【ランニング日記】二日酔いの熊本で少しだけ、走る。 【4/25(月)〜4/28(木)】
4/25(月)
先週負傷してコンディション不良だった足ですが、ワクチン接種でダウンしてたり土日を挟んだりしたおかげで、4日ばかり空いたら随分良くなった。ので、今日は4日ぶりに走る。
昨日の雨がうそみたいによく晴れている。たぶん昨日のヤクルトの試合もうそみたいなものだろう。(←編集しながら今見返したら3-11で負けていた。)
それにしても右足首がコンディション不良になったとたん、左足の付け根が痛み始めたり、かと思ったら右肩が痛かったり、はたまた左手首も痛みを感じたりと、次々と体が何かしらの訴えを起こしてきた。筋肉痛はたまにあれど、こういう痛みはそこそこ久々なので、まあ体も何かしら私に不服を申し立てたいのかもしれない。わからないこともない。
やれランニングだやれ筋トレだとやっているわりに、ここのところ本当に、あれこれと好き勝手食べている。体重は元気に増えている。体の負担はとんでもないことになっているはずだ。大変申し訳ない、ごめんよ、体…と、思いながら、少しゆっくりめに走る。…と、いうか、体が重くてゆっくりしか走ることができない、という方が正しい。
まあでも、少しくらい不調があっても走ることはできるわけで、そこと「無理をする」の境目を見分けるのって、ものすごく難しいなあと思う。コツコツ続けることで、培われていくものももちろんあるが、失われていくものだってあるかもしれないのだ。もちろん。
まあでもとにかく今のところ、私の体重はたいへんなことになっているわけで(だいたい筋トレを始める前の体重に逆戻りである)、無理をせずゆるやかにでも、食事に気をつけながらやっていかねばならぬ。はあ、がんばろう。
4/26(火)
昨日は撮影帰りに電車の中で爆睡し、へろへろになって帰ってきた。帰ってきてびっくりした。まだ月曜日じゃないか。
前日にヤクルトが10点だか11点だかを取られた試合を見て疲れていたせいか、しっかり睡眠を取ったのにまだ足りなかったようだ。というわけで今日は早めに…寝たいのだけれど、わが家には週3で塾に通う小6がおりまして、この宿題の丸付けなんかをやっているともうあっというまに、ほんとあっというまに、夜も更けてしまう。
ところが昨日は夜からやたら頭痛がひどくて、とりあえず丸付けは明日やるよ…といいながらベッドに倒れ込む。かなり深く眠り込んだ。疲れているのだ。10失点だか11失点だかするから…
で、こういう場合、だいたい朝起きてもやっぱり頭がやや痛い、というのがいつもの流れである。今日に至ってはたぶん気圧もめちゃくちゃ低く、それもあって(というかそもそも昨日の頭痛もそのせいなのかもしれない)、痛いわあああと、言いながら起きる。こういうとき全くがまんはしないタチですので、おなかに軽く消化のいいものを入れてから、タイレノールを飲む。
外に出てもまだ頭はやや痛むので、ゆっくり走る。ちょっと寝坊して、今日は7キロほどしか走れなさそうだ。明日から熊本で、さらに走れなさそうだというのに大丈夫だろうか。いや大丈夫ではない。
走っているうちにだんだん痛みはひいてくる。ビバタイレノールである。そういえば、昨日あちこち感じていた痛みも、今朝は随分ましになっている。絶好調というほどではないけれど、これくらいならまあ日常的にあるな、くらいの痛みである。全部低気圧がもっていってくれたのかもしれない。
さて相変わらず、まったくスピードは出ない。四月でこんなタイムで走っていたら、真夏はどうなってしまうんだとまたもや思う。それでも今日は、むすめが学校に行く時間に間に合わせるべく、最後はラストスパートをかける。結局「ラストスパート」の体力は残っているのだから走れるはずなのだけれど、どうも力が出ない。パワーが足りないのだ。パワー。
まあでも今日からまたちょっとまじめに、体重と食べたものを記録していこうかなと思っています。パワー。
4/27(水)
今日から熊本。午前中のフライトだけれど、明日から走れる気がしないので、5.5キロだけ走る。(と、書いたところで息絶えていた。たぶん、フライトの時間ぎりぎりだったのであろう。
4/28(木)
昨夜は、それはそれはもう、おいしい熊本ワインをいただいた。「菊鹿」というブランドの、赤。熊本でもなかなか入らないそうで、社長が女将に頼んで出してくださった。
おかげでほんとうに気持ちよく飲み、二軒目で日本酒バーへもいき(とんでもなく良いお店だった…)久々によく飲んだ。もう、よく飲んだとかいうレベルの話ではない。
朝起きたら元気に二日酔いであり、立ち上がるのもようやくといった様子である。もちろんこんなのは久々である。さすがに今日は走るの無理だわ…と、ノロノロとベッドから出る。
ホテルの朝ごはんを食べにいこうと洋服に着替えると、少しだけ気分がしゃきっとする。
…しゃきっとするなら走れるんじゃないの、短い距離なら、時間的にも。とか思ってしまい、3キロだけ走ることにする。信じられない。
ホテルから熊本城まではすぐだったので、熊本城を目指してとにかく走る。もう人々は動き始めている。街中のホテルなので(そして街中にお城があるっていうのもすごいなと毎度思う。)仕事に向かう人たちで溢れているのだ。
その隣をゆっくり走る。熊本城の周りは坂になっているのでちょうどよい。(ちょうど良い…?)いや、短い距離の場合は少しくらい負荷をかけた方が良いのです。良いってなんだって話ですが。
近くに神社があったので、なんとなくぐるりと回り、そしてホテルに戻る。たった3キロだけれども、「とにもかくにも二日酔いの中、旅先で走った」という事実が大事なんである。走ったからね!今月ぜんぜん走行距離足りてないけどね!
それにしても熊本ほんとうに良いところだった。また必ず、来ます!