【5/18阪神戦●】てっぱちのホームラン、木澤くんのおじき、おっちゃんの一言
ほんとうにほんとうに、山田哲人のホームランが好きだ。と思う。
いや、山田哲人の盗塁だって好きだしヒットだって好きだ。山田哲人という選手がやっぱり、百周くらい回って(なんで回るのかわからないけれどもさておき)好きなのだと思う。
どれだけ負けている試合でも、てっぱちの大きな1本に救われた。
今日だって、左のエースけーじくんが初回にソロを打たれ、2回に2ランを打たれ、「いやいやヤクルトが神宮で3点も取るのは至難の業だよ…」と思っていたら3回には3ランを打たれた。絶望である。私は今日もまたウーロンハイを飲む。(ダイエット中につき、なんとなくビールではなくウーロンハイである。まあ、飲むんだけれども。)それでも薄手の長袖一枚にストールを羽織れば過ごせる神宮球場は、悲しいくらいに気持ちが良い。
相手のホームランは簡単にスタンドに入るのに、ヤクルトの打球はまったくもって、そこに届かない。「神宮で打てない」毎日がやってくるなんて、誰が想像しただろう。神宮でしか、打てなかったのに。
その中で、てっぱちは一人、ヒットを重ねていた。この「悲しいくらいに気持ちの良い」神宮で、そのヒットは、心に迫ってきた。そして6回裏、その打球はとうとう、すっと、スタンドに入っていった。
わっ、と、球場の空気が変わる。お祭り騒ぎのように、傘がキラキラと舞う。もう何点も取られたこの試合で、それでもそこに、希望の花が咲く。負けても負けても、どれだけ負けていたとしても、スターが放つその1本は、やっぱり特別なのだ。
それは、山田哲人だけが持つ、光なのだと思う。
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