【ランニング日記】 村上春樹ライブラリーと、息子の受験 【※2022年※12/5(月)〜12/9(金)】
12/5(月)
息子の模試が高田馬場の塾であったので(なぜ、馬場)、送り届けてから久々に早稲田へ行った。そういえば、村上春樹ライブラリーができて行きたかったのにまだ行っていなかったな、と、思い出したのだ。
そしたらこれが…とんでもなく、よかった。ここ一年くらい行った場所の中で一番よかったのではなかろうか。特に、オーディオルーム。いつまでもいたかったけれど、午後はまた別の予定があったので慌てて出てきた。またゆっくり行こうと思う。とても村上春樹らしい場所だった。すてきだった。
そんなわけで、私はそこで座った椅子が忘れられず、昨日はそれをひたすらウェブで探して時間がすぎていった。あと、まったく違うけれども少しでもあのオーディオルームに近づけたくて、寝室を大改造した。あまりにパーソナルスペースがないことに最近また悩んでいたけれど、そういうのは自分で作るしかないのである。
片付けた寝室で気持ちよく…ではなく、ねこに激しく起こされ、まだ外が暗い中、ふらふらとリビングへ出る。夫がすでに仕事しており(ホリック・・・)なぜか息子はソファで寝ている。さわやかな朝…には程遠いですが、これが現実。とりあえず、今日も白湯を沸かす。
外に出ると小雨が降っている。なるほどだからこんなに暗かったのか。それでも今日もまた白湯効果で、そこまで寒さは感じない。白湯、強し。
いつもなら8キロ走ると間に合わない時間だったけれど、少しだけスピードを上げる。と、いうか、今日は最初から意図せずして少しスピードが上がった。下がってきた気温で体が冬モードになってきたからか、村上春樹ライブラリーでなんか良い刺激を受けたのか、というかそもそもはやく走らないと子どもたちの学校に間に合わないぞとおもったからなのか、なんなのか、かんなのか。どちらにしてもとにかくちょっとスピードをあげていきたいものです。って、3ヶ月くらい言ってる気がするな私は。
そんなわけで今日はなんとか8キロ。今年はジムへ行き始めたのもあってほんとうに、ほんとうに走行距離を伸ばせなくなってしまったので、せめて12月はちょっとまじめに走りたい。と、思っているけれども出張の予定も盛り沢山で、どうなるかは、わからない。
12/6(火)
息子が遠足につき、お弁当作りでいつもより早く起きる。そのあと走り、朝から収録。そしてそのあと、ジム。綿密なスケジュールで私は動いてるんである。もはやこれはSMAPである。(なぜか私は昔からいつも忙しさをSMAPに例えるくせがある。どんなくせ。)
12/7(水)
夜にだらだらスマホを見るのをやめる。と、いうのをちょっと心がけるようにしておりまして(ここ二日くらい。)寝る前はチェアかソファで本を読んでいるのですが、そうするとまあ自然に眠くなる。で、ちょっと早めにベッドに入る、というのが続いている。(ここ二日くらい。)
おかげで今朝も昨日に引き続きmなにやらえらい暗い時間に起きた。えらい暗いといっても時計を見ると5時半くらいではあった。ねこがなんかめっちゃわめいているなと思っていたら、今日もまたカリカリマシンの電源を切っていたらしく、カリカリが出てきていなかった。おなかをすかせたねこが元気に私を起こしに来る。一番の目覚ましである。ねむい。
鉄瓶を火にかけ、沸くのを待つ間にウェアに着替える。外はまだ暗い。アレクサの気温表示は5℃とかになっている。そろそろ厚手のウェアにした方が良いのだろうかという考えがふと頭をよぎる。でもまあとりあえず、いつものようにペラペラのジャケットをはおる。
白湯を飲み、むすめを起こし、いつもより早く外に出る。今日はまた10時からの会議までにジムもすませて家に帰らなきゃいけないけれど、この時間に出たら久々に10キロ走れそうだ。
まだ薄暗い外に出るとさすがに寒い。白湯効果がまだ残っているうちに、これが冷めないうちに、体を温めねばという気持ちに押されて走り出す。いつもより少し速い走り始めのペースである。
寒さのおかげなのか、久々に悪くないタイムで10キロを走り切った。夏なら10キロ走っているとぜったい間に合わなかったけれど、今日はペースを早めたので間に合った。ここから少しずつ、冬タイムにしていきたいものだけれどもどうだろう。
