとかかんとかやりきった。そうしましたらもう、夜は眠くて眠くて、いつもより早めにベッドに入った。で、めっちゃ寝て、めっちゃ寝坊した。またもや寝坊である。
そんなわけで、今日も5キロも走れないかもしれない、くらいの時間に外に出る。それにしても全然走っておらず良くないので、ちょっとでも距離を伸ばすべく、少しずつスピードを上げる。外に出た瞬間の暑さはだいぶ和らいできたので、夏タイムから少しずつ冬タイムにシフトしていきたいところです。
昨日かゆみに耐えながら走ったため、今日はまったく出なかった。失われた8月はあまりにも走行距離が少なかったため、9月はちゃんと走っていきたい。
…と、言いながら、ここのところ私のモチベーションというか興味が、完全に筋トレに奪われている。筋トレ知識の動画ばかり見ている。そして走る時間すら、筋トレに奪われそうになっている。いかん、私はそもそも走るための筋肉をつけたかったのだ。
と、思いつつ、私のバイブルであるところの村上春樹の『走るためになんちゃらの僕ができること』(10回くらい読み返しているのにいつもタイトルが覚えられない)に書かれていたことを思い出す。村上春樹がランニングに興味を持てなくなり(ウルトラマラソンを完走した直後のことだ)、トライアスロンにシフト時期があったのだ。まあ、興味の対象がフルマラソンからウルトラマラソンにいって次にトライアスロンというところが、何がなんでもハードなスポーツなんだなという感じですが、面白かったのはそのトライアスロンからまたマラソンに興味が移っていくところだ。
たしかアメリカのボストンだったかどこかに引っ越して、近くにランニングに適した川があって「自然と」走りたくなった、という話だった。こういう環境の変化って、やっぱり誰しもに気持ちの変化をもたらす。「走りたい川」があれば、走りたくなる。で、大事なのってたぶん、「走りたい川」を見た時に「走りたい」と思える、その基盤を持っていることなのだ。当たり前だけれど、走ることを知らなければ、走りたい川に出会うことはできない。
私の今の興味は思いっきり筋トレに向かっているけれど、そのうちまた「長い距離を走りたい」と思うことだって出てくるのだろう。その灯を消さないように、細く長く走っていこうと思います。なんというかそういうのを、「ライフワーク」みたいにいうのかもしれない。いわないかもしれない。
さて昨日と今日は久々になんとかキロ6分を切った。涼しくなるにつれて少しずつペースを上げていきたいなと思います。(あと明日はもうちょっと距離を走ろう…)
ところで帰ってきたらねこが観葉植物を二つぶったおしていてお部屋がものすごいことになっていた。ねこ、うちに来て1年たつのに相変わらずものすごいパワーである。
9/7(水)
長い長い長いヤクルトの延長戦をテレビで見届け(か…かった…)、またもや寝るのが遅くなった。なんかもう、ヤクルト休暇みたいなのを作るべきだと思うまじで。
でもランニングにはヤクルト休暇がないため、仕方がないので今日も走る。寝るのが遅くなったわりには、意外とぱっと目が覚めた。走るモードになってきたらしい。まあ8キロくらいはがんばって走ろう。
昨日と一昨日、ちょっとスピードを上げて走ったおかげか、今日も最初から夏よりはだいぶ良いスピードでスタートした。Apple Watchでいつのまにか聴けるようになっていたラジオステーション?かなにかをてきとうに流し、走る。良く考えたら音楽もウェアもなにもかも、マンネリ化していたのである。流行病やらなんやらで2週間ほどランニングを休んで、なんかちょっと新鮮な気持ちになれたのかもしれない。そろそろ、ウェアもなにか新しいものを探してみよう。
