【4/6中日戦●】カツオさんは、いつもぜったい、いいわけをしない。
昨日に引き続き田口のYouTubeのお話。
カツオさんは「続けること」の大切さについて話していた。青木は「諦めないこと」について、話していた。でも思うにその二つは、二人ともきっと、大切にしていることだ。
カツオさんは今日、3回途中に、3失点でマウンドを降り、負け投手になった。カツオさんが悔しそうにマウンドを降りる姿を、何度見ただろう、と思う。「うまくいくことより、うまくいかないことの方が多いんだけれど」と、カツオさんは動画の中で言っていた。うまくいく試合より、いかない試合の方が、ずっと多く見てきたもんな、と、私は思う。
「勝つことより負けることの方が多いんですけど」と、いつかのヒロインで、カツオさんは言っていた。一勝の裏には、たくさんの悔しさと、そして信じられないほどの努力が、きっとある。
一度だめになったくらいでも、私はすぐに心折れそうになる。ちょっとうまくいかなかっただけでも、「ああもうこれは私には無理なのかもしれない」と、すぐ考えてしまう。それだけならまだしも、「まあ向いていないから仕方ないな」とか、「運が悪かったな」とか、いいわけみたいなものまでつい、考えてしまう。
だけど大人になればなるほど(もう私もずいぶんいい大人である)、いいわけほど、かっこわるいものも邪魔になるものもないよなあ、と、思う。そして気づくのだ。カツオさんは、一切、まじで一切まったく、いいわけというものをしないよな、と。
打たれたときは、「今日はまったくうまくいかなかった」と、もちろん反省する。そして、うまくいかなかった原因と、とことん向き合おうとする。ずっとずっと、自分をアップデートしようとする。年齢を重ね、若い頃とは体だってまったく変わってくる中で、いつも同じでは絶対にいられない中で、その中で知識と経験と工夫で、ひたすらに壁を乗り越えていこうとする。
そしてうまくいったときは、いつも「壮真がいいリードをしてくれたので」「ムーチョのリードがよかったので」と、キャッチャーに感謝する。
きっとこれが、カツオさんの「続ける力」の元になっているのだろう、と、思う。
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