久々の10キロはなんだかプチ達成感である。こんなに寒くて暗くて走りたくないなあという気持ちはもちろんあれど、やっぱり少しだけ、ほんの少しだけ、走るのは楽しい。
12/8(木)
今日も6時半、元気にねこたちに起こされる。ふらふらになりながらカリカリマシンをチェックすると、また電源を引っこ抜いている。手動でカリカリを出すと、二匹ともがっついて食べる。朝からほんとうに元気である。でもねこが元気なのはよきことだ、と思う。平和だ。
むすめの家を出る時間が早くなったので、とりあえず私も早く走って早く帰る。昨日は久々に10キロ走ったわけだけれど、今日は時間的に8キロ。起きたときからやや寒いけれど、白湯を飲んで体をあっためると、まあ今日も寒くて辛すぎる、というほどではない。温まった体のまま走り始めて、とにかく距離を伸ばす。
少しずつ明るくなっていく空、それにつれて早く…はならないけれどもまあ、少しだけ気持ちも明るくなっていく気もしなくもなくはない。向こうから、学生さんらしき団体が走ってくる。みんなわいわい楽しそうに走っている。そういう楽しいこと、ができるようになったんだなと、少しうれしく思う。
今日は昨日の背中のトレーニングが効いているのか、ちょと背中が筋肉痛である。この背中の筋肉痛がなかなかこなかったからちょっとうれしい。
昨日ほどではないけれどもまあひどくはない、というタイムで8キロ走りきる。さあ今日は1ヶ月ぶりのパーソナルトレーニングなのでがんばってこようと思います。
12/9(金)
昨日パーソナルトレーニングで体重体脂肪筋肉量をはかったら、わかっちゃいたけれども元気に1キロほど体重が増えていた。そもそも私は2キロほど落としたいと思っていたはずなので、そうすると計3キロ落とすことが必要になる。わかっちゃいたけどなにをやっているのか。
まあ、トレーナーのビルエヴァンス似のマッチョは、「まあ全然これくらいは大丈夫です!筋肉量は増えてますし!走るのにも影響はありません!」と笑っていたけれど、まあ私のなりたい体型的にはもう少し体重を落として体脂肪を落としたいので、引き続きがんばろうと思います。(ああ、ごはんがおいしい。)
そんなわけで今日も早めに起きたので、早めに家を出る。よく考えたら、むすめが家を出る時間が15分早まって、それに合わせて私もちょっと朝が早まったのかもしれない。私自身は好き勝手に過ごしているつもりだけれど、そうはいってもちゃんと子どもの生活にも合わせているというか見ているみたいだ。そりゃそうか。
息子の受験が近づいてきて、なぜか私の精神状態が落ち着きをなくしつつあり、なんとなく見つけた本を昨日Kindleにダウンロードして寝る前に読んでいた。そしたらこれがぐさぐさきまくる内容で、自らを省みて、これじゃいかんなと思って息子にとりあえずメールを送っておいた。
毎日よく頑張ってると本当に思うし、だから、どこの学校へ行くことになっても、そこが今の自分にとって一番いい学校だと思う。選ぶことよりも、選んだ道をどう生きるか、という方がずっと大事、とママはいつも思っています。だから、今は不安なこともいっぱいあるかもしれないけど、できることをできるだけ楽しんでやっていればいいと思う。困ったことがあればいつでも聞くし、相談にも乗るし、だから安心して毎日を過ごしてね。といったようなことを、メールした。(※一年後の今の私、これを読んでちょっと泣いている。ほんとうにいい学校に入ったなあと、思うから。)
書きながら、私はいつだってこういうスタンスでいなきゃいけないよな、と思う。個人的にいろいろと大変なことが続いていて、それをなんというか全部受験に投影させて自分が勝手にしんどくなっていた気がする。受験は受験、私の抱えているものは私の抱えているもの、である。あともう1ヶ月半ほどだけれど、最後は息子に、程よい距離感で伴走しよう。突き放すでもなく、入れ込むでもなく。大事なのはいつだって、人生を通して、息子と一対一の良き関係を結んでいくことだ。
と、走りながら再度反復する。最後くらい、私も腹括ってがんばろう。