なんだって目的っていうのは大事で、ボディメイクのためにジムへいくというのはわかりやすい。じゃあ走る目的ってなんだろうか。より長い距離を走れるようになる、というのもわかりやすいけれど、でもやっぱり私にとっては「一生できる運動習慣を身につける」が一番のような気がする。80歳になっても、朝起きてぱっと10キロ走れる体力をつけておきたい。
さてそれはそれとして、今日はジムに入会しにいきます。走ってシャワーさっとあびて着替えて荷物準備してバスに乗ってジムへいく。めちゃくちゃ面倒なのでこれを続けられるかは未知だけれど、でもまずはやってみようと思う。なんたって、自分の時間を自分で好きに管理したくてフリーランスになったのだから、こういう習慣だって自分でうまいこと作っていきたい。そのうち毎日行くようになるのであろうか。どうだろう。でも最初は気合をいれすぎず、良きペースでがんばってゆきます。メリハリがあってなおかつ「走れる体」を作るのだ。
9/8(木)
今日もなかなか早くに目が覚める。しっかり8キロ走って帰ってこられる時間。二日連続で8キロ走るのも、ちょっと久々だ。
昨日はジムでせっかくなのでと思い初回半額のパーソナルトレーニングを受け、今月がんばるメニューを作ってもらった。今日もランニングのあとにジムへ行って、そのメニューをおさらいしようと思っている。なんとまあ、結局ほぼ毎日通っている。なんとまあ。私はほんとうに、ハマるとそればかりになる。
ひっっっっさびさに、キロ3キロマンとすれ違う。元気そうでよかった。いや、元気そうもなにも、いなかったのは私なのだけれど。夏休みも終わり、いつもの生活が戻ってきて、ランニングのペースも戻ってきた。いつもの時間に走ると、いつもの人たちとすれ違う。それに少し、ほっとする。
無理なく始められるトレーニングをしたからか(それでもきっっつかったけど)、心地よい筋肉痛がきている。その中で走ると、ああ走るときにもこんなところの筋肉を使っているのだなあと新鮮に思う。毎日走っていてもわからないことは山のようにあるし、さっぱり成長しないことなんてもう、信じられないくらいたくさんある。でもそういうのってたぶん大事で、いつまでも「初心者」だと思うくらいの気持ちでいたい。いやまあ、実際そうだしね・・・一生、キロ3キロでは走れないしね・・・。
ジムでは、荷物と鍵をフロントに上げて、ランニングへ行くこともできるらしい。それはいいことを聞いた。冬とかは、そのパターンでもいいかもしれない。いろいろと、リズムを考えていってみようと思います。
9/9(金)
慣れない筋トレをがんばった一週間、すっかり体は疲れており、昨日は早い時間にベッドに入った。それでも朝はめちゃくちゃ眠くて、目覚ましで起きるも結局6時過ぎになんとかベッドから起き上がる。
なんだかんだでたぶん、久々に1週間しっかりと(距離は短いけれども)走った。加えてジムのトレーニングもがんばった。しっかり休養もとってあげなければならぬ。
涼しくなってきて少しずつタイムがまた早くなってきたので、キロ6分で計算して7キロ走れるな、と考えながら外に出る。真夏は、キロ6分で計算してプラス3分くらい余裕を持たせないといけなかったのだ。私にとって季節の影響というのが一番大きい。
外に出た瞬間の暑さも、そしてこれからやってくるあの厳しい寒さもまだ感じない、程よい季節である。でもまだ、走っていると暑いのでノースリーブと短パン。すれちがう人たちもみんな暑そうにしている。しかしあの寒い季節がやってくるのもつらいな…走る上では、暑いよりはずっといいのだけれど。
筋トレが楽しくて、そちらに気持ちを奪われてはいますが、そうは言っても新鮮な刺激にもなっているようで、すこおおおおおおしだけ、ランニングのモチベーションも上がっている。あるいはこの季節のおかげかもしれないけれれど。まあ、無理せず、変な気合いを入れすぎず、マイペースにがんばっていこうと思います。今週もおつかれさまでした!