続・続・走らない勇気【ランニング日記 11/2(月)〜11/6(金)】
11/2(月)
昨夜、久々に夜ごはんに焼肉へ行ったら、朝から胃が重い。野球シーズン中、我が家はあまり外食をしない。もちろん家で野球を見るからである。
でも昨日はデーゲームだったので(もちろん負けた)、久々に焼肉でも行くか、ということにしたのです。
相手投手に完封をゆるしたふがいなさを飲み込むように、ビールとマッコリとドデカミンサワーを飲んだ。元気になりました。焼肉は偉大。
偉大だけれども胃は重い。しっかり走って消化せねば…という気持ちになる。
外に出てもまだそんなに「寒くて凍える」ほどではない。走り始めてすぐ暑くてダレるということもない。水面のサギが優雅に佇んでいるのを見ながら、こちらも優雅な気持ちで走ることができる。…いや優雅は言い過ぎだけれど。
5キロ地点でジャケットを脱ぎ、残り5キロは半袖で走る。この調整が良かったのか、今日は最後までいいペースで走りきった。Apple Watchの画面に、「平均タイム」と、「(現在の)タイム」を両方表示するようにしたのも良かったのかもしれない。今までは「(現在の)タイム」だけしか表示していなくて、終わってから平均が遅かったり速かったりで一喜一憂感が結構しんどかったのだ。(と、やってみて気づいた。)
11月。まだまだ走りやすい季節。しっかり走り込んで行こう、と思う。野球ももうすぐ終わってしまうし(ううう。)
11/3(火)
文化の日である。体育の日ではない。よって走らない。(いいわけ)
11/4(水)
月曜日の夜、寝ようと思ったらなんだか身体が重い。そしてさぶい。まずい、これは体調を崩す前触れである。
フリーランス、というか働く人間、そして母親業は、まじで身体が資本である。新聞社の激務時代、1年に1回はなにかしらがっつり体調を崩し、点滴のお世話になっていた身だったのだが、出産してからその頻度はめちゃくちゃ減った。たぶんストレスががっつり減り(若い頃の私にとっては子育てより仕事の方がしんどかったのだ…今ならどちらがしんどいかちょっとわからないけど。)、生活リズムが整った(残業なし、飲み会激減)のがとても大きい。
で、さらにフリーランスになってからはもっと体調の変化に敏感になった。それは栄養たっぷりのごはんを毎日手作りする!………とかではまったくなくて、なによりも「体調不良の小さな小さな兆しをいち早くキャッチする」ということである。
ちなみにキャッチしてからの方法に関しては試行錯誤があり、「できるだけ生活リズムを変えず、ランニングもしっかりする」みたいなことを頑張っていた時期もあったのだが、これは、全くもって逆効果で、重いっきりこじらせる&長引かせることがわかった。そんなもの当たり前ではないかとみなさんは思うかもしれない。しかし私という人間は本当に、本当に、「身をもって知る」ことができないと、身体が納得しないたちなのである。
で、数々の失敗を繰り返し、ようやく、「体調不調の小さな小さな兆しをいち早くキャッチ」した暁には、「決して無理をしない。」という方法をとることにした。そして、「寝る。とにかく寝る。」これに尽きる。
昨日は休日だったため、一日寝通した。とにかく寝た。なんならヤクルトの試合を見ながらうとうとしていた。(そしたらたいしがホームランを打って目が覚めた。)
で、今朝にはだいぶん復活していたのだけれど、ここで調子にのるとまたぶり返すことを私はようやく学んだので、つまり、ここまで長々と書いてきたけれども何が言いたいかというと、
走っていません。
と、いうことです。
11/5(木)
朝起きたら身体がまだ少しだるい、気はする。昨日は走らずゆっくりしたものの、これはまた無理をしたらぶり返すのでは…と、いう気もする。
一方で、それは「走りたくない」気持ちがそう思わせているのでは、という気もする。
起きた瞬間、走りたくがないあまり「身体が重い」というのはいつものことなのだ。走りたくない言い訳が「身体がだるい」という感覚なのでは、という疑いが拭いきれない。私の心が私の体に言い訳しているのじゃなかろうか。なんせ私は、自分をまったく信用していないのだ。
休日と昨日、二日連続で走らないとなんだか、そわそわしてしまうのもあって、結局今日は走ることにする。
むすめが、「ママ走れるくらい元気になったんだねえ!」と声をかけてくれる。優しい、とても優しい。
10キロ走ろうかとも思ったけれど、まああまり無理はしないでおこうと、7キロにしておく。
タイムはめっちゃ遅いが仕方ない、「回復期」なので無理せず、である。
さて私はこの短い文章を、合間に休憩というか睡眠などを挟みながらたぶん6時間くらいかけて書いている。ただいま時刻は15:47。非常に身体がだるい。
…そう、風邪をぶり返した感がある。やはり体調が良くないと感じた時は走ってはいけない!私はまた身をもって知ったのである!(あほなんじゃないか)
11/6(金)
昨日は本当に一日中身体がしんどかった。やることは山ほどあるのにどうしてもパソコンの前に座れず、ベッドで横になっては「あれやらねばこれやらねば…」とそれはそれで休めず、でもパソコンに向かってもメールひとつ送るのがやっと、というありさま。
でもよく考えればつまり、メール一つを送る、という作業でも、それなりに体力(とか神経)を使うということだ。それを毎日こなすみんなはとてもえらいし(えらい)、そしてその作業ひとつとっても健康というのはすごく大事だということです。わかっているのについ忘れがちになる。健康を維持することは仕事することの一部なのだ。
というわけで私は日々走るわけだけれど、体調のすぐれない時に走るのは逆効果だと身をもって知ったため、今日は走らない勇気を持ちました。週に3回走らないなんてこれは相当の勇気。
来週はしっかり走り込めますように。がんばれ私の体